Aquaです。
【前回のあらすじ】
フローラが生まれ、一家はサン・マイシューノへ引っ越しました。
【主な登場シム】
ウィロー・ウォルター
Walter Willow
願望：ボディビルダー
特質：自信家 陰気 ブラザー
ウィロー七代目。
こう見えて結構動けます。
ドラモンド・エルミニア
Herminia Drummond
特質：外交的 大食い 悪人
好きな活動：料理
ウォルターの妻。
何か夢があるようですよ。
ドラモンド＝ウィロー・フローラ
Flora Willow-Drummond
特質：一匹狼
ウォルターの娘。
大人しい子です。
英才教育
前回から少し時が経ちまして、
フローラは子供へと成長しています。
え？ 何？
幼児期をもうちょっと見ていたかったんですか？
つまり、Aquaが記事一つまるごと使ってひたすらに幼児を罵り倒す様を？
見たかったと？
なわけねえだろこれでいいんだよ平和で。
結構色白です。
声質は低めのスウィートボイス。
落ち着く声です。
ウォルター：仲が良いねえフローラとねえ。
エルミニア：あら羨ましい？ あなたもいっぱいお話すればいいのよ。
ウォルター：まあ、うん。……そいや、なんかあの子に吹き込んでない？
エルミニア：まさか。あの子は賢いし、そんなことして影響される子じゃないでしょ。
ウォルター：んーそうかあ。まあ賢いのはそうか。
エルミニア：で。そろそろどう？ 二人目。
ウォルター：うーんどうしようかな。フローラが寂しがらないかな。
エルミニア：大丈夫でしょあの子は。一人が好きそうだし。ちょっとぐらい次の子に構うぐらいなら許してくれるわ。
ウォルター：そうはいうけど子供だよー？ 大人ほどそう分かりやすいもんでもないと思うけどな。
エルミニア：まその時はその時で。
私はもう暫くはガキ幼児は勘弁なんですが。
エルミニア：（あの子のスペアがほしくないの？）
そら欲しいですよいつの代だって。
ジョジョ立ちみたいなスクショが撮れちまった。
はい学校行ってらっしゃーい。
ウォルターのフィットネススキルがレベル9に達しました。
願望達成まで、あと一息です。
なにげに歴代ウィローで初の願望達成シムになるかもしれません。
キャリーは後一段階残して引退し、
ベルは願望とは無縁の状態、
ほかもそこまで興味なしといった感じでしたからね。
まあボディビルダーが比較的達成まで楽というのもありますが。
あれ？
そういえば、スキルが8を超えたのに
「もはや過ぎた道」だったかなんだかの退屈ムードレットがありませんね。
てことはあれは冒険好きなシム特有の状態だったのでしょうか。
近頃ウォルターは、
ジムへ来る度にドリンク作りの練習をしています。
もういっそ進んでしまいなさいよ、料理キャリア。
スキルも3あるわけですし。
そういうわけで、料理キャリアに進みました。
コネクションのボーナス特質を付けているので、
早速他より少しキャリアレベルが高い状態からスタートです。
職名が「バーテンダー」なのはたまたま。
……時間遅くね？
気がつくともうフローラが帰ってきていて、
一人で宿題をやっています。
ただいまぐらい言いなさい？
エルミニア：あらいつの間に。偉いじゃないの。終わったらご褒美にいい話聞かせてあげる。
フローラ：……。
エルミニア：いや、なんかこう、喜ぶとか……しなさいよ……。
無事宿題は終わりました。
フローラ：なーんだヴァンパイアか。ママ、私もうそんなので怖がるほど子供じゃないよ？
エルミニア：そう？ 強いのねえ。でも口ではそう言ってるけど、本当に目の前に現れたら流石に怖いんじゃない？
フローラ：あーそれは怖いかも。ねえそういうときってどうすればいいの？
エルミニア：よくぞ訊いてくれました。
エルミニア：ヴァンパイアってね？ 普段はそうと分からないように人間と同じ見た目をしているっていうのよ。だから相手がヴァンパイアだと気づいたときにはもう遅いのよ。
フローラ：えー？ お話と違うね？
エルミニア：ママが今話しているのは本物のヴァンパイアについてよ。お話の中のじゃなくて。一応勉強してるのよヴァンパイアのこと。
フローラ：勉強。ママがお勉強……。
エルミニア：で、そういうわけだから、不意にヴァンパイアと遭遇した時に助かる道は一つしかないの。それは「襲われないこと」。ヴァンパイアから見て「血を吸えない相手」って思われるのが肝要ね。
フローラ：そんなの運じゃない？
エルミニア：まあね？ でも確実なのがまた一つだけあるのよ。
フローラ：なあに？
