#164 ヘイダー新当主【willow】 - 水花帳　～シムとかその他とか～

Aquaです。

長々続いた第十一部も今回でおしまいです。

【前回のあらすじ】

家を新しくしましたが、その住心地や如何に。

【主な登場シム】

ウィロー・ハイデ
Heide Willow

願望：ルネッサンスシム
特質：本の虫　生真面目　自信家

ウィロー十一代目。
そろそろ年貢の納め時です。

ヒル・エイミー
Aimee Hill

特質：ロマンチック　盗み癖　家族志向
嫌いな活動：フィットネス

ハイデのパートナー。
子供が成長して影が薄くなるのは親シムの宿命です。

ウィロー・アイビー
Ivy Willow

特質：陽気　アクティブ　芸術愛好家

ハイデのサイエンスベビー。
姉弟仲は良好です。

ウィロー・ヘイダー
Hader Willow

特質：アクティブ　外交的　野心家

ハイデとエイミーのサイエンスベビー。
ブ厚い。とにかくブ厚い。

ヘイダー新当主

ああっ
なんだと！？
誰かが座っているならたとえ別の階であっても移動しちまうのか。
手間が増えたわ……。

あそっか。
テーブルのセットをしておけばいいんだ。

さて。
まだエイミーが上にいますが、
どうなるかアイビー見せておくれ。

おーーーー座ったあ。
これでオーケーですね。

洗濯機を置いたのでシムの服を洗う必要が出てきました。
まあ面倒ではありますが、
思ったほど服が汚れないので適当にやっていきます。

お前流石に家族の服の中まで漁るのはコソ泥がすぎると思うぜ私は。

誰だよポケットにバラ突っ込んだままにしてる奴。

うんじゃまあ、
洗濯してみますか。

ジャブジャブジャブジャブジャブジャブジャブジャブ……

続いて乾燥機へ。

ああシムだからどうせと思ったらほんとに目ぇ回すんだ。

乾燥が終わりました。
結構時間掛かるなあ。

今日はハイデが仕事に行っているので、
アイビーとヘイダーの二人で店を回します。
ハイデがいないということは補充以外で商品が増えないということ。
楽に済みそうですな。

アイビー：じゃあヘイダー、あたし今日の分の補充やるから。お客さんの相手よろしく。
ヘイダー：おう。

では§21222から。開店。

ヘイダー：いやこれは量多いよ。どうせまだ誰も来ないだろうし僕も手伝うわ。
アイビー：助かる～。

荒ぶる客を落ち着かせるのも店員の役目。
気分良く品物を眺めてほしいですからね。

え今日こんなに回収しなきゃならんの……？
ハイデ無しで？
無理でしょ……。

ヘイダー：こんにちは。何かお好みなど御座いますか。
ブライズ：あ、いや、懐かしい場所だなって思って。
ヘイダー：そうでしたか、失礼いたしました。

aqua-flora.hatenablog.com

あっ、オイ何すんだテメエ。
売りものに掛かったらどうすんだよ。

追い返しました。

アイビー：大変だったねえヘイダー。
ヘイダー：ったく頭にくるよ。クソムカつく……でも褒めてよ、毅然とした態度ってやつ、僕にもとれたよ。
アイビー：うん、見てたよ。流石はハイデママの跡継ぎ。ちょっと休んでな。
ヘイダー：はあ……

アイビー：お買い上げですか。
ブライズ：うん。彼の財布の足しにしてやって。
アイビー：ありがとうございます。

この日の売上は二点のみ。
まあ、こんなもんか。

うーん赤字だ。
長期的に見れば一応儲かってはいるんですが、
うちは不定期だからなあ。

ヘイダー：あー疲れた……

ハイデ：やあヘイダー。ブライズから連絡来てたよ、立派だったんだってね。
ヘイダー：そう？　へへ、ありがとう。
ハイデ：これで安心して当主を任せられる。頼んだよ。
ヘイダー：いや重いよ急に。
ハイデ：なに、暫くは僕もいるから。なにかあったら頼って。
ヘイダー：まあそんなに言うなら。

だめだーっテーブルセッティングをしても吸い寄せられるわ！！
畜生どうしてこうなるんだよォォ

さあて今日は収穫祭……の前に、
誰か来ました。

ヘイダー：おうよく来たね。どう？　新しい僕の家。
イーヴァ：ずっとうちから見てたけど明るくなったよね。目に悪いから元に戻してよ。
ヘイダー：相変わらずだなあ。

彼女は隣人のスミス・イーヴァ。
あのスペンサーの長女でヘイダーの友達です。

イーヴァ：あれ、どしたのその格好。
ヘイダー：ん？　今日は収穫祭だろ？　だから親戚呼んでパーティーやるんだよ。
イーヴァ：へー。もう一時間だけ居ていい？
ヘイダー：いいけど、そっちはいいの？　いとこ沢山いるだろ？
イーヴァ：まあなんかあるかもしんないけど行きたくないよ。ウチ年下だもん。
ヘイダー：あー。今日の僕もそうだ。

