Aquaです。
【前回のあらすじ】
兄妹による恋人探し競争が始まりました。
【主な登場シム】
ウィロー・ウォルター
Walter Willow
願望:ボディビルダー
特質:自信家 陰気 ブラザー
ウィロー七代目。
こう見えて結構動けます。
リーヴィス・クローディア
Claudia Leavis
特質:善人 怠け者 不器用
嫌いな活動:フィットネス
ウォルターの妹。
人はいいのですが如何せんグータラなところがありまして。
ドラモンド・エルミニア
Herminia Drummond
特質:外交的 大食い
好きな活動:料理
ウォルターの恋人候補。
よくジムで見かけます。
競争のはじまり
アトキンズ家。
収穫祭のパーティにジェニファーたちを招待するため、
挨拶にやってきました。
ジェニファー:キミら……お、面白いことやってんね。
クローディア:でしょー? 結果がどうあれきっとすごく楽しいと思うんだ。
ウォルター:思ったより乗り気なんだなあ。
クローディア:まあね。
カテリーナ:不公平。
ウォルター:何が?
カテリーナ:ふたりとも負けたとき。クローディアさんは家を追い出されるとはいえ当主になれる。ウォルターさんは独り立ちを許されず当主でも無くなる。ちょっと不公平。
ウォルター:割と公平じゃない……? 家は残るし。
カテリーナ:後のことを考えればそうはいかない。いっそ当主は別の人にするべき。
ウォルター:別の人って言ったってあとはきみたち二人しかいないけど……。
カテリーナ:そう。だから僕を跡継ぎにするべき。
ジョイス:なにを言ってるだきみは。
ジェニファー:そこはウチじゃないの。ねえ。おい。
カテリーナ:性格が悪い。僕にするべき。
ジェニファー:せっ……
クローディア:どうする?
ウォルター:帰って相談してみるか……。
さあ、パーティーを初めましょうか。
ウォルター:そうだ、ミルドレッドには競争の話しないでおいてもらえる?
クローディア:なんで?
ウォルター:初日から決着したら面白くないでしょ?
クローディア:あー……まあ。
クリス:やあ。元気かいふたりとも。
ああ!
ああ……!
なんて光景を……!
拷問か??
ジョイスの娘が隣に座るだなんて。
セブルスの横にハリーが座るようなもんだぞこれ。
嗚呼。
しかもジェニファーが意地悪であるが故に怒鳴られちゃってまあ……。
可哀想に。
ウォルター:元気かぁい久しぶり。機嫌悪そうだね。
ブランドン:お構いなく。
ウォルター:なあんか嫌なことでもあった?
ブランドン:なんか……なんかこう、嫌なものを感じちゃって。
ウォルター:そうお? 悪い人でも居るのかな。まあきみが言うなら一応気は張っとこう。カンが鈍ってなければだけど。
ウォルター:ベンどうした?
ベン:親父が死んだばっかでな。ちょっとまだ立ち直れそうにねんだ……。
ウォルター:あぁぉそうだったのか……。それでも来てくれたんだな、ありがとうね。
ベン:お前との仲だからな。
ジョイス:(こういう気遣いが無いよねクロエにはね)
ルイーズが七面鳥料理を作っています。
なんだお母さんその袖は。可愛いなオイ。
小洒落た話をしてウケを取ったカテリーナの図。
なんか鶏みたいだなあんた。(多分服の色のせい)
オーイオイオイオイ何をしている?
もうすぐ料理ができるんですよ、
我慢してください?
ヤバいな……。
この状況でミルドレッドを刺激せず、エルミニアとだけ仲良くするというのは……
いやあなかなか難しいでしょうね……。
ウォルター:来てくれてありがとう。
エルミニア:驚いたよ? あなたがウィロー・クロエの甥っ子さんだっただなんて。
ウォルター:あはは……。叔母さんてほんとすごい人だったんだなあ。
ルイーズ:はーいみんなお料理できたわよー!
なんだその袖は。
やっぱりこの人よく見ると可愛いな??
エルミニア:食べないの?
ウォルター:料理一人分足りなくてね。僕は主催者だからいいかなって。
エルミニア:いい人ねえ。
いやあ~~~やっぱ話しづらいって。
何が大変ってこの二人ずーっと話してんの。
勝手にミルドレッドも会話相手に入ってしまってうっかり事故るかもしれないんですわ。
あれ。
結局食べるんですか。
ウォルター:うん。なんか誰か食べてないらしくてさ、これ余ってたんだ。
ブランドン:わかる? 妹ちゃん。なんか感じるよねこの空間。
クローディア:たしかに。なんか……悲しくなるよね。
ブランドン:わたしの経験上そういうときって大体その……悪い人がいるときなんだよね。気をつけてね妹ちゃん。
クローディア:どうもありがとう。でもこれ人がいるところで言っちゃ駄目だと思う。
ブランドン:あそっか。そうだ、ごめん。
ジョイス:きみぃ、クロエと結婚してたんだってね? 最期のわがままにまで付き合ってまあ。ご苦労さまだよ。
ルイーズ:なーんのなんの! 幸せだったからいいのよ。
ジョイス:羨ましいな。あれが嫌にならないだなんて。
ルイーズ:若い頃から好きだったもの。
ジョイス:いっそ私もそうだったらな。もう少し人生楽だったんだろうがね。
パーティはおしまい!