エルミニア：フローラ、あなたも先にヴァンパイアになっていればいいのよ。
フローラ：ええっ。私が？
エルミニア：そう。そうすればフローラは襲われない。彼らからしたらあなたは仲間だから。ね？ 確実でしょ？
フローラ：あ……あっは……確かにそうかも……。
エルミニア：ママが普段勉強に使ってる本、フローラにあげる。
フローラ：あ、あ……ありがとママ。
フローラは、ヴァンパイアの書第一巻を貰いました。
エルミニア：そうだ、このことパパにも他の誰にも言っちゃだめだからね？
フローラ：そう？ まあ言わないけど。
なに、料理番組見てるんですか？
勉強熱心やなきみも。
エルミニア：二人目！ 出来てたわ！
ウォルター：をオーホントに！？ よかったあ！ じゃまたこれから大変だね。
朝食を作り、ドリンク作りを練習するウォルター。
なんといいますか、なんの取り柄もない当主だと思っていましたが、
今になって料理系を伸ばしてきましたね。スキルレベルも8だし。
ウォルター：これもエルミのお陰だよ。色んな意味で。
エルミニア：いぉんあいみえでょーうーごほよ。
ウォルター：お口いっぱいで喋らない。
エルミニア：ほぁい。
お、我らがフローラのお戻りだ。
今日は愛の日のイベントで何か良いことがあったそうで、
ご覧の通り元気に帰ってきました。
今日は宿題はせず、
近場の雲梯で遊ぶようです。
いいね近くに広場があるってね。
念のためエルミニアも同伴。
なんなら娘が遊ぶ横でバスケを始める。
元気な親子って感じですね。
良いことです。
一方、ウォルターは仕事に向かったそうです。
初仕事頑張ってくださいね。
フローラ：ママ、あの本面白いね！ まだ全部読めてないけど。
エルミニア：こないだあげた本？
フローラ：そうそう！ なんか私ヴァンパイアって好きかも。
エルミニア：あら好きになっちゃった？
フローラ：あっ……駄目だったかな。
エルミニア：いいじゃないの何かを好きになるって。ママは別に駄目とは思ってないからね。
フローラ：よかった。
エルミニア：でも流石に外とかパパの前で言うのはやめたほうがいいかもね。もう少し内に秘めてなさい？
フローラ：うん。
おかえりパパ。
フローラ：へえヴラディスラウス・ストラウドかあ恰好いいなあ……。今もどこかにいるのかな。
あいつはプラグに指突っ込んで死んだよ。
週末です。
ウォルターは、フローラと公園にやってきました。
エルミニアは妊娠中なので家で待機。
隣人のヴィーラントがいたのでちょいとご挨拶を。
ウォルター：どうもクーンさん。
ヴィーラント：やあウィロー君。お子さんの付き添いかな？
ウォルター：そんなところです。
ウォルター：最近なんかいいことありました？
ヴィーラント：ないよ。ぼくは所謂パパラッチってやつをやっているんだがね？ 近頃あんまり名の売れたシムが現れなくてね、そろそろ食いっぱぐれようとしているところさ。独り身で良かった。
ウォルター：あー。そういや最近の有名人ってネット上のほうが多いですもんね。
ヴィーラント：きみの叔母さんのようなのが現れてくれると嬉しいのだがね。誰かいないか、知り合いでも親戚でも。売れそうなやつ。
ウォルター：いやいやそんなん居たらこっちが教えてもらいたいくらいですって。
ヴィーラント：それもそうだよなあ。
あんまり語ることもなかったのでハイ翌日。
ウォルター：パパのごはんとママのごはん、どっちが美味しい？
フローラ：ママかなあ。
ウォルター：即答かい。
フローラ：だってパパの料理変なもん入ってるんだもん。
ウォルター：それが美味しいんじゃないかあ。だめ？
フローラ：だめだね。
ウォルター：そっかあ。
さあ二人目が生まれます。
おや、またも女の子でしたか。
名前はフクシアとつけました。
エルミニア：よーしよしフクシア、そんなにギャーギャー泣かなくていいのよ。あなたはどうせフローラの代わりでしかないんだから、気楽にしてなさい？ ん？
エルミニア：ッハハハ！！
これで子供は二人。
思わず高笑いするぐらい嬉しかったようです。
エルミニア：これでフローラが焼け死んでも安心だわ。
ウォルター：ようただいまぁフローラ。産まれたよ！
フローラ：どっちだった？
ウォルター：女の子だ。
フローラ：あっそ。まいいんだけど私はどっちでも。
フローラ：妹かあ。大人しい子だといいなあ。
ウォルター：（しっかしこの子もまあ大人しいなあ。何考えてるかわかんないや……）
翌朝。
食事を終え、フローラは学校へ向かいます。
今週も頑張って。
キリがいいので今回はここまでにしましょう。
いってらっしゃい。
