Aquaです。
【前回のあらすじ】
ブリタニーが亡くなり、ジョスリンとクロエには目指す道がなんとなく見えてきました。
【主な登場シム】
ローズ・ジョスリン
Jocelyn Rose
願望:群れのリーダー
特質:アウトドア好き ナルシスト せっかち
ウィロー五代目。
ナルシストその1。
ウィロー・クロエ
Chloé Willow
願望:パーティー好き
特質:クリエイティブ ナルシスト
ジョスリンの妹、ウィロー六代目候補。
ナルシストその2。
ローズ・クラーラ
Klara Rose
特質:ロマンチック 陰気 野心家
職業:スポーツ
ジョスリンの妻。
別居中。
スキルアップ
成績を上げるため、クロエは相変わらず特別課題に取り組んでいるところです。
かンなァーり雑にやってます。
ジョスリン:手伝おうか。
クロエ:助かる~!
ジョスリン:いやあ懐かしいな。
クロエ:おじちゃんのときもこういうのあった?
ジョスリン:あったあった。こんな立派なモンじゃないけどな。ま、俺はこんなん無くても成績は悪くなかったから、高校のがどうだったかは知らねえ。小学生ンときのしか覚えてねえや。
クロエ:なあんだ、じゃあ使い物にはなんないね。
ジョスリン:まあそう言うなって。二人でやれば早く終わる。
クロエ:それは分かってる人が二人ならって話でしょうが。
ジョスリン:これどこに使うんだ?
クロエ:しらね。ねえ、赤いホースってどこに繋げばいい?
ジョスリン:しらね。適当んとこくっつけとけ。
クロエ:そだねえ。それがいいや。
そんな調子ですが程なくして出来上がりました。
発射台とかもちゃんとしてるのねえ。
クロエ:ハッハァー! できたー!
ジョスリン:イエェェエエエィ!!
クロエ:でこれ出来たらどうすんの?
ジョスリン:外行こうぜ。飛ばしてみよう。
クロエ:ここでもいいじゃん。
ジョスリン:後で床掃除するならそれでも構わねえ。
クロエ:外行くかあ。
はい、設置しました。
5……
4……
3……
2……
1!
ビジョオオオオォォォォォォォ……
ピヒュゥーーン!
ジョスリン:飛んだなァ~。
クロエ:飛んだねェ~。
ジョオオオォォォォッ……
……
……
……
………………………………!!
ブァサッ!
おー。
なんとパラシュートまでついていたんですねぇこれ。
なるほどこれならロケット科学が身につくのも当然です。
ロケットは風に揺られながらゆっくりと降下し、
最後には発射台の位置へ。
すとんと収まりました。
ちゃんと戻るように調整する機能でもあるのでしょうか。
満足したクロエはなんとその流れで宿題を始めました。
どうしたんです、今まで一度も触れなかったのに。
まあでもこれで成績のほうの軌道修正は大丈夫そうですね。
一方ジョスリンは家の前の浜辺で釣り。
金魚が釣れました。
他には宝箱が一つ。
中身は「ギリギリ使えるデジタルカメラ」でした。
まあ幾ら箱入りとはいえ、海を渡ってきたら幾分ずぶ濡れにはなっているでしょうね。
そこへ現れたのが叔父のアンソニー。
どうやら彼も釣りが趣味の一つなんだそう。
ジョスリン:おっと、草が引っかかってたのか。
アンソニー:ちゃんと返しとけよー。
ジョスリン:なあ先輩。
アンソニー:なんだ。
ジョスリン:釣りってコツあったりする?
アンソニー:そらどんな物事にでもコツはあるだろ。なんだいジョー、本気で釣りやりたくなったか。お前昔から外が好きだったもんなあ。
ジョスリン:まあ、もし釣りのクラブでもあったら入ってみるかなーぐらいだ。個人の趣味で済むなら別にそれでもいい。昔いたクラブはちょっとアレだったからな。
アンソニー:そうかあ。もしクラブに入りたいならあれだ、説明はよく見とけ? 今釣りのクラブが二つあって紛らわしいんだよ。
ジョスリン:ご忠告どうもな。まよく考えとくわ。
アンソニー:そいやお前、前はどんなクラブ入ってたんだ?
ジョスリン:登山だな。キャリー叔母さんの作ったやつ。
アンソニー:ああ、モリーの姉貴が入ってたやつか。あーそういえばジョーもいるって言ってたわ。
ジョスリン:あれ抜けてから叔母さんに会ってねえんだよなあ。そっちは?
アンソニー:いや全然だな。妹とは残された者同士で仲良くしてるが、姉貴たちとは全然だ。特にお前の母さん。俺が小さい頃に結婚して出てったから殆ど関わりねえんだ。
ジョスリン:まそうだろうなあ。
アンソニー:うおっとォ。なんだゴミか? 海に流す前に処分しとけこういうのは。
ジョスリン:案外ギリギリ使えるかもしれんから取っとけよ。俺もさっきカメラ釣ったよ。
アンソニー:いらないいらない。
ジェラルドに誘われ、ロマンス・フェスティバルに来ました。
なんか絵を描きたいんですって。
野郎二人でここに放り込むのもあれなので、クラーラを呼び出しておきました。
そういえば、昔ボウが最期の絵を描いたのもこのお祭りでしたね。
ジョスリン:ようクラー。きのうぶりだな。
クラーラ:もう。急に呼び出しちゃって。寂しかった?
