Aquaです。
ここまで常に10本ぐらい下書きを溜めた状態で記事を進めていましたが、
ちょっと他のゲームを遊んでいた間に全て出し切ってしまいました。
向こうはストーリー終わってちょっと熱落ち着きましたし、
またこっちを進めましょっと。
【前回のあらすじ】
このナルシスト共がァ……!
【主な登場シム】
ローズ・ジョスリン
Jocelyn Rose
願望:群れのリーダー
特質:アウトドア好き ナルシスト せっかち
ウィロー五代目。
ナルシストその1。
ウィロー・クロエ
Chloé Willow
願望:パーティー好き
特質:クリエイティブ ナルシスト
ジョスリンの妹、ウィロー六代目候補。
ナルシストその2。
ローズ・クラーラ
Klara Rose
特質:ロマンチック 陰気 野心家
職業:スポーツ
ジョスリンの妻。
別居中。
どう生きるか
クロエ:いっっったい!! もー指切っちゃったー!
クロエ:はあ。指は大事にしないといけないってのに。やんなっちゃう。私の細くて綺麗な指……。
クロエ:いッッッ――
ジョスリンは公園にやってきました。
アウトドア好きですから、クロエが学校に行っている間はしょっちゅう出歩くんですよ。
でSims4でアウトドアといえば釣りだろうとね。
いやまあガーデニングとか他にもあるんですよ、
でも釣りは特質にはないっていないでしょ?
じゃあ「アウトドア好き」といえば釣りかなあって。
ジョスリン:よォーし。大物釣って帰るからな。待ってろよ。
ジョスリンはヒメハヤを釣りました。
まあ初心者らしいか。
ジョスリン:いいね流石俺。次はもっとでっかいの行こう。
テトラが釣れました。
これじゃお腹は膨れませんね……。
ジョスリン:はぁ~~~もっといいの釣りてえなあ。もちっとジャンジャカ獲れねえもんかな。一匹釣れるまでが長すぎる。
ジョスリン:うーん……。
お、後ろをクラーラが歩いてますね。
あでも機嫌悪そう。
話しかけるのはやめておきますか。
結局連れた魚は二尾だけ。
あとはアップグレード用の部品が幾つかって程度です。
ジョスリン:もっと釣りたかったなァ。
いやでも初心者で二尾は凄いんじゃないですか?
あんたのおばあちゃんなんて最初は何も釣れなかったんですよ?
それに比べれば大漁大漁。
釣り師でも目指してみます?
帰り際、ブリタニーを見かけました。
ちょっと挨拶していきましょう。
ジョスリン:よう、大伯母さん。
ブリタニー:ベル?
ジョスリン:いや、だから、俺はジョスリンだっての。
ブリタニー:ああほんとだ、ごめんなさいねジョスリン。元気?
ジョスリン:お、やっとわかってくれたか。俺は元気だ、大伯母さんも調子良さそうだな。
ブリタニー:ええ近頃日に日に良くなっていくのよ。今日なんてね、もう人生最高って感じ。
ジョスリン:そらよかったなあ。
ブリタニー:でもねえ、どこ行ってもベルが見当たらなくなっちゃったのよ。
ジョスリン:大伯母さんの妹だったか、そんな御長寿だったらすぐ分かると思うんだがなあ。
ブリタニー:そうよね。間違えようもない。それなのにあたしってばね、あの子の子供たちがみーんなあの子に見えちゃっていつも間違えて呼んでたみたいなのよ。おんなじ血が流れてるからかしらね?
ジョスリン:え? ちょっと待てちょっと待てちょっと待て? 俺のことも間違えてたよな?
ブリタニー:あなたもベルの子供でしょ? 孫なんだから。
ジョスリン:うん??? ベルって人俺のばあさんなのか!?
ブリタニー:あら知らなかったの?
ジョスリン:知らなかったよ……誰も名前までは教えてくれなかった……。じゃあなんだ、大伯母さんあんたは、ずっと俺たちをばあさんと間違えてたってことか?
ブリタニー:そう言ってるでしょ?
ジョスリン:ばあさんはもうとっくのとうに死んだよ。父さんが結婚するよりも前に。
ブリタニー:ほんとに? なあんだそうだったの。もう。「二人で一つ」って言ったのにあの子ってばさっさと居なくなっちゃって。嫌んなっちゃうわ。
ジョスリン:良かったなあ正気に戻れて。
ブリタニー:ほんとに。あたしってば長い間ずっと置いてけぼりにされてたのね、気づかなかった。どうもありがとうジョスリン。
ジョスリン:いやいいってことよ。なんかあったら俺もきょうだいも相談乗るからな。大伯母さん。
ブリタニー:ありがとう。ジョスリン。
ブリタニー:まったくベルってばしょうがない子。あたしに追いつけなくて「まてー」って言ってたのが嘘みたい。いつの間にか追い抜かされちゃった、フフ。あの黄色いアクアジップにでも乗ってったのかな。
ブリタニー:……
ブリタニー:でもねえベル、あたし今でも泳ぐのは早いのよ。すぐに追いつく。
ブリタニーが世を去ったのは、その三時間ほど後のことでした。
パカアとケイシーとの間に生まれ、
一日遅れて生まれた異母妹・ベルと後に共に暮らし、
正気でないが故にそのベルと一時恋仲になり、
正気でないが故に喧嘩をし、仲直りして、
それぞれ良い人を見つけて子を産み、
それでもやっぱり関係は続け、
やがて老いて一人になる……。
そんな永い人生が、ひっそりと終焉を迎えました。
さようなら、ブリタニー。
きっと、人嫌いなベルは向こうで寂しい思いをしているはずです、
寄り添ってあげて下さい。是非とも。
クロエの成績がお話にならないレベルにまで落ち込んでいます。
学校から持ち帰った特別課題をやらせましょう。
今回の内容は、ロケット作り。
といっても簡素なものですが、
ここは丁寧に作ることとしましょう。
クロエ:見て見て! おじちゃん。ダッハッハ、ブサイク!
