Aquaです。
【前回のあらすじ】
フローラが休眠に入りました。
【主な登場シム】
フィッツモーリス・ジェイニー
Janie FitzMaurice
願望:最高に幸せな家族
特質:怠け者 アウトドア好き
ウィロー九代目。
またしても独りになってしまいました。
リーヴィス・フクシア
Fuchsia Lieavis
特質:オタク 被害妄想 物質主義
職業:科学者
ジェイニー義母・フローラの妹。
今では二児の母です。
孤独
フクシアが科学者の道を歩み始めたようです。
フフン、あの子らしいな。
週末ですよ。
何して過ごします?
ジェイニー:まずごはん。
うんうんそれが宜しい。
お。
セージが育ってますよ。
収穫しましょう。
ジェイニー:庭仕事。楽だから好きかも。
いやまあその程度だったら楽ですよ。
もっと増えてご覧なさい、
平気で半日消し飛びますよ。
ジェイニー:それにしても……寂しい。
でしょうねえこの家は広いですし。
ジェイニー:そうじゃなくて。
わかってますよう。
生まれてすぐに父親が凍死し、
子供の頃には冬祭りの日に母親が“謎の過労”で亡くなり、
育ての親は行方知れず。
望ましい環境ではありませんよね。
それに彼女は高校生。
たったひとりで週末二日を過ごすというのは流石に飽きるでしょう。
怠けるにしてもいつもと違う怠け方をしませんと。
と、いうことで。
まだ春ですが、スラニに来ました。
やることと言えば単純明快。
とにかく色んなところで休む。
これだけです。
ジェイニー:ああ……あれの上で休むのも……いいかも……
ジェイニー:ふう…………ふう……
いや休むてそういうことかい!!
それなら横になってたほうがいいよ!!
なんか天気が曇ってきました。
運が無いなあ。
まあ日焼けを抑えられるという点では良いか。
Aqua的にはこの曇り方好きなんですけどね。
(つって外歩いてたら雷ドゴーンして震え上がったのが先日の夕方)
結局日が暮れるまで何もせず過ごしました。
本当に何もしなかった。
雨まで降ってきよったわ。
帰りましょうか。
あまりにも何もしなかったため誰とも関わることが無く、
とうとう悲しくなってしまいました。
困ったな。
Aquaもよくそうなる側の人だからどうすればいいかわからないんだよな……
ジェイニー:寂しいよお母さん……。
ジェイニー:泣いても出てきてくれるわけじゃない……どうにかしないと……。
取り敢えず家やその周りにいては何も変わりません。
公園でのんびりと釣りをすることにしました。
ジェイニー:時間の無駄になったりしないかな……。
なに言ってんすか時間無駄にするの好きでしょあんた。
ジェイニー:そうだけど。
何釣ったの。
ヒメハヤですか。
珍しいんじゃないですか?
初めての釣りで金魚以外を釣り上げるというのは。
と思いましたがひいおじいちゃんも初めての釣果はヒメハヤなんでした。
失敬。
……これこないだっから頻繁に起こってますけど何が原因なんだろうなあ。
シムが生成されるタイミングで起こるのまではわかったんですが。
まいいや今は。
おや、あれは。
フクシア:どしたん? 話聞こうか? 大丈夫?
ジェイニー:いや、もう……寂しすぎてどうにかなりそうで……
フクシア:学校に知り合いとかおらんの?
ジェイニー:同級生は全然。喧嘩したやつなら何人か……
フクシア:うちやお姉と同じやね。難しいよね同級生って。
ジェイニー:難しい……
フクシア:よかったらうちの子ら見てく? ってそーいうんじゃないんだよね。同年代がいいんでしょ。
ジェイニー:まあ……そう……。
フクシア:うーーん難しいなあ。
ジェイニー:でもそれよりも、どっちでもいいからお母さんに会いたい……。
フクシア:そればっかりは叶えるのは難しいねえ。特に実母のほう。死んじゃってるもんね。
ジェイニー:はあ……生き返ってほしい……
フクシア:気持ちはわかる。うちも両親とまともに話せないうちにバタバタ死なれたし。会えることなら会いたいけど、化けて出られんのは嫌。
ジェイニー:化けてでも出てきてほしい。
フクシア:ああごめん、うちちょっと用事あるから。またなんかあったら言いなね。
ジェイニー:はい……
フクシア:ちょっとは吐き出せた?