ジョスリン:「ロマンス」フェスティバルだぞ? お前を呼ばないわけにはいかないだろ。
クラーラ:そこはさあ~「寂しかった」って答えるところじゃない?
ジョスリン:あぉ、わり。寂しかった。
クラーラ:んも。
あれ、ジェラルド、絵描かなくていいんですか?
クラーラ:あ、そういえば! 私たち引っ越したのよ!
ジョスリン:え? なんでまた。
クラーラ:ジョーが家出したときにそっちの家からお金くれたじゃない。
ジョスリン:ああ。あれ使ったのか。
クラーラ:そそ。ディーンにはいい暮らしさせてあげたいからね。私が居なくなっても、あの子が絵でも売って稼げばなんとかなるだろうし。
ジョスリン:そういう話聞くと改めて「俺悪いことしたんだなあ」って思うよ。
クラーラ:帰ってくる? 私は歓迎するよ?
ジョスリン:まだ出来ないなあ。
ジョスリン:つか寒。
明日には夏だというのに凍えるほど寒かったようです。
これ他の人達は大丈夫なんですかね。寒くないの?
特に後ろで腕立てしてるシェリーあんた。
いや寧ろぽかぽかか。
抱き合ったらたまたま他の人達がぶわぁーした花びらを被りました。
なんかこっちが祝福されてるみたい。
(人にふっかける人と自分にふっかける人の差よ)
あ、ちなみにジェラルドはもう帰ったようです。
絵を描け絵を。
クラーラ:ね、たまにはディーンに会ってやって?
ジョスリン:おお。……会ってくれるかな。
クラーラ:きっと。
ジョスリン:俺はちょっと不安なんだよなあ。あいつが怒っていやしないか。
クラーラ:大丈夫。むしろ寂しそうだったよ。
ジョスリン:そうか……。
クロエのヴァイオリンがだんだん良くなってきました。
まだまだ音程は不安定ですが、
簡単な音階ぐらいなら弾けるようです。
ジョスリン:おお、あいつ上手くなってきたな。ちゃんと聴きてえけど追い出されるからなあ。
ジョスリン:ま、一人にさしとくか。
前々からなんとなく思ってましたけどきみ尻でかいな。(突然のセクハラ)
そういえばクロックもそうでしたし、ベルもボウもマリーもそうでした。
今ほぼ唯一残ってるマリー要素が尻のデカさか……。
もうちょっと顔の特徴とか残っててほしかったんですけど。
そっちはキャリーが受け継いで途絶えちゃったからなあ。
今はもう完全にアーヴィングの顔とコートニーの色で染まってますからね。ウィローの子。
ジョスリン:よう、ディーンか?
ディーン:パパぁ!!
ジョスリン:久しぶりだな。今度また会いてえんだがいいか?
ディーン:えっ。なんで急に?
ジョスリン:おうふ……まあ……急ではあるか。いや、お前が寂しそうだって母さんに言われてな?
ディーン:いつの間にそんなこと言ったんだあの人……。まあいいけど、会うならそっちで会いたいな。
ジョスリン:おう、あの絵見るか。
ディーン:うん。
ジョスリン:わかった。じゃあまた今度な。
今日も釣りへ。
え。
マグロ釣ったんですか!?
いつの間に!?
うわホントだあデカいマグロ!
ジョスリン:俺のコレクションにすっか。
続いてバスを釣り上げました。
ジョスリン:こいつは……今度タコスにでもすっかな。
逆じゃねえのそこは。
ここでお知らせが届きました。
たった今亡くなったシムの孤児が、ベル家に引き取られたようです。
まじで。
うわあほんとだ。一人増えてる。
そうだな……コートニーは歳ですしアビーは若すぎますし、
ジェラルドが引き取ったことにしておきますか。
賑やかな家だこと。
ちなみに、この子の父親はクラーラの友人でもありました。
故に誕生日パーティーに呼ぼうとしたのですが……まあ開いたのが急だったので来れず。
母親はサンディーの知人の欄で見覚えがあります。
夕方。
ジョスリン:さっきのバス料理しちまうか。
ジョスリン:♪~。
翌日、クロエの成績評価が凄い速さで上昇。
課題頑張った甲斐がありましたね。
ジョスリン:ん~……。やっぱバスじゃそんな旨くはならねえなあ。あのマグロがもう一尾ありゃあな。変わったんだが。
クロエ:ねー! 壊れちゃったよこれー! どうしよー!
クロエ:ね、食洗機直せる?
ジョスリン:おう。造作もねえ。けどなんだ、お前がやってみろ。
クロエ:えーでも難しくない?
ジョスリン:どんな物事にもコツはあるもんだ。
クロエ:教えて教えて?
指怪我しないように気をつけてくださいね。
ジョスリンのアドバイスがもあってか、ほんの少しの時間で修理完了。
ゴミはちゃんと捨てるように。
そして寝る前にヴァイオリンを弾くと。
音が綺麗になってきました。
まあ、たまに凄いの鳴りますけど。
では今回はここまで。
また次回。