水花帳 ~シムとかその他とか~

PC版『The Sims 4』をのんびりと遊んでいます。 のーんびり、です。

#82 引き継ぎ【willow】

Aquaです。

前回の続きです。

【前回のあらすじ】

結構文字数増えちゃって適当なところで切ったら中途半端になっちゃった。

aqua-flora.hatenablog.com

 

【主な登場シム】

ローズ・ジョスリン
Jocelyn Rose

願望:群れのリーダー
特質
:アウトドア好き ナルシスト せっかち

ウィロー五代目。
ナルシストその1。

 

ウィロー・クロエ
Chloé Willow

願望:パーティー好き
特質:クリエイティブ ナルシスト

ジョスリンの妹、ウィロー六代目候補。
ナルシストその2。

 

ローズ・クラーラ
Klara Rose

特質:ロマンチック 陰気 野心家
職業:スポーツ

ジョスリンの妻。
別居中。

 

引き継ぎ

夕方、クロエはジョイスとスパイス・マーケットに来たようで。
その駆け足スマホやめなさい危ないから。

 

ジョイス辛いンだよオオオおおおおおおおーーーーーッ!!

 

クロエ:んな大げさな。たかが普通のカレーライスでしょ~? ちょっと舌弱すぎなんじゃないの~?
ジョイス:そ、そう思うならきみも食べてみることだね。きっと……きっと筆舌に尽くし難い苦しみを味わうはずだ。
クロエ:舌だけに?
ジョイス:くだらないことを言っていないでは、は、はやく……た、た食べたまえよ!
クロエ:はいはい。

 

クロエ:これでしょ~? こんなたかがカレーライスにそんな――

 

クロエァァアアアアッ――!?

 

さて、週末。
クロエの誕生日です。
直前に叔父のコリーが亡くなったためジョスリンたちはすっかり落ち込んでいますが、
それでもやらねば。

 

コートニー:ジョスリン、久しぶり。
ジョスリン:ああ。母さんか。よお……。
コートニー:なに悲しい顔してんの?
ジョスリン:母さんこそなんで平気そうなんだ? 自分の弟が亡くなったっつのに。
コートニー:あ~あいつはもう歳だったからいいの。どうせ今日死ななくても明日死ぬ。あたしもどうせすぐ死ぬ。だからいいの。あなたたちもね、ロクに会ったこともない身内のために悲しむことはないんだよ?
ジェラルド:よくそんなことが言えるね母さん。

 

バージル:よう。クロエの友達? 俺兄貴のバージル。よろしく。
ジョイス:ああ、こないだ寛ぎに来てた元気な方の人か。
バージル:俺よりジェラルドの兄貴のほうが賑やかだと思うけどなあ。
クロエ:真に受けちゃ駄目だよジョイス、バジルのほうがうるさい。
バージルがァーん!
クロエ
:ほら。

aqua-flora.hatenablog.com

 

クロエ:アビーーーーー! おひさーーーーー!
アビー:たくうるさいやつぅ。お前ももう大人なんだからちょっとは落ち着けっての。
クロエ:うぇええええい今日は私のたーんじょーうび! たーんじょーうび!
アビー:いっぺんぶん殴らないと黙んないわこれ。

 

クロエ:ママもおひさー。見ない間に老けちゃったー?
コートニー:誕生日おめでとうクロエ。
クロエ:ねねねね老けちゃったのどうなのよ。
コートニー:違うよ、あなたが一段と可愛くなったから比較してそう見えるだけ。
クロエ:えっへっへっへwww

 

バージル:おいぃケーキ出来たんだろお? 早く食べようぜえ?
クラーラ:まあまあまあ、主役に任せましょうよ。
バージル:けどよぉ。

 

というわけで!

クロエは若者に成長しました。

追加の特質は「陽気」!
「クリエイティブ」で「ナルシスト」で「陽気」。
関わりたくねェー!

 

クロエ:ハァア~イ ディーン兄ちゃん! 誕生日ありがとう!
ディーン:まだ何も言ってないよ。でもおめでとう。
クロエ:ねえどうどうどうどう? 大人のみりきってやつ? マシマシんなったと思わないーーッ!?
ディーン:クロエ……なんか、やかましくなったね、きみ。

 

クロエ:ケーちゃん来てくれてどーもねー! そっちもこないだ誕生日だったでしょー? おめでとー!
ケイシー:あんがとさん。アンタ輪をかけてうるさくなったね!
ディーン:ほらね。やっぱり僕じゃなくても言うよ。

 

ジョスリン:ディーンは立派に育ったなあ。
クラーラ:フフン。でしょ? 私の英才教育のおかげ。褒めてくれたっていいのよ?
ジョスリン:ああそりゃもう感謝感激だ。次は俺が報いてやらねえとな。
クラーラ:期待してるからね? 「報い」。いっぱい。
ジョスリン:はいーはい。

 

ジョイス:おや……? し、静かになってしまった……。

 

どうやらスピーカーが壊れてしまったようで。
ジェラルドが修理をしていますが、それも時間がかかります、どうしましょうか。

 

クロエ:はい待ってました! ここで銀河一の天才美少女・クロエちゃんのバイオリンのお時間デース! 簡単な曲ならなんだって弾いちゃうよ?