クロエ:ふいぃ。今日はこんなもんかな。
こんなんでロケット科学スキルが身につくんですね。
まあでもあれか、
小さな模型とはいえ、足し算を学んだようなものですか。
クロエ:あぁ~~お腹すいた。手先使うとすぐこれなんだから。もう。
夕飯を取り終わり、突然何か閃いた感覚になったそうです。
良いですね、何かクリエイティブなことさせましょう。
クロエ:そりゃあ、バイオリンしかないっしょ。ふふん。今日は調子がいいの、沢山練習して銀河一上手くなっちゃる!
ギイイィィィ
ギエエェェェエエェエエェェエ
ギィ。
ジョスリン:おお、変な音がすると思ったらクロエお前、バイオリンなんかやり始めたのか。上手いじゃねえか。
クロエ:ちょ!
クロエ:おじちゃん!! どっから入ってきたのさ! 今練習中なの、出てって!
ジョスリン:まあまあ聴かせてくれても――
クロエ:練習を他人に聞かせるわけにゃあいかないんだって。ほら、行った行った!
ジョスリン:んだよォどうせ聞こえるっつのに。
クロエ:気持ちの問題! 分かれ!
クラーラからジョスリンへ、デートのお誘いです。
今日は愛の日。
ロマンチックな彼女のことですから何か行動はあるかなとは思っていましたが、
まさかドストレートにデートとは。
場所はいつものレストランです。
クラーラ:ジョー、愛の日おめでとう。どう? この綺麗なバラ。あなたみたいでしょ、受け取って?
ジョスリン:おぉ、嬉しいな。
ジョスリン:ン~~~~~。いい香りだぁ。ありがとな、クラー。
クラーラ:フフ、喜んでもらえてよかった。
ジョスリン:あ! しまった! ……俺なんも用意してねえ!
クラーラ:えっ……。まさか愛の日だって忘れてたの……?
ジョスリン:いやいやそんなことはねえんだが……
クラーラ:もう……。まあいいけど……はあ。
フロント係:らっしゃあせえ。はあ。愛の日おめでとう御座……ん?
フロント係:あんたもしかしてジョーか?
ジョスリン:よう、先輩。
フロント係:んなとこで会うとはな。何年ぶりだ? 姉貴は元気か?
ジョスリン:わかんねえ。母さんとは暫く会ってなくてな。二人席で頼む。
フロント係:おお了解。
彼の名はキャンブス・アンソニー。
コートニーやモリーの弟で、ジョスリンとは歳の近い叔父になります。
以前貼ったベントリー一家のスクショでは、まだ子供として写っていました。
アンソニー:義母からフロント引き継いで早々に愛の日迎えちまってな、知り合いが来るの楽しみにしてたんだ。ゆっくりしていけ。
ジョスリン:おお。
ジョスリン:どうした、悲しそうな顔して。
クラーラ:ああいいのよ別に……知り合いが亡くなったって聞いてしょんぼりしてるだけ……。
ジョスリン:おい、デートまでずるずる引きずって来るなよ、待っててやるから、ちょっと整理しとけ?
クラーラ:うん……ごめんね……ごめんねジョー……
ジョスリン:いいからほら、悲しいのは全部先に出しちまえ。な?
少し泣いたらすっきりした模様。
あとは問題なく愛の交流を行えました。
こういうときのクラーラは話が早いんですよ、ロマンチックなので。
だそうです。
なによりなにより。
で、デートが終わるとさっさと帰ってしまいました。
ジョスリン:え、いや、ちょっ……待てよ! おーい!
クロエ:愛の日ねえ……。ナイトクラブとか行ってみようかな。
というわけでナイトクラブへ。
クロエ:今思ったけどさ、私銀河一可愛いのはいいけどさ、多分誰も近づいてくれないよね。可愛すぎて。
するとついさっきジョスリンを置いてレストランを後にしたクラーラがいました。
いや……何その……何?
今日のDJは割とレベルが高く、
クロエはどちらかといえば踊るよりも聴く側でした。
音楽家目指したり……してみます?
ヴァイオリンもやってますし。
まあ夢よりもまず先に課題なんですけどね。
ロケット作り頑張りましょ。
クロエ:もうそろそろ次の特別課題出そうなんだけど。間に合わんこんなん……。
間に合わないなら間に合わないなりに整えられるだけ整えて、
完成してなくても良いですから一応提出だけはしましょう?
クロエ:はあい。
今回は以上です。
また次回。