Aquaです。
さっき見たドラマで思わぬ大泣きをさせられてメンタルボロボロですが、
それはそれとして第五部を終わらせるため、書いていきますよ。
※10/30日の21時台に書いてます。
【前回のあらすじ】
それはサンディー、あなたのこと。
【主な登場シム】
ウィロー・カトレヤ
Cattleya "Carry" Willow
願望:エクストリームスポーツ愛好家
特質:外交的 冒険好き 美食家
ウィロー四代目。
記事内ではキャリーと呼びます。
ウィロー・サンディー
Sandy Willow
特質:意地悪 子供嫌い 陽気
嫌いな活動と音楽:バイオリン クラシック
キャリーのパートナー。
たまに酷いこと言ってきますが、問題はありません。
シーガー・シェリー
Cherie Seager
特質:生真面目 仲間好き 高慢ちき
クラブ:プライベートクラブ 頂を目指して メジャーコード
キャリーの従姉妹で妹分で親友でクラブ仲間。
この子も割と属性過多。
サンディーがキャリーと一緒に作った雪だるまを壊してます。
意地悪したくなっちゃったのかな。
ユキマツのゲレンデにある大岩壁。
登山ツアーに行くには、最低でもここを登れなくてはいけません。
二日間この壁でメンバーを試した結果、
登攀成功者はシェリーただ一人でした。
しかも軽々登る。
これで自動的に登山ツアーのメンバーが決まりました。
さ、帰って支度しましょう。
ついにコモレビ山に挑戦するときがやって来ました。
朝四時。
キャリーとシェリーはステファニ温泉の前で集合しました。
シェリー:装備のチェックお願いします。
キャリー:ふんふん……大丈夫! 問題なし!
キャリー:よし。じゃあ山頂目指して。
シェリー:行きましょ行きましょ!
キャリー:ねえあなたの娘ちゃん……ダーシーちゃんだっけ、元気?
シェリー:うん元気。とってもいい子に育ってる。お兄ちゃんみたいに不躾な子にならなくてほんとに良かった。
キャリー:あはは……ww
さて第一関門。
これは楽々突破。
ではユキマツを離れ、次のエリアへ向かいましょうか!
……どこだここ。
どこへ行けばいいかも分からない……。
ああ、でもテントがあります。
メンバーを一時間休ませろみたいな目標もありますし、
ここに行けば良いのかな。
キャリー:ふう。雪ふっっっかいわ。ちょっと休んでこ?
休まない。
シェリーちゃん全然休まない。
休まないどころかキャリーのことほっぽって岩壁に向かってます。
一時間!
一時間でいいからちょっとまって!
待たない。
ここの岩壁は見る限りゲレンデのと同じオブジェクトですね。
これまたシェリーは難なく登っていきました。
さあキャリーも行きましょう。
既に壁の上では太陽が顔を見せています。
キャリー:うぅ……。ふー! きついわほんと。
実は途中落っこちて怪我をしたキャリー。
ゲレンデでは付けていなかったクライミング装備を装着しています。
キャリー:うぅぅ……腰が……
シェリー:大丈夫? リタイアする?
キャリー:まだ……! っあぇえええーーっ!
シェリー:すっかりおばさんみたいな声出してるけど。
キャリー:おばさんだからね! 私だってね! 登れる内に登るしかないよ!
シェリー:行きましょう次。
第三エリア・凍てつく氷瀑。
山頂はもうすぐそこです。
その前に立ちはだかるのが、これ。
鬼氷滝そのまんま凍てつく氷瀑。
いや高い……。
落ちたら死にますよ確実に。
そもそも、キャリーでもギリギリ登れるかどうかといったところです。
キャリー:兎にも角にもまずは準備運動を……んんんぇえええい。……あれシェリーちゃんどこいった?
もう登ってるーーッ!?
しかもあんな高いとこまで!?
キャリー:うお……近くで見るとほんと凄い壁……。シェリーちゃん気をつけてね!
シェリー:うるさい話しかけないで!!
キャリー:ごめーん。
間もなくシェリーはまたも難なく登攀成功。
キャリー:ゴリラだわ……華奢な体してるけどやっぱりゴリラだわ……。
これをひょいひょい登ってきたのかあの子は。
キャリー:私も負けちゃいないもんね……!
ずさあ。
キャリー:うわっ!?
大丈夫ですかキャリー!
まだ低いところからの落下でよかったですね。
キャリー:正直もう体がしんどい……。
キャリー:でも……ここを登らないと……! もう私に次はない……!
キャリー:ふう……。結構登ったね。あともう少し……。
頑張れ! キャリー!!
これさえ登ればほぼクリアです!
キャリー:んんんんんぁああああっ!
キャリー:ぐあっ…………!!!!!
掴んだ!
岩壁のてっぺんを掴んだッ!!
後は慎重に体を壁の上に持っていって……
ぃぃぃぃぃやっっっっっっっっっっっったあああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああ!!
登りました!
なんとか!
凍てつく氷瀑を登りきりました!!
おめでとう!!!!!
正直ここで失敗したほうが前回からの流れとしては綺麗だったなと思うんですが、
まあ成功したからヨシ。
おう、ここへきて精霊たちが。
ではここまで大怪我をすることなく来られたことへ感謝するのと、
下山の安全を願っておきましょう。
ヘッ。
またお小遣いで誤魔化されちゃったZE☆
山頂への道に洞窟がありますが……
残念ながら今回は無視します。
もうね、ここへ来て一番の問題が発生してるんですよ。
お手洗いに行きたがってるの彼女。
しかし用を足せそうな茂みは氷瀑の下。
あとは頂上に行くしか無いんです。
急がなければ。
キャリー:ッデーー!