ジェイニー:まあちょっとだけ。
もう少しフクシアと話させてあげたかったのですが、
残念ながら帰ってしまいました。
ジェイニー:お義母さーん。……は、いない。
ジェイニー:何か面白いものとか……あれ?
ジェイニー:なんだろこの本。エンサイクロ……ペディ、ア……ヴァンピリカ。ヴァンパイアの本?
ジェイニー:お義母さんこんなのに興味あったんだ。なんか意外。なりたいのかな、ヴァンパイア。
ジェイニー:……いやまさかね。いるわけないし。
ジェイニー:ヴァンパイアなんかより幽霊にいてほしいな。お母さんと……それからできればお父さんにも会ってみたい。
幽霊だったら運が良ければそこらで会えますよね。
特定の誰かとなると難しいかもしれませんが、いることにはいます。
バーやナイトクラブなら特にね。
まあティーンの身では面白くないと思いますけど。
ジェイニー:ぐう。
宿題やるんですか?
偉いですね。
ジェイニー:お義母さんはやらなくていいっていったけど、学校はやれっていうから。
ジェイニー:はあ……結局こんなんで土日終わりか。
翌日、
学校からジェイニーは一人でした。
「友達を作る」をさせたはずなのですが、
どうやらできなかったようですね。友達。
おまけに悔しさでいっぱいなんだとか。
あーあーあー泣いちゃった。
可哀想だなここまでくると。
いやお前。
フクシア:そんな無理に作ろうとしなくてもいいのに友達なんて。
ジェイニー:でも寂しいのは嫌。
フクシア:それはそう。
ジェイニー:きのう釣りした話をしてみたら、私よりもっとできるやつがいて……
フクシア:あーそれは悔しいね。あんたなんか好きなものとかないの?
ジェイニー:別に……パソコンもないし……
フクシア:あっそっかあ。なんかのめり込んだら孤独とかどうでもよくなるんだけどな。
ジェイニー:そんなこと言われても。
フクシア:とりま鏡で自分のこと励ましてきな。
あ、コメディ&いたずらフェスティバルやってますよ。
参加するしないはおいておいて、
ちょっと行ってみません?
ジェイニー:えー今めんどくさい
なんでそうなるんだよ気持ちはわかるけど。
無理矢理連れ出しましたよ。
ジェイニー:なんだろこれ。
知らね。
シドニーが何かジョークを言っていますねえ。
体調の方は良いと見える。
あら終わってしまいました。
まあ寒かったものね。(色んな意味で)
シドニー:どうだった? うちのネタは。面白かったでしょ。
ジェイニー:えっ、うーんと……どう、かな……
シドニー:面白くなかったってか。残念だなー。でも最後まで聞いてくれてたよね、ありがとう。
そういえばジェイニー、ルシアンとはあの後仲直りできたんですか?
出来てたらあんな週末にはなってないか。
シドニー:あ。おたくあれ? 弟の同級生? もしかしてグループおんなじ?
ジェイニー:そうですけど。
シドニー:なあんだあそうだったんだ。こないだ喧嘩したしょあいつと。なんかよくわかんないけどキレてたもん。
ジェイニー:しました。
シドニー:あんま気を悪くしないでね? あいつこないだは虫の居所が悪かったらしくてさあ。
ジェイニー:はあ。
シドニー:あんたもなんか喋る? そこのマイク使って。
ジェイニー:いや……うまく喋れないし……
シドニー:そっかあそれじゃしょうがないね。
両チーム引き分けました。
操作シムが参加してないといつもこうなるんですかね?
二日後。
なんとなーくですが独りに慣れてきたように見えます。
見方によっては諦めたとも。
まあフクシアやシドニーとちょっと話しましたからね、
今のところ社交ゲージのほうはまあまあ大丈夫です。
あくまでも「少しマシになった」程度ですが。
あとセージの収穫もその時の気分でやってます。
ジェイニー:でもやっぱり……独りはやだなあ。今日も独りのまま終わった……。
あんまりアレならフクシアを頼ってみましょ?
ちょっと臆病なところがありますけど大丈夫。
きっと相手してくれますよ。
ジェイニー:そういう話じゃ…………うぁ……?
ジェイニー:…………ぅあれ……床で寝てた……ちょっとだるいかも
色々気にしすぎて疲れたんじゃないですか?
そんなことない?
ジェイニー:うん……
変な夜ですねえ。
早いとこベッドに入って休みましょ。ね。
ジェイニー:そうする……
ジェイニー:おやすみなさい。
はいおやすみなさい。
生きてりゃいいことありますよ、
お疲れ様。