あっという間に皆いなくなりました。
クリス:楽しかったよ。また呼んでほしいな。
ウォルター:それはよかった。
おや、片付けてくれるんですか?
クローディア:負けたら追い出されるんだもん。慣れておかないと。
ベンのやつ父親になってやがる!!
なんでそんな時にわざわざ来たんだパーティーなんかに!
ルイーズ:私も歳かあ。
ルイーズ:しょうがない。はっぴばーすでー。
えぇなんだその寿命。
何その微妙な長さ。
カフェにやってきました。
ウォルターには既に候補が居るので問題ありませんが、
クローディアの場合まずは男友達を作らなくてはなりません。
暫く放置して適当に過ごしてもらいます。
ウォルターはそうだな、暫くそこでベンと喋っていてください。
よく話していたのがこのシム。
マンスフィールド・スティーヴというそうです。
うーん。
まあ悪くないとは思いますけど、芸がないなあ。
もうちょっと第五部のやつらみたいなところがほしいなあ。
きみらなんで揃いも揃って同じタイミングで男女逆のほうに入るんですか。
何故か操作シムだけはいつも逆の扉を通るんですよ。
困ったもんだ。
ナイトクラブでクロエを発見しました。
あいつ随分と幽霊生活エンジョイしてんなオイ。
ファンと写真撮って、
ファンにサイン書いて。
ゴミ箱に憑依して。
いや取り憑くのは流石にやめてくれ??
その場の皆がパニックになるから。
ほらクローディアが怯えてるでしょう。
困ったセレブさんだ。
そんな彼女がここで声をかけたのは、
フィールド・クリスティアンというシム。
……きみもしかしてこの髪型好きなの?
ウォルターもこれなんですけど。
これに兄みズム感じちゃってる?
兄みズムってなんだよ。知るかよ。
んでもやっぱりこの人もトドイテナイネェ……。
岐阜グライ頑張ンナイト。
それに特質も「きれい好き」か……。
きれい好きのシムって暇さえあればどこでも掃除して、
結果的に水回りの寿命縮めまくるので嫌なんですよね……。
しかもこれ人の家でもお構いなしにやりますからね。
ルイーズ:空いてる男の人って意外といないのよねえ。お父さんもね、私からするとなんていうか、売れ残りみたいな状態だったもの。
そうそう。
第五部を除くと、
年が近い男性シムって意外と残ってないもんなんですよね。
マリーとベル以外が子供を残せてない一番の原因でもあります。
日付が変わってロマンスフェスティバルへ。
クローディアは引き続き人探し。
ウォルターはエルミニアとの仲を深めます。
いつも来るたび思うんですけど暗ぇよーこのお祭り会場ー。
さくら茶が出るのも久しぶり。
ウォルター:なんか食べる?
エルミニア:いいわやめとく……。太るから。
ウォルター:きみならすぐ絞れるじゃないか、いつもあんなにストイックにトレーニングしてるんだから。食べちゃおうよ。
エルミニア:太るって過程が個人的に嫌なのよ。でもどうしようかなあ、あなたがそれでもいいなら食べちゃおっかなあ。私には興味がないみたいだし。
ウォルター:えっ。
ウォルター:いやいやいや……なんでそんな
エルミニア:ミルドレッドだっけぇ、あなたあの子と好き合ってるんでしょぉ。私はいいよお別に気にしないからぁ。
ウォルター:なんで……いや……僕は……その……きみが好きなんだけどな……
エルミニア:お、言ったね? 今「好き」って言ったね? フフン、その言葉を待ってた。
エルミニア:ごめんねウォルター。ちょっとからかっちゃった。よく言うでしょ?「好きな子には意地悪しちゃう」って。
ウォルター:うん? うん。まあ、そうだね。……えっ僕のこと好き?
エルミニア:んーまあどうかな、「いいんじゃないの」ってぐらい? これでも結構惹かれてるほうなのよ? フフフ。
エルミニア:まちょっと付き合ってみましょうよ。ね。
ウォルター:うんん? ……うーん。
エルミニア:ん? なんか不満?
ウォルター:いや……そういうんじゃないけど……なんか……すっきりしないなって。
エルミニア:恋ってそういうものじゃなーいのっ? まあいいじゃない、時間はたっぷりあるんだから。ね。
ウォルター:うーん……
よかったじゃないですかウォルター。
恋愛ゲージ生えましたよほら。
ウォルター:ううーん……。なんか……なんていうんだろうな……これじゃない感じがする。
そうですか?
まあこれでね、勝利に一歩近づきましたよね。
そこは純粋に喜んでもいいと思いますよ?
ウォルター:うん……。
光の当たり方だけで冬の朝だってわかるなんてすごいなあ。
そうですよ、もう六年目の冬なんです。
早いですねえ。
では、次回は再びクローディアのターンからやっていくことにしましょう。
それでは。