パーティーのゲストたちが集まってきました。

ヴィヴィアン：やあお久しぶり、ハイデさん。
ハイデ：久し振り。その後どう？　一人でちゃんとやってけてる？
ヴィヴィアン：ぼちぼちかな。たまに父さんたちが恋しくなる。
ハイデ：あんまり独りで寂しいとかあったら我が家を頼ってね？　身内なんだからさ。
ヴィヴィアン：ありがとう。

ヘリオスも来てくれましたよ。
これまた久し振りですね。

ハイデ：（太ったねえヘリオスは……ますます見た目が怪しくなった）

お言葉ですがあなたも男物着てヘリオスと並ぶと割と怪しいですよ。
今は女物だからいいけど。

aqua-flora.hatenablog.com

ハイデ：悪いけどフランシス、僕は地に足つけて生きるんだ。

辞めた仕事のオファーとかも来るんだね……

んじゃまあご馳走といきましょうか。

椅子が足りねえ。

急遽ソファを用意しました。
座れヘイダー。

ヘリオス：改めてどうだい。僕の妻は。
ハイデ：ん？　ああ、とっても綺麗だと思うよ。
ヘリオス：そうでしょ～。毎日結構手間かけてるからね、綺麗で当然だよ。
アイビー：叔父さぁん、あんまりそういうの勝手に言わないほうがいいですよ？　苦労を見せたがらない人が多いから。
ヘリオス：そう？　僕には結構言ってきたけど。
アイビー：そりゃ自分から言うのは別でしょ。
ヘリオス：そっかあ。ごめんなあリタあ。

リタ：お義姉さんも割と綺麗よねえ。おいくつ？
ハイデ：実はもうすぐ老人枠……
ヴィヴィアン：うっそだあ見えないよそんなふうには。
エイミー：ハイデもね、相当苦労しているのよ。
ヘリオス：相変わらずジム通いしてんの？
アイビー：通うどころか今は家に運動器具あるんで……
ヘイダー：さっきも結構怖い顔でヒルチャレンジやってた。
ハイデ：みんなめちゃくちゃ他人の努力バラすじゃん。いいけど別に。

アイビー：うわぇ。変なもの見ちゃった。
ヴィヴィアン：ッハッハッハッハ。ああいうの嫌い？
アイビー：嫌いっていうか叔父さんのは見たくないっていうか。そういう姉さんはどうなんです。
ヴィヴィアン：あたしはもう。家で散々見せつけられたから。
アイビー：ああ、そういえば難のある人達なんでしたね。姉さんのご両親。

ハイデ：おや男衆。動きが硬いね。そんなんじゃあ女の子はリードできないよ～？
ヘイダー：別に僕踊る相手いないし。
ハイデ：お隣のイヴちゃんは？　さっきも帰るまで踊ってたじゃん。
ヘイダー：僕は踊ってなかったよ。
ハイデ：ッフフフ。まあまあ頑張れ。
ヘイダー：だからそんなんじゃないって。
ヘリオス：調子に乗る姉ちゃんってなんか久し振りに見たな。

エイミー：血族って面白いわね。ハイデとアン、従姉妹なのにこんなにも違ってて。
ヴィヴィアン：ああ。アタシと父さんはお祖父さんに似たんだけど、ハイデさんとその父さんはお祖母さんに似たらしいんだよね。だから全然違うんだ。
エイミー：そうなのね。
ヴィヴィアン：でもさ、そっちも割とそんな感じがするね。アイビーはハイデさん似でヘイダー君はエイミーさん似だ。
エイミー：あら。でもあたくしあそこまで筋骨隆々じゃなくてよ？
ハイデ：僕だってヘイダーほどは無いよ筋肉。

あいつホントなんなんだろうな……。

なんていうかこいつ……
画面切り替えて戻ってきたら必要もないのに謎に上裸になってそうだな。

はい、パーティー終わりました。
色々とこの家の欠点とかも見えてきました。
近いうちに直しておきましょう。

ヘイダー：フー！　収穫祭おめでとうー！

今かよ。

やーハイデ、
お疲れ様でした。
風呂にでも入ってゆっくり休んでくださいな。

ハイデ：そうさせてもらうよ。……なんで写してるの？

まだ脱いでないからいいかなって。

ハイデ：やめてよまたちょっと肉弛んだんだからあ。

別にいいじゃないのもうすぐ老人なんだから。

寝て起きたらハイデが陽気になってました。
このタイミングで自己発見か。

ハイデ：あっはっは……洗濯物がこんなに……

パーティーの後ってすごいんだなあ。
一晩で洗濯かごが埋まりました。
こりゃ気をつけんとあかんで。

アイビー：ねえヘイダー新当主。
ヘイダー：何？　語呂悪っ。
アイビー：ヘイダーはこれからどうするつもり？　いままでと同じってわけにもいかないでしょ。
ヘイダー：まあ確かにそうだね。ゆくゆくはうちの店じゃなくて他所に就職してのし上がりたいよ。でも暫くは今のままでいいかな。
アイビー：そっか。いやほら、そっちの方針次第でアタシも生き方変わるからさ。予め訊いておこうと思って。
ヘイダー：ありがとね。嬉しいよ。