 

クロエ:♪~

誰も聴いてない。

 

しかもこのタイミングでパーティーの時間終わって皆帰ったし。

 

ヴァンパイアに出待ちされてるし。

 

すっかり誰もいなくなりましたが、
それでも曲が終わるまではやめないのです。

そういうところは偉い。

 

クロエ:はン。帰りやがったわ分からず屋どもが。

 

ジョスリン:俺はあれ……よかったと思うぜ? 腕を上げたなあ。
クロエ:おじちゃ~ん! おじちゃんなら分かってくれると思ったよ! 私の素晴らしさ。
ジョスリン:おお。いいと思うよ?

 

まだ玄関にクラーラが残っていました。

 

クラーラ:ジョー、これであなたの役目も終わったでしょ? 一緒に帰る?
ジョスリン:そうしたいが、明日の朝まで待ってくれないか。俺もウィローの五代目だ、何かものを残しておきたい。
クラーラ:写真じゃだめなの?
ジョスリン:それだとご初代様と被るんだよな。まあでもそっちも残しておくか。

 

ジョスリン:そうだ、クラー、お前も一緒に撮ろう。
クラーラ:えっ、いいの?
ジョスリン:おうよ。ウィロー家とローズ家、二つの家がめちゃくちゃ仲が良いことの証だ。俺とお前以外に、それをたった一枚で証明できるコンビが他にあるか?

 

ジョスリン:撮るぞークラー。アンジー
クラーラ:アンジー

 

パシャリ。

 

ジョスリン:そんじゃ明日の昼頃には帰る。
クラーラ:わかった。住所間違えないでね?
ジョスリン:ちょ、ちょっと心配ではある……。
クラーラ:フフフ。迷ったら電話して? 迎えに行ってあげる。
ジョスリン:すまねえなあ。

 

日付は変わり、翌日朝。

ジョスリン:じゃあクロエ、今日からここは完全にお前のものだ。好きに使ってくれ。
クロエ:わかった。
ジョスリン:あ、でもあれだ、俺の釣ったマグロの標本は残していく。できれば飾ったままにしておいてくれ。
クロエ:これ残すの? おじちゃんのお気に入りじゃなかった?
ジョスリン:俺が五代目だった証の一つにすんのさ。何も残せないっつのは嫌だからな。それに、もっとデカい魚ぐらいこれから幾らでも釣ればいいのさ。だろ?
クロエ:なるほどね。じゃあ大事にするよ。
ジョスリン:そうしてくれるとありがてえ。
クロエ:他にはもうない?
ジョスリン:ない。じゃまたな。
クロエ:うんまたね、おじちゃん。お疲れ。
ジョスリン:おう。

 

ジョスリン:……。短い間だったが、世話んなったよ。さらば俺の一族。

ジョスリン:……ん!?

 

ジョスリン:あいついつの間にもう一枚撮りやがった!? 昨日はなかったのに! 自己主張の激しいやつだなあ、これだからナルシストってやつは。世界一の俺様に気を配りもしねえんだからまったく。

 

ジョスリン:じゃあな!

こうしてジョスリンはウィロー家を離れ、
ローズ家に帰っていったのでした。

 

ジョスリン:えーっと920号室920号室……。おお、ここか。んなとこに引っ越したのか? アパートなんかより一軒家のほうがよくね?

 

ジョスリン:ただい……うおぉっ……。

 

大きな窓のついた広々としたリビング。
そして明るい個室。
ここが、彼らの新たな家です。

ジョスリン:こらまたすげぇとこに家持ったなあ。

 

ディーン:やっぱりこの絵は良い……。……いつか必ず、これを超えてみせる。次は僕が大勢の心を掴む番だ……! やるぞローズ・ディーン! やってやる!!

 

さて、ジョスリンが退き、
正式にクロエがウィローの六代目になったところで第六部は終了です。

 

さあてえ……
いい加減この家どうにかしたいんだけどなあ^^;
今度こそリフォームできるかな。

ではまた。

aqua-flora.hatenablog.com

 

aqua-flora.hatenablog.com

 

ブログランキング・にほんブログ村へ