シェリー:もう頂上はすぐそこよ? 早く行こ?
キャリー:ご、ごめん……今急ぐとヤバい……。
シェリー:どうして登ってからそうなるのか。
ではエリアを移動します!
……!
着きました……
着いたああああああああああああああああ
最果ての地
ひょーたっけぇェーーッ!!
雲海から突き出てますよ……!
キャリー:あっあっあっ。あったあった茂み。
山の一番上にたどり着いて一番最初がそれかい。
情けないわ^^;
キャリー:いやあでも……着いたね…………。山の頂に……。
雲より高いコモレビ山の山頂。
こうして見ると本当に、空を飛んでるような感じがします。
私は見てるだけなのに。
でも、まだここで終わりではないんです。
真の「頂」はこの坂の上。
キャリー:嗚呼……シェリーちゃん……早い……! もう脚冷たくて動けない私……!
来ました。
ここが真の頂です。
シェリー:おめでとう! ついに来たね!
キャリー:シェリーちゃんってば早いんだからもう~……。私疲れちゃったよ。
シェリー:あははごめんなさい。早く世界のすべてを見下してやりたくてウズウズしてたの。
キャリー:おー出た出た。シェリーちゃんのそういうとこ嫌いじゃないよ私は。
ふと視線をシェリーの背後に向けると、
既に月が昇っています。
もうそんな時間ですか……。
朝四時出発だったのに。
シェリー:……キャリー。
キャリー:何?
シェリー:これからどうするの?
キャリー:どうする?
シェリー:もう山、登ってしまったでしょ?
キャリー:あー……。
キャリー:もう冒険は終わりかな。
シェリー:えっ。
キャリー:達成感とかこれからやりたいこととかほんとは色々あるんだけど……なんかもう疲れた。
シェリー:てっきり山降りたその足でジャングルとかにでも行くのかと……。もちろん喩えだけれど。
キャリー:ううん。もういい。……私の冒険はおしまい。あとは下界でのんびり過ごそうかなって思ってる。
シェリー:そうなんだ……。
キャリー:もうクラブもやめる。
シェリー:えーやめてしまうの?
キャリー:どのみち、もし次があったとしても体動かないもの。今日の登山でわかった。私はもうすぐ動けなくなる。
シェリー:そうやって言われると寂しいな……。
キャリー:後のことはシェリーちゃん、あなたに任せてもいい?
シェリー:……いいですよ。キャリーがそう言うなら。
キャリー:あ、そうだ。写真撮っとこ?
シェリー:ああいいねいいねいいね。撮りましょ。
パシャリ。
シェリー:てっきり太陽を背に撮るのかと……。
キャリー:いいの。こっちのほうが顔がよく見えるでしょ。
シェリー:確かに。
さてと、もう夜です。
帰ってゆっくりしましょう。
キャリー:ねえ、この暗い中であれ下るの?
今度こそあまり急がないようにね……。
帰ってきました。
キャリーの家。
キャリー:ただいまあー。
キャリー:おぉふ。
サンディー:ヨシ! ちゃんと帰ってきた! 偉い!
キャリー:えーなあに? 凍りついたままバラバラにされて帰ってくると思ってた?
サンディー:だって出る時ロクに話してなかったじゃないのさあんたさ! こっちは家にいる間心配してたんだよ? 自分がベッド入るときに見た寝顔が最後のキャリーの元気なところだったらどうしようって。どうせ上しか見てないあんたは気にしてなかったろうけど!
キャリー:ごめん、そういえば確かに……サンディーのこと全然頭になかったかも……。
サンディー:このバカ。正直に言うなバカ。
サンディー:おかえり。
キャリー:ただいま。山頂行ってきたよ。……サンディー?
キャリー:んん!
あらお熱い。
よっぽど心配だったんですね。
キャリー:……めんぼくない。
サンディー:しゃべるな口つけたまま!
もう疲労困憊です。
冷蔵庫にあったおにぎりを口に叩き込み、
もう風呂だのなんだのは後回しにしてベッドに入りました。
お疲れさん。
コモレビ山登頂おめでとう。
今はゆっくり休んでくれ……。
これを以って第五部は以上となります。
次回いつもの登場シム紹介をやってから第六部に……
いやいやいや待って!?
一つ忘れていることがあります!
満足しないでここで。
五代目どうすんの!?
今ウィローを継げるのはキャリーの兄クロック、その長男ジョスリン、三男バージル、長女アビーの四人ですが、どうするんです?
キャリー:六代目をアビーにする前提でジョスリン。
ほう、それまた何故。
キャリー:本当はバージルが妥当なんだけど、もうすぐクロックが小さい子二人置いて居なくなるじゃない。そこからバージルを引っこ抜くのはコートニーたちに悪いと思うのね。
ふんふん。
キャリー:そういうわけでアビーにしたいんだけど、まだ子供だからサンディーが嫌がるでしょ? でも成長するまで多分私もサンディーも待てない。だから一旦ジョスリンにしておく。これで完璧よ。
そうですかあ。
まあいいんじゃないかな。
では第六部はジョスリン編ということで。
出産報告
ローズ・クラーラとローズ・ジョスリンとの間に、1人の男の子の赤ちゃんが生まれました!
いや子供産まれちゃったよどうすんのこれ。
絶対いつかモメるって。
大丈夫なんですかあ?