Aquaです。
全体的にスクショの色味が変ですがお許しください。
新しい家に慣れてないんです。
【前回のあらすじ】
エルミニアと婚約し、ウィロー家は拠点をウィンデンバーグの農村部へ移しました。
【主な登場シム】
ウィロー・ウォルター
Walter Willow
願望:ボディビルダー
特質:自信家 陰気 ブラザー
ウィロー七代目。
こう見えて結構動けます。
ドラモンド・エルミニア
Herminia Drummond
特質:外交的 大食い ???
好きな活動:料理
ウォルターの恋人。
食欲全開。
第三の特質
んー。
外面は良いんですが、内側はなんだか殺風景な家ですねえ……。
まあこれから色々買い足していきましょうか。
おっとこの笑い方は。
そうなんです。
彼女の第三の特質は「悪人」なんです。
Aquaが見ている範囲では今まで一度も悪人らしいムーブをしてこなかったので、
外面の良さで以って巧妙に隠していたものと思われます。
ちなみにウォルターもまだこのことは把握していません。
ウォルター:何か欲しいものある? お金結構持ってきたから、少しぐらいなら余裕あるよ?
エルミニア:そう? じゃあキッチンをもう少し良くして?
ウォルター:わかった。
早速冷蔵庫やらカウンターやらを総入れ替えしました。
これで料理するのも食べるのも好きなエルミニアは満足することでしょう。
エルミニア:ありがと。これで毎日冷蔵庫が壊れるなんてこともなくなるわね。
ウォルター:そんな頻度高かったの?
エルミニア:だって安物よ? あなたの家とは違うの。
ウォルター:いやそれは流石に安物すぎる……あいや、もしかして使いすぎてる?
エルミニア:失敬な。私がまるで食い意地張ってるみたいじゃないの。
ウォルター:張ってるでしょ?
エルミニア:まあそうだけど。
ウォルター:小さいパソコンだなあ。これも良いなら新しいの買ってあげようかな。
おいおいおい、さっき食べたばかりですよまた食べるんですか?
なんですかあなた一日三回食べるつもりですか?
これは食い意地張ってますわ。
ウォルター:ベッドが固い……。
大晦日ですが、昼間はジムで過ごします。
またバーカウンターにいますねえウォルター君。
やっぱりバーテンダー目指して料理キャリアにでも就いてみます?
ウォルター:悪くない。
おや。
エルミニアが何か歌ってくれてますね。
セレナーデでしょうかこれは。
こんな人がいっぱいいる中で。
で、その目の前で思いっきりクラッカーを吹き飛ばすこちら、
久しぶりのご登場フォールコン・アデル改めオヴェット・アデル。
どうやらエルミニアの友人だったようです。
まあふたりともこうしていつもジムにいるもんな。
また後ほど出てきます。
夕方は実家へ帰り、
大晦日を祝います。
で、
ここで気づきました。
どうやら「悪人」のシムは、
「善人」だけでなく「家族志向」に対しても不快感を覚えるそうです。
つまりはなんだ?
今までエルミニアはクローディアだけでなくルイーズに対しても腹を立てていたということですか?
三人でいるところとかもそれなりにありましたが、
そんな様子一度も見たことありませんよ!?
心を閉ざす術に長けているとみえる。
そして日付が変わる前に家に帰り、
年越しは二人で過ごしましたとさ。
エルミニア:……。
エルミニア:…………またか。
ウォルターの願望に動きが見られました。
その体に眠る潜在能力を最大限まで引き出すことに成功したようです。
もうあとはフィットネススキルを限界まで上げるだけですね。
頑張ってください!
オイオイオイオイオイオイオイアデル、
アデルなにしてんですかオイオイオイオイオイ。
エルミニア:いや、いや、いやいやいやちょっと待って何してんの?
アデル:ええ?
流石の外交的悪人でもこれは断りました。
びっくりしたぁどこぞのサンディーかよ急に。
エルミニア:いや……私そういう趣味はないし……。
ウォルター:(クローディアあいつ……太ったねえ……)
おなかいっぱいでも食べるのか大食いってやつは……。
エルミニア:で断ったの。私にはウォルターがいるし、アデルだって子持ちなんだから。
ウォルター:おっどろきだよ。きみモテモテなんだね?
エルミニア:なぁーにいってんのよ。向こうが頭おかしかっただけ。
ウォルター:でもさ、もしお互い独り身だったら許してた?
エルミニア:まさか。女同士じゃ子供作れないじゃないの。
ウォルター:ああそういうこと。きみ子供欲しいの?
エルミニア:そうねえ。私の夢を叶えるにはまず……そうね。
ウォルター:あそうだ、君の夢って結局なんなの?
