Aquaです。
【前回のあらすじ】
ネガティブな妻とキレやすい夫。
【主な登場シム】
ローズ・ジョスリン
Jocelyn Rose
願望:群れのリーダー
特質:アウトドア好き ナルシスト せっかち
ウィロー五代目。
特質だけ見るとすごく付き合いづらそう。
ローズ・クラーラ
Klara Rose
特質:ロマンチック 陰気 野心家
職業:スポーツ
ジョスリンの妻。
こちらもこちらで面倒そうな特質構成。
ローズ・ディーン
Dean Rose
特質:クリエイティブ
ジョスリンとクラーラの息子。
やっぱり金髪なのね。
みな我らの子なり
前回あんなんでしたが、
朝には仲直りしていました。
よかったよかった。
クラーラは仕事、ディーンは学校に行っています。
家にいても仕方がないので公園に来ました。
ジョスリン:んお!? 大伯母さん!
久しぶりにブリタニーを見ました。
まだまだ来春中頃まで彼女の寿命が残ってます。
ここまできたら伝説ですよもう。
ブリタニー:あなたベル……っぽいけどなんか違う気がする。
ジョスリン:俺ジョスリン。ベルって誰だ? 大伯母さんの知り合い?
ブリタニー:あたしの可愛い妹。ついこないだまで一緒に住んでたんだけど、あの子ったらどっか引っ越して行っちゃったのよ。
ジョスリン:悪いけど大伯母さんの妹ってことは同じぐらい相当な年寄りだろ? 俺は見てないよ?
ブリタニー:そうお?
ジョスリン:いつ頃いなくなったんだ?
ブリタニー:えっと……ああ、そう、私の子供にね、シェリーっていうのがいるの。それが結婚した時ね、一緒にいなくなったんだわ。
ジョスリン:だいぶ前の話じゃんかよ。あの人の娘は俺の学校の後輩だよ?
ブリタニー:そうなの?
ジョスリン:でもベルなんて名前は聞いたことないなあ。
ブリタニー:ほんとに? こないだシェリーの家に遊びにいった時いたわよ?
ジョスリン:居場所分かってんじゃんか。
ブリタニー:でもシェリーがいる時はいないのよ。どっちかしかいないの。
ジョスリン:たまたまだろ。
ブリタニー:あなたきょうだいはいる?
ジョスリン:いるよ。弟と妹が二人ずつ。
ブリタニー:あらそんなに。今度会いに行ってみようかしら。なんかねえ、あなたからベルと同じ匂いがするのよ。
ブリタニー:だから匂いて何よ。
ジョスリン:え?
ブリタニー:え? 今ベルいなかった?
ジョスリン:え? い、いや?
ブリタニー:えぇ……今いた気がする……
ジョスリン:いや大伯母さんが一人で喋ってただけだけど……
ブリタニー:そう? おかしいわあ声は聞こえたのに。
ジョスリン:なんだこの人……
学校帰りのディーン。
家にはお絵かき台がないので、
図書館に来ました。
やっぱりね、お絵描きって楽しいですからね。
いっぱい描きましょう。
本を返しに来た子供が話しかけてきました。
名をアトキンズ・ジョイスといいます。
ネギ君とアニタの娘です。
ジョイス:やあ。何を描いてるんだい?
ディーン:んー? 三角とか丸とかかな。
ジョイス:ん? そういう形で描けるものってこと? おでんとか?
ディーン:いやいや、何ってわけじゃなくてね? いろんな形を繋げたり並べたりしてるだけ。
ジョイス:へえ面白いねきみ。いつもやってるの?
