Aquaです。
【前回のあらすじ】
ウィロー・ベル、人魚の姉に置いてけぼりを喰らうも、ビーチから自宅まで二時間もの継続遊泳に成功ッ！！（成功ッ！！ じゃないが）
【主な登場シム】
ウィロー・ベル
Bell Willow
願望 ソウルメイト
特質 悪人 一匹狼
ウィロー家三代目候補。
姉たちと違い人間の身に生まれたようです。
モロニー・ブリタニー
Brittany Moroney
特質 正気でない 外交的
種族 人魚
ベルの異母姉。
こちらは人魚です。
モロニー・ケイシー
Casey Moroney
特質 盗み癖 悪人 ロマンチック
職業 保育士
ブリタニーの母。
善人の義兄が居ますが、家を出ていきました。
アクアジップでふっ飛ばしてけ
ベル：料理してんのー？
ブリタニー：うん。やっぱママじゃあ心配だからね。
ベル：偉いじゃん。
品質が「普通」のガーデンサラダが出来上がりました。
前回ケイシーが作った料理は「悪い」ものだったんで、この時点で既に料理の腕はあるということになります。
ケイシー：何？ 美味しそうなもの作ったじゃないの。私へのあてつけ？
ベル：ブリティにそんなことする脳味噌なんて無いでしょ。
ケイシー：それもそうね。
夜九時半。
（部屋が違うケイシーも含めて）一家揃って眠りにつき、
翌朝六時に揃って目を覚ます。
健康的ですが、ちと寝過ぎでは？
楽しさ及び水分が足りていなかったブリタニーは、先に少し泳ぎ回ってから学校へ。
すごいなあ泳いでから学校だなんて考えたこともないですよ。
ちなみに、前回も記事冒頭で触れましたが、アップデートは当分しません。
高校パックもその当分の倍ぐらいの間は購入しない方向で考えています。
バグだらけのシムズとかやってられませんからね。
他のゲームとはわけが違いますから。
やけに集中した様子でベルが帰ってきました。
一方学校でなにかあったのか、ブリタニーは爆発寸前です。
もうそれほぼ死ぬ一歩手前みたいな感情なんですが、学校って随分怖いところですね？
怒ったまま海へ。
頭を冷やすと良いでしょう。
そうだ、イルカを呼び出して話聞いてもらえばいいんじゃないですか？
アオイルカ：（首を横に振る）
……うん？
おはなししたくないって？
餌もいらない？
撫でられるのも嫌なんですか？
もしかしてブリタニーの感情が伝わっているんでしょうか。
水を通して。
しょうがない、できることはありません。
帰ってもらいましょう。
ごめんね、イルカちゃん。
その後は日暮れまで怒りの爆泳。
人魚ですし泳いで怒りがスッと収まるのを期待したんですが、そういうの無いんですね。
ちょっと意外。
おっと帰るや否や急にベルを怒鳴りつけました。
そうでした、こういうのって悪人だけでなく正気でないシムもやるんでしたね。
怖い家だ……。
なんならケイシーも後に続く始末。
理不尽ですねえ、ベル大丈夫かい？
と思ったらすかさず侮辱で反撃。
さすがは悪人です、強いですね（）
で、この二人、いやブリタニーも含めて三人の面白いところは、
直前まで怒鳴ったり侮辱したりしていたにも関わらず、
何もなかったかのように楽しげな会話をするところ。
今は何かベルが悪巧みを披露して、ケイシーがいいねいいねといった感じに拍手をしているところです。
こういうの日常茶飯なんですね。
ケイシー：はァーーーーー面白かったわ。あなたもいい子に育ってきたじゃない。
ベル：おばさんのおかげ。悪いことって考えるだけでもすっごい楽しいもんね。
ケイシー：わかってきたじゃない。考えるだけじゃなくてやってみるのも乙なものよ？
ベル：そうだねえ何しよっか。
ケイシー：それを考えるのがまた楽しいんでしょ？ フフフ。
その間ブリタニーはまたずっと泳いでましたとさと。
翌朝。
今日はそっち向きに寝てるんですね。
これベッド二つ置きで向き合って寝ることってあるんでしょうか？
ブリタニー：あたし今でもよく分かってないんだけどさ、ベル、結局あんたってあたしのなんなの？ 妹？ いとこ？ それとももっと遠い他人？
ベル：いや人が違う時点で他人は他人でしょ。
ブリタニー：そうじゃなくてその、身内なの？ 身内なら何にあたるの？ って。
ベル：妹って言われてるけど。最初はびっくりしたよねー。
ブリタニー：ねー。
ケイシー：あなたたちはれっきとした姉妹よ。安心しなさい？
ブリタニー：じゃなんでベルはママのこと「ママ」じゃなくて「おばさん」って呼んでるわけ？
ベル：だって実際老けてるし。
ケイシー：もう死んだけどベルにはベルのママがいたのよ。
ケイシー：ベル、あんたは死刑。
ブリタニー：で？ あたしらのパパは？
ケイシー：同じ人よ？
ブリタニー：ベルは知ってる？
ベル：そりゃあ一緒に住んでたもの。
ブリタニー：じゃあなんでベルだけここへ来てあたしらのパパは居ないわけ？
ケイシー：ベルのお母さんに頼まれたのよ。あの家はね、ベルのお母さんがいなくなった時点で、もうベルとお父さんしか残ってなかったの。何を思って頼んできたか知らないけど、半分ボケた老人一人に子育ては重すぎるって判断したんじゃないの？
ベル：じゃあウチと一緒に連れてこなかったのは？
ケイシー：私の判断。既に子供が一人いて、そこに一人増えるのに、もうひとつ干からびたジジイが増えたら邪魔で邪魔でしょうがないでしょ？ 私はあれから欲しいものは手に入れてるし、もう用済みよ。
ブリタニー：言い方わっる～。
ケイシー：そんなこと話してる間に学校よ。ほら、早く行かないと一緒にゴミにして業者に持ってってもらうわよ。
ブリタニー/ベル：はいはーい。
十五時、ピッタリ揃って帰ってきました。
今日はベルが苛立ってますね。
その横でブリタニーがなんの気なしに人魚のハミングをする図がまたシュール。
ブリタニー：ねね、あたし今体乾いてるからさ、泳ぐついでにビーチ行こうよ！
ベル：どうりで生臭いと思ったよ。また置いてったら三枚おろしにしてからぶっ殺すからね。
ブリタニー：おろされた時点で死んでるよ！
怒りのままに砂の彫刻をぶっ壊すベル。
活き活きしてますね。
その後少しリラックスしていたらだんだんと落ち着いてきました。
ベル：人魚が二匹……よくもまああんな何もなしに泳ぎ回れるわ。あんなのの何が楽しいってのよ。
ブリタニーでないほうの人魚はウクパニポ氏ですね。
人間のデフォシムでは元ティーン組までが世を去った中、ご顕在のようでなにより。
人魚ですから、Aquaとしてはもっと泳いでもらって構わないんですがね。
基本的に人魚って綺麗ですから、とにかく沢山スクショ撮りたくなるんですよね。
あんまり良いポーズはしてくれませんが。
ビーチと言えば他のシムとの交流も期待できますが、
そんなものベルは求めてません。
外交的なブリタニーとは違って一匹狼なので。
ベル：ウチに声を掛けるな鬱陶しい！
こんなんで願望「ソウルメイト」なんですよね。
この調子じゃあ恋人どころか知り合いすら作れなさそうです。
どうにかしなきゃ。
一人ですることもないしと海を泳いでたら、良いものを見つけました。
アクアジップです。
ジェットではありません。ジップです。
ベル：待って？ これあればブリティにも追いつけんじゃない？
ブォオオオーーン。
初めてであるにも関わらずすごい乗りこなしてます。
素晴らしい運転技術です。
ベル：おら。おらおらおら！ どけどけどけ！
ブリタニー：あっぶな！ ぶつかったらどうすんのよ！ ていうかなにそれ！ はやーい！
ブリタニー：家まで競争しよ！
ベル：いいよー？ 流石にいくら人魚でも文明の利器には勝てないでしょ！
ブリタニー：フッフッフ、人類の叡智を以ってしても解明できないのが人魚ってもんよ！
家が見えてきました！
わずかにブリタニーが優勢です！
ブリタニー：うぶぁっ！ ちょっと！ 水掛けるなんて酷いじゃないの！ このカバ！
ベル：人魚がそんなこと言ってどうすんのよ！
ベル：ああっ、ちょ、こら待てー！ もう競争終わってるでしょ！ 船から岸までで差ぁつけるとか卑怯よ！
ブリタニー：もっと岸に寄せて降りなかったほうが悪いんですぅー！ はぁーいブリティの勝ちデース。
しかしアクアジップか、良いものを見つけましたね。
うちでも買いますか。
買いました。
ケイシー：ぶぁぶっ！ ちょっと！ 轢き殺す気！？
ベル：ごめんおばさーん！
ケイシー：はー危なっかしくて泳いでなんかられないわね。……楽しそう。
ケイシー：ちょっと待って？ なんであの二人さっきからずっと何回も同じタイミングで跳ねてるの？ 仲良し？？
ベルはこれが相当気に入ったようです。
あれから数日立ちましたが、もう毎日乗り回しています。
その間に知り合いができたかというとその辺はゴニョゴニョ……
一方人魚のブリタニー。
最近ベッドではなく人魚の姿のまま、海で寝ることが増えました。
優雅なんだか横着なんだか。
起きました。
なんていうか、自由ですね。
さてと、今回はこのへんで終わりにしますか。
そろそろ他のこともしないとですよね。
何がいいでしょう、
スラニだけだと狭いですからねえ、ちょっと考えないと……。
またクラブとか作ってみます？
ケイシー：そういえばベル。実はね、あなたにはまだ一人お姉さんがいるのよ。それも両親とも全く同じの。
ベル：は！？ え！？ え、聞いてない！ ねえウチの身内一体何人いるわけ！？
ケイシー：今度で最後のはずよ。
ベル：もヤよーすぐそうやって身内増えるの！ ウチがいつ宝くじ当てたのよ！
ケイシー：もし当てたら教えなさいね。預かっておくから。
ベル：それ絶対帰ってこないやつ！！
続きはまた次回。
明日も14:00に投稿いたします。
では。