エルミニア:いいからいいから。
しかしこの二人、
ちっとも子供ができないんです。
前回の終わりと大晦日にそれぞれ一回、
元日の昼と夜で一回ずつ、
朝を迎えてもう一回、
そしてその翌日にもう一回子作りやってみたんですが、
ご覧の通り一回も当たらない。
こんなことは初めてです。
これには流石の閉心マスターも目に見えてご立腹。
難しいですねえ。
ウォルターにとってもこれは問題です。
Aquaが彼に期待することの第一は、「親から子への代替わり」ですから。
エルミニア:(はぁーあ。私も若くはないから急がないといけないっていうのに……。ウォルターじゃだめかなあ)
ウォルター:そろそろ結婚式やらない?
エルミニア:結婚式? そんなことする暇があったら私は――
ウォルター:まあまあ。ちゃんと結婚したら案外すんなりデキるかもよ? 形からっていうのも大事だからさ。
エルミニア:うーん……。まあウォルターがそういうなら。
ウォルター:そうと決まれば天気予報見て近いうちにやっちゃおう。
エルミニア:(ま……憂さ晴らしにはちょうどいいか)
え何!?
急に通知が来ましたがルイーズが亡くなったそうです。
もうなの?
困ったな。
前回が実質的なお別れになってしまいましたか……。
安らかにお眠りください。
ウォルター:ごめん……やっぱり式はもう少し後で良いかな……
エルミニア:んましょうがないわ。ちょっと顔だしてきなさい?
ウォルター:ありがとう。
ミルドレッドとともに再び実家に来ました。
ウォルター:きみに言うのもあれだとは思うけど……母さんの人生の最後に見せてあげたかったよ、息子の結婚式をさ……。
ミルドレッド:伯母さん長生きだったもんねえ……。
ウォルター:ほんとにね。……はあ。
ミルドレッド:無理だと思うけどその……元気だして? 話ならいっっっぱい聞くから。
ウォルター:ありがとうミリー。そう言ってくれると助かる……。
クローディア:来てくれてありがとね。ママも喜んでるよお多分。
ウォルター:お前は元気そうだね。
クローディア:うん……。ちゃんとお別れしたからね。
ウォルター:母さん最期に何か言ってた?
クローディア:んー特別なことはなにも無かったかなあ。
ウォルター:嘘だあ、あの人が家族に何も言い残さないはずないでしょ。
クローディア:うん。でも「言いたいことはもう言ったし伝えたい事も伝わってる」って。「それで満足」って。
ウォルター:あーそういうね。確かにそれなら言いそうだ。
クローディア:メック。
ウォルター:メック!? どこがメックぅ。
ミルドレッド:その手前の。
ウォルター:あほんとだ。
あっ、コラ!
きのう作り置きしておいた分朝だけで全部食べ尽くしたな!?
お前どんんんだけ食えば気が済むんだオラ。
しかも冷蔵庫空っぽになっても補充しないし!
しかもしかも母を亡くして悲しんでるウォルターを見て内心ウッキウキになってますよこの人。
これ結婚してだいじょぶなのかなあ。
「やっぱナシで」ってのもありだなあこれは。
彼女はこれまで悪人ムーブの一切を隠してきたんです、
それぐらいやってもいいはず。
ウォルター、あなたのことを思っていいますが、
今からミルドレッドと縒りを戻してもいいんですよ?
もともと付き合ってすら無かったのですから、
怒られはしないと思いますよ?
ウォルター:急になんの話さ……。
エルミニアが嫌になったら言ってください? 別れさせますから。
亡き母に義理立てすることなんてありませんからね。
ウォルター:嫌になるわけないじゃん彼女のこと……。
さあどうだか。
だってこれだぞ?
ウォルター:どれよ。
日が経ち、ルイーズの死をいつの間にか乗り越えていたウォルター。
すかさずエルミニアは何度めかの子作りを試みました。
あ、今日激しいぞ?
珍しくウォルターの声がノリノリです。
今自信があるからでしょうか。
これはいけるか?
まじかよおどんだけ外すんだこいつら。
そういえば、子作りやウフフのときってまず普通言い寄るようなモーションがありますよね、
なんかこの二人はそれがなくごくごく普通の会話をしてから突然ベッドに向かうんですよ。
何かのバグかなあ。
もしかして子供ができないのってそれが原因だったり?
「子作りを試みる」を選んだ後、
このように普通の会話が始まり、
それがある程度済んでからベッドに向かい、
でまあ一通りやるわけですが。
でこれでまた外れるんでs
あ、えええええええ!?!?
いけましたわ……。
なんなんマジで。
まあまあまあ……
とにかく、良かった。
これでふたりとも安心ですね。
エルミニア:(はぁーー手こずらせるんだからもう)
これウォルターのために料理作ってるように見えるでしょ?
自分の分しか作ってないんだぜこれで。
いや全部作れとは言いませんけど料理するなら人数分は作ってくださいよ……。
ウォルターもお腹空かせてるんだから。
あ、いや? ちゃんと八人分作ってますね?
珍しい。これは失敬。
……いやまさかこれ、全部自分が食べる用じゃあないだろうな?
ウォルター:どうする? 式は後回しにする?
エルミニア:そうね。いつでもできるもんね結婚式なんて。
ウォルター:そうだね。じゃそういうことで。
エルミニア:そういうことで。
今回はここまで。