Aquaです。
【前回のあらすじ】
ボウは冗談ばかり言うパカアにブチギレ、ダニエルはライリーを理不尽に怒鳴りつけるケイシーから守りました。あとマリーがまた一人産みます。はい。
【主な登場シム】
ウィロー・ブバリア
Bouvardia "Bo" Willow
願望:途方もないお金持ち
特質:陽気 高慢ちき 誓約嫌い
ウィロー家の二代目。
記事内ではボウと呼びます。
ウハ・ダニエル
Daniel Uha
特質:本の虫 陰気 家族志向
好きな色:ブルー
ボウの義兄。
現在はもうちょっと丸くふくよかになってます。
ウィロー・アマリリス
Amaryllis "Marie" Willow
特質:ナルシスト ダンスマシーン 完璧主義者
セレブランク:ライジングスター
ボウの母親。
毎回打ち込むには長いのでマリーと呼びます。
ウハ・パカア
Paka'a Uha
特質:マヌケ 海の子 音楽好き
種族:人魚
ボウの父親。
ちょっとマヌケなところはありますが、まあご愛嬌?
総集編#2-2 ボウ、羽ばたく。
ボウは、ノーマの住む家にやってきました。
なんだこの建物デッカ。
これがアパートじゃなくて一世帯の家とか流石はランドグラーブですね。
だってほら一階だけでもこれですよ。
やばいですよ大豪邸ですよこんなん。
その豪邸にすらボウは物足りなさを感じていると。
ここまで来ると何がいいのかもうわかりません!ww
ボウ:羨ましいなあーこんな大きな家に住めるなんて。
ノーマ:無駄なことにお金使った親御さんを恨むんだね。
ボウ:ほんとそれ。寄付なんかどうでもいいからあたしらのために残しておいてほしかったわ。
最近パカアは、
よくボウに対して「自分は犯罪者のボスだ」という変な嘘を言っては緊張させています。
そのたびに喧嘩になるんです……厄介ですね。
ボウ:その冗談はゴミの役にも立たないからやめろって何度言ったら分かるわけ!?
パカア:真に受けることないじゃないか。
ボウ:バッカだねえそういうことじゃないんだっつの!
そういえばマヌケと高慢ちきって相反する特質なんでしたね。
パカア:ボウが厳しいよ……なんかもう嫌になってきちゃった……。
マリー:そんなに落ち込まないの。思春期乗り越えたら落ち着くからさ。
パカア:そうだといいなあ。
ケイシーとマリーが、一日違いでパカアの子を産みました。
ダニエル:おお、ベル。こんにちは、俺ダニエルだよ。……へへ、なんかボウが生まれたときのこと思い出しちゃったな。覚えてないけど。
ボウ:はぁ!? こんなことしてどこまで無駄に家の金使う気よ、あたしが独り立ちしてからでいいじゃんこんなの作るのはさあ!
ベルのことが気に入らないボウ。
この子がある程度成長しても、
変わらず怒鳴り続けています。
ボウ:うるさい!! その全身公衆トイレみたいななりであたしに近寄らないで!! 何が妹よ、大きくなるまで面倒見られないっつのによくやるわまったく。
ボウ:ちょっとパパ!! あたしが入ってんのに何勝手に入ってきてシャワー浴びようとしてんのよ! 服着て出てけ!!
ボウがリラックスできるのは、
もう友達と一緒にいる時だけなのかもしれません。
自身と母マリーの誕生日パーティーを前に、
ノーマとポーリーンとともに例の公園にやってきました。
するとそこへ現れたのがあのケイシー。
この……なんでしょうね。
左から盗み癖、高慢ちき、意地悪、悪人とかいうこの集まり。
ボウ:お腹の子生まれたの? おめでとう。
ケイシー:可愛い女の子が出てきたわ。そっちは?
ボウ:ついこないだね。生まれやがったわ妹が。
ケイシー:子供は嫌い? パカアさんなんて良い人の血を受けてるのに。もし邪魔なら私に預けてくれてもいいのよ? 育ててあげるわ、あなたの妹二人とも。
ボウ:今なんてった?
ボウ:もう無理。あの家にはいられない。早く離れたい。
ノーマ:そんなに嫌?
ボウ:あんなでっかいお荷物抱えて生きてくなんて嫌だもんあたしはー!! ただでさえ貧相な家なのにその上あんなきったないものが彷徨いてるとか耐えられないの!! パパのノリにもイライラするし!! 失望クラスの事実も聞いちゃったし!! うえぇーん!!!!!
ポーリーン:だいじょぶー?
ノーマ:わかったから泣くな泣くな。
ボウ:ぐすん。
ノーマ:取り敢えず暫く一人になんな。やっすいアパートでさ。
ボウ:なんでわざわざ「やっすいアパート」なんていうの……。
ノーマ:どうせあんたんとこお金無いんだから、それしか選びようがないでしょ。貧乏人。
ボウ:慰めるのかバカにするのかどっちかにして。
ノーマ:じゃあもっとバカにさせてもらうわ。
ボウ:あんたのそういうとこ好きだよ。
家に帰りまして、パーティー開始です。
マリーのパーティーでもありますので、懐かしい面々を呼んでおります。
ホワキン:イェー!! 誕生日おめでとうー!!
年寄りになったマリー。
なんかいきなり家の外に弾き出されました。
座標が狂ったかな。
続いてボウ。
はい、成長完了。
「誓約嫌い」の特質をつけました。
これは厄介。
クレメント:ホゥホゥホゥ! やあ! ファーザーウィンターだよ!
お、ファーザーウィンターのフロスト・クレメントです。
冬祭りですからね。そりゃ来ます。
奥の二人は何してんの?????
マリー:プレゼントくれるの?
クレメント:特にきみはいい子にしていたそうだからね。良いものを持ってきたよ。
マリー:他のみんなは?
クレメント:ダニエルくんだったかな、彼にも良いものを持ってきてある。
マリー:ベルは置いておくとして、他の二人は?
クレメント:また次の一年いい子にしていたら、もっといいものを持ってくると伝えてくれ。
マリー:ボウはともかくパカアも悪い子なのね。把握した。
こうしてパーティーは終了。
翌日、ボウは一人ウィロー家を去りました。
新たな移住先は大都会、サン・マイシューノ。
暫く住む家はこちら。
スパイス・マーケットに来ました。
ボウ:辛ああああああああいいいいい!!
お約束。
イトウ家のキヨシがギターを弾いています。
チップ払っていきましょう。
ボウ:そっか。すごい地道だけどこういう稼ぎ方もありか。人にこき使われるくらいならこっちのほうがいいよね。
いいわけ無いでしょバイト始めなさいあんた。
ボウ:グエェーーッ! このあたしがバイトだとォーーッ!?
うわセオドリックだ。
セオドリック:やあダニエル君の妹さん。こんなところで会うとは奇遇だな。もしかして家出かな?
ボウ:あたしはもうあそこには帰らないよ。パパと妹がいなくならない限りね。
セオドリック:それは残念だ。いいお隣さんだったのに。そういえば、ダニエル君の青春が良い展開を迎えているそうでね、近々彼もスラニに引っ越すそうだ。僕は寂しいよ。
ボウ:じゃあもう本当に帰る理由無くなっちゃうな。ママには悪いけど……。
ボウ:あれ? ママ!?
噂をすればです。
ボウ:うわホントにママだ! なんでこんなとこに!?
マリー:そりゃウチのセリフだよお。急に居なくなっちゃったんだもの寂しかったよ。
ボウ:ごめんなさいママ。でもあたし――
マリー:わかってるよ、わかってる。ウチはね、あんたのこと応援してるから。自分で歩き始めたのを引き止めたりとか、そんなことはしないよ。
ボウ:……ありがとう。ママ。
マリー:ダニエルのことよろしく頼んだよ。ずっと仲良くあってちょうだい。
ボウ:そうねえ……わかったよ。
マリー:よろしい。
アートセンターに来ました。
ボウ:こんなんで大々的に飾られちゃうわけ? 何でもかんでもシンプルにすりゃいいってもんじゃないのよ? あたしゴテゴテツヤツヤしてた頃のクロームのアイコン好きだったんだけど。
イーゼルを発見。
ちょっと絵を描いてみました。
ボウ:んー絵って難しいわやっぱ。
建物を出たところでケイシーと鉢合わせました。
ケイシー:あなたのお母さんから提案を受けたわ。自分が死んだらベルちゃんのことお願いできないかって。その場で了承したわよ。
ボウ:あれ。ママ気づいてたんだ。ていうかいいの? 子供二人とか絶対面倒でしょ。
ケイシー:うちには余裕があるの。
ボウ:パパは一人になっちゃうけどどうするの? いっそあの家に引っ越してくるっていうのはどう?
ケイシー:いやよあんな老いぼれと住むなんて。私が欲しいのは元気なパカアさんの遺伝子。しわくちゃの爺さんなんかいらないわ。
殺風景な家だこと。
必要最低限しかありませんからねえ。
なにかワンポイントあれば良いんですが。
絵画スキルのレベルを上げるのと、§100稼ぐのが気まぐれに出ていたので、
美術館に向かわせました。
描き続ければそのうち一枚でも凄いお金になりますからね。
結局この世界で稼ぐなら、この手に限るわけです。
ボウ:ん~~~~~。陳腐だけどまあいっか。よく描けたよく描けた。
どうやらボウ的にはこの絵はアリだそうです。
基準がわからない……。
ジムでトレーニング中、
ボウは自分以外の高慢ちきシムを探知したようです。
もしかしてこのアイリーンという人のことかな?
確かボウと居合わせるのは初めてだったような気がします。
結論から書きますと、彼女は高慢ちきではありませんでした。
じゃあ誰に反応したんだ?
ノーマ:知ってると思うけど私結婚したんだよ。
ボウ:そ゛れ゛は゛ お゛め゛で゛ と゛う゛ !!゛
ノーマ:でさあ私思ったんだけど、あんたもどっか金持ちの男でも女でも捕まえてさ、そいつの金使って豪邸でも作ればいいんじゃない? 結婚は一番の収入だよ。
ボウ:女゛だったらあ゛んたがいいな゛。
ノーマ:嬉しいね。悪いけどあんたにうちの金は使わせないよ。
ボウ:そ゛もそも あ゛たしは …… 結婚゛ な゛んか ン゛ヌ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!゛ しな゛い し!!゛
ノーマ:ヘロッヘロだねぇあんた。もちょっと鍛えな?
ボウ:今゛やっ゛てる゛!!
またそれ描いたんかきみ。
ボウ:前のほうが好きだわ……
よく出来ていると思いますけど?
ボウ:何が「箸」よこんなの! あたしら人類にはナイフとフォークとスプーンって文明の利器があんだからこんなもの! 使うとか!! 原始人か!!! ての!!!!!
絵を何枚か描いているうちに、
ついに一枚の値段が§300を超えられるようになりました。
この手に限るなあ。
まだまだ描きますよ。
なんだその絵は。
外のストリートアートのお手伝いもしてしまいます。
今回は帰ってしまいましたが、
また続きをやることにしましょう。
完成が楽しみですね。
§1689!?!?!?
ついにボウが傑作を仕上げました!
取り敢えず、
これは売らずに所持品に入れておくことに。
あー!
壁の絵が出来上がっているーーッ!!
折角だから完成に立ち会いたかった……。
もはや「いつもの」と言ってもいい三人で集まっていたら、
またケイシーがやってきました。
あんたも入れて四人でクラブ作っちゃいましょう。
ボウ:今気づいたんだけどさ……あんたら上着同じなんだね。お揃いじゃん。
ポーリーン:うわホントだ!
ノーマ:今更かよ。
お金が結構貯まってきましたので、
家具や壁紙、床などとにかく全てを一段階お高いものに買い替えました。
とはいえこの家でもまだ不満はあるそうです。
これからさらに良くしていきましょう、