ディーン:ううん。あんまり。家じゃできないから。
ジョイス:そうなんだ。描けたら見せて。
ディーン:え。どうしようかな……
ジョイスは自信家なんだそうです。
できました。
なんだろうこれ。
なんか邪悪な色してますけど。
さて、今日はクラーラの誕生日です。
ゲストにはキャリーと友達二人を招待……したはずでしたが、
なんとキャリー以外の二人は来ませんでした。
まあ呼んだのが当日だったからな……。
ジョスリン:美味しいケーキ作ってやるからな。待ってろよ。
クラーラ:ありがとう。ほんとは自分で作りたかったんだけどなあ……。
ジョスリン:やめとけ。この俺が作れば間違いないから。
クラーラ:そうねえ。こないだのサモサ酷かったもんね。
ジョスリン:悪かったって。
うわ。
なんだこのムードレットの量。
はいじゃあろうそく消してー。
クラーラ:……消えないよお。
ジョスリン:もっかい!
ディーン:頑張れ!
クラーラ:えーでもそれでも消えなかったら……
ジョスリン:んなことないからとにかく吹けっての。
無事ろうそく消えました。
ジョスリンとキャリーがおめでとうの歌を歌う中何故かクラーラは外へ。
そのままなんかよくわからない場所で歳を取りました。
なんか前もこういう事なかったっけ。
キャリー:ねえディーン。冬祭り何か良いもの貰った?
ディーン:えー? 冬祭りって何?
キャリー:あれ、お祝いしなかったの?
ジョスリン:色々あってな……俺もクラーも機嫌が悪くてそれどころじゃなかったんだよ。
キャリー:そうなの。でも子供は甘やかしたほうがいいよ? 私は子供持ったことないけど。
予言通り見事にスルーされた今年の冬祭り。
来年はどうなるでしょう。
キャリー:そうだ、そろそろ大晦日だけど来年の抱負は決めておきなさいよ。私は忘れちゃってたから。
ジョスリン:忘れるなんてことある?
キャリー:それがねえ、あったのよ。叶えられなくてもいいから、なんか一つでもあると楽しいよ。
ジョスリン:わかったよ、忘れないように立てとく。
アメリア:誕生日おめでとう。
クラーラ:ありがとう!
アメリア:きのうは行けなくてごめんね? 急だったからさ。凹んだしょ。
クラーラ:うーんまあちょっとね。
アメリア:だいぶ凹んだなその感じだと。
クラーラ:Boo!
アメリア:うわぇっ!?
アメリア:なぁーにすんだよあんたぁー。
クラーラ:ハハハ。面白い顔してたよ。
アメリア:おも……フヘヘww もうくだんないことしてww
クラーラ:ハハハハwww
午後は一家でクロックの家へ。
いつぞや「クロックとキャリーは大晦日辺りが寿命」と書きましたが、
MCCCで寿命を見てみたところ、もう二日三日ほど生きられるようです。
アビーはティーンになったんですね。
特質を訊いておきましょうか。
ジョスリン:アビーお前、なんか好きなものとかある?
アビー:美味い食べ物が好き!
ジョスリン:キャリー叔母さんみたいなこと言うんだな。
クロック:お陰で最近は大変なんだよ。ちょっとでもよくない料理作るとああだこうだいうからさ。まあアドバイスしてくれるのは嬉しいんだが、いつも言い方がキツくて。そのくせ自分では作らないんだよな。
アビー:当たり前じゃん、何も言わなくても皆が作ってくれんだから。
クロック:因みにジェラルドが作ったときが一番文句が多い。
美食家ですか……
「意地悪」「美食家」。
前者はサンディー、後者はキャリーが特質として持っていました。
ジョスリンの次はアビーと思っていましたけど、
ちょっとこれじゃ面白みがないなあ……。
まるでクロックみたいですね。
彼も特質が祖父母と同じだったがために四代目になれなかったんですよね。
クラーラ:こないだもう一人作ろうかジョーに訊いたみたいですね。
コートニー:「息子に何訊いてんだ」って返されちゃった。
クラーラ:確かお義母さんってお義父さんよりちょっと年下ですよね? それなのにそんなに若々しくて……何か秘訣とかあるんですか?
