Aquaです、基本的に「前回のあらすじ」を真に受けてはいけません。
【前回のあらすじ】
不味い自撮り検定に落ちたナルシストがカラオケで仕事探してダンスクラブでうっかりダサい服着ました。
ドン。
【主な登場シム】
ウィロー・アマリリス
Amaryllis "Marie" Willow
願望 パーティー好き
特質 ナルシスト ダンスマシーン 完璧主義者
ウィロー家の始祖シム。
毎回打ち込むには長いのでマリーと呼びます。
どこ行ってもセレブばっかり
ソーシャルメディアの仕事終わり。
初日から昇進して帰ってきました。
昇進しても服はダサいままです。
マリー:はよ着替えよ……。
マリー:どうこれ。新しいパーティー服! カッコいいと思わなーい??
結局腰は出していくスタイル。
マリー:被ってなきゃなんでもいいんだよ!
フィアス・ドミニック:今日も来てくれたのか、ありがとう。
マリー:そりゃもうウチだってスピン・マスターの一員なんだしー?
ドミニック:そうだね。一緒に楽しもうや!
マリー:こないだはいつの間にか寝ちゃってたけど、今日はおもっきし目立ってやんだからね!
ドミニック:ハハハ、楽しみにしてるよ。
マリー:フッフーン! 更に上達したウチのダンス術を見るがいいわ!
近頃家でも鏡を見ながらダンスの練習してるんですよ彼女。
おかげさんで、本人が言う通りすごい上達してるんです。
見てやってくださいな。
マリー:言うなっての。
マリー:どうよ!!
マリー:……あれっ、全然ウケてない。
ドミニック:ぼくは良かったと思うよ。
マリー:そういってもう次センターで踊る気マンマンじゃん。
マリー:ええいもう一度! 今度はもっと高度なやつをやってやるよ!!
はい、得物をくるくるーっと。
マリー:すっごいダサくなるからその言い方はやめてくんない??
じゃあなんて言えばいいんですか?
マリー:さあ……。 ……今度はウケたでしょ! どうよ!
まあさっきよりはちょっとだけ。
マリー:クッソオオオオオ!!
それどころか、あとから現れたセレブ(ブローク・ダスティン)に場の空気を持っていかれてしまいました。
マリー:はー?? 今日はウチが主役……いやいつだってウチ主役なんだが?????
もう皆ダスティンかビートのことしか考えてません。
いくらマリーが踊ろうとまるで無駄です。
むしろどっちかに合わせないほうがイケてないみたいな雰囲気ですらあります。
マリー:はん!! もういい! ウチ帰る!!
さて、仕事の話です。
出勤すると例のダサダサ仕事着を着ることになるので、
今日は自宅勤務とします。
ノルマは二つ。
執筆スキルを磨くことと、五人のシムにいたずらをすること。
マリー:執筆ってどうすんの?
パソコンで練習するんですよ。
まあこの家にはないので、図書館に行きましょう。
マリー:練習っつったってどうすんのよ……。書式とかあるでしょ?
あ、そういうことは今は気にしないで頂いて、
マリー:そう言われても。例えばほら、横書きと縦書きだと向きが変わる字とかあんでしょ? 他にも幅によって文字数が変わったりとか、
だから気にしないで頂いてつってんでしょうが。
マリー:できるわけがないだろう!?!?!?!?!?!?
司書:なにかお困りですか?
マリー:あ、いや、別に。
司書:そうですか? 何かあれば言って頂いて構いませんからね。
マリー:(声掛けられちゃったじゃあんこんな恥ずかしい場面で。ムカついた、こいつにいたずらしたろ)
その「いたずら」が単なる馬鹿げた噂。
随分と……なんというか無難なところを選びましたね。
※この後しっかり五人分にいたずらをして周りました。
今日のノルマは達成です。
ここで少し時間を遡りまして、こちらは前回のギークコンです。
↓ギークコン↓
最近家族揃って少しだけ話題になったデフォシムの、ゴス・モティマーさんと出会いました。
そうですね、公式の手によって改変されてしまったゴス家のお父さんです。
実はここに写っているのは旧モティマーなんです。
Aquaが(デフォシムとしては例外的に)手を加え、旧ゴス家に新版要素を混ぜ込んでみたものです。
といっても彼に関してはほぼほぼ新モティマーそのまんまになってますね。
モティマー:やあ、見ない顔だな。サン・マイシューノは初めてかい?
マリー:そうねー初めてっすね。
モティマー:さっきゲーム検定をやっていたね、良いものを見せてもらった。
マリー:落ちましたけど。
モティマー:大事なのは参加することさ。
マリーちゃん、モティマーさん相手にもナルシストを発動しています。
モティマー:ハッハッハ。きみ愉快だね。この辺りにはお似合いのシムだ。良ければあとですぐそこのカラオケバーに行くと良い。気の合うシムに出会えることだろう。
マリー:自分大好きな連中が集まってるとか?
モティマー:いやいや、そういうシムたちが集まったところで仲良くなれるはずがないよ。もっとこう、きみが一緒にいて楽しめるようなシムさ。
マリー:ふうん。じゃあ行ってみようかな。
モティマー:楽しんでくると良い。
マリー:ふう。随分じめっとした人がいたもんだね。ああいう人は大抵ウチのことなんておだててるだけだわ。
話を戻します。
図書館で執筆スキルを少し上げたマリー。
お腹が空いたのでカフェにやってきました。
そこにまたも現れたブローク・ダスティン。
セレブというのは行く先々に現れますね。
お店の他のお客たちはもうダスティンのことで頭いっぱいです。
困りました。
マリー:あいつらウチが目立つの邪魔してんでしょ。
うーん。どうなんでしょうね。
マリー:だってどこに行っても居るんじゃいつまで経ってもウチにシム寄って来ないじゃん。
そこは名声を上げていけば、いつか必ずなんとか――
???:サインしてもらっていいですかあ?
マリー:ウチがああやってサイン求められるようになったりすんのお? 誰だよこんなところでそんなもの頼んでるのは。
モティマー:「モティマーくん」って書いてください!
マリー:ズコーーーーーッ!!
モティマー:ありがとうございます! どうもでしたっ!
なにやってんだこの親父は。
マリー:モティマーさん、さっきのは……えっと……
モティマー:おお、きみか。また会うとは思わなかったよ。元気かな?
マリー:いや、そうじゃなくて、あの、サインが、その……
モティマー:私のサインが欲しいのか? きみがそんなに物好きなシムだとは知らなかったな。どの本が好きとかあったら教えてくれ。
マリー:そういうことじゃなくってね?????
モティマー:なんだ? きみは本当に愉快なんだな。
マリー:だめだこれ話通じないわ!
ドミニック氏からフェスティバルに誘われました。
何故かここにも居るモティマーさん。
水煙草をブロロロローっと
マリー:しようとしたらむせた。ゲッヘゲッヘ。
まあむせない方がおかしいってもんですよ。こういうのは。
マリー:ところでドミニックさんウチのことお祭りに誘っておいて全然こっち来ないんだけど。どこで何やってんの?
向こうでセレブに声かけてましたよ。
マリー:チクショーー!! どいつもこいつも!!
マリー:ああ……あれはこないだの……
大女優ウォード・ジュディスが今日もセレブのオーラを放っています。
そろそろマリーの頭がおかしくなっても不思議ではないです。
マリー:ほんとにウチもああなれんのかな……
なれます。システム的にはやることやれば絶対なれます。
マリー:やることって?
自撮りとか。
マリー:ほんとー? じゃあ今日も帰りに撮っちゃお。はぁいウチ可愛い~~!
マリー:鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだーあれっ
マリー(裏声):モチロンマリーサマデスゥ
マリー:フフフ知ってたよって寂しすぎるわいくらなんでもこんなの!!
結構鏡の演技良かったですよ? 女優目指せば?
マリー:イヤだよ誰も褒めてくんないでしょどうせ。
すっかり自信なくしてますね。今回はここで終わりにしましょうか。
また次回~。
マリー:逃げる気か!