コートニー:沢山産むことかな。
実際、このデータの何処かにそういうシムがいます。
クロックやキャリーより歳上なのに、六人も産むことで老化を免れているシムが。
あとは鍛えるのも有効ですね。
限界まで鍛えたブリタニーとシェリーは全く老けなかったし。
アビー:んでアンタがここにいんのよ、余所者は出てって。
コートニー:こら。お義姉さんになんてこと言うの。
アビー:先にアタシを侮辱したのはこいつだから。
クラーラ:私は忘れてないよ。あんたが先にディーンをいじめたこと。それはもうお義母さんに言ったからね。
アビー:う……
クラーラ:いらん事するからこうなるんだわ。重ねて叱られるといいわ。
アビー:く……くぅぅ……!
仲悪いなあこの二人。
ジェラルド:あぁーーーーーッ!! 兄い!! 世界が! 世界が終わってしまう!!
ジョスリン:オイオイオイオイ、歳が明けたら世界が終わるって? んなこたねぇよ、大丈夫だ。
ジェラルド:ほ、ホントか!?
ジョスリン:ほんともほんと! お前ちょっと物事を怖がりすぎだ。
ジェラルド:そ、そうか……考え事が好きだとさ、つい良くないことまで頭がいっちゃってよくこうなるんだよ……
ジョスリン:にしてもお前怖がりすぎだろ。ディーンはお前に似てるけどそんなことないぞ?
ジェラルド:まあ言われてみればクロエもそうだな……
ジョスリン:クロエも物作り好きなタイプなのか。
ジェラルド:ああ。不思議だよなあ俺たち兄妹。外が好きなやつと作るのが好きなやつが交互でさ。……アビーはちょっとよくわかんないけど。
ジョスリンの一番下の妹クロエ。
前回来た時はまだ赤ちゃんでしたが、
もうここまで大きくなったようです。
特質はディーンと同じくクリエイティブということで、
仲良くできそうですね。
クロエ:ディーン兄ちゃんって呼んで良い?
ディーン:いいよ。
クロエ:ありがと。
ほんとはディーンは甥でクロエは叔母なんですけどね。
こういう関係って学校とかでどう説明するんでしょう。
いとことか?
ジョスリン:クロエか。大きくなったなあ。
クロエ:おじちゃん誰?
ジョスリン:ジョスリンだ。ディーンの父ちゃん。
クロエ:ああ。
ジョスリン:聞いたぞ、物作るの好きなんだってな。ディーンもそうなんだ、仲良くしてやってくれ。
クロエ:うん。いいよ。
みんな集まってきました。
もうすぐ年越しです!
クロック:いや幸せだな。こんなに沢山の子らどころか孫にまで囲まれて年を越せるなんて。ここまで生きててよかった。
さ、カウントダウンが始まりました。
クロック:シーシュウービィ!!
一同:新年おめでとー!!
賑やかだなあ。
クロック、あんたいい家族作ったよ……。
ほとんど金髪だけど。
バージル:おめでとう兄貴ィ!
ジェラルド:おっほっほ……お前力強いなあ。おめでとうバージル。今年もよろしく。
クラーラ:ジョーおめでとっ
ジョスリン:んぉ――(やめろやめろ母さんたちが見てる)
クロエ:兄ちゃんおめでとう。
ディーン:おめでとー!
クロック:じゃあ僕らも。
コートニー:ん……。
みんな思い思いの相手と年明けを祝ってます。
そんな中人数の関係で一人取り残されたアビー。
いいのかいきみは。
アビー:……
……まああんまり気にしないのかな。
ジョスリン:じゃ、もう遅いし帰るよ。
こうして四年目は終了し、
五年目が始まりました。
アマリリス一人から始まり、
一時は断絶の危機にあったウィロー家も、
今やあんなに賑やかになりました。
今年も楽しい年になりますように。
というところで今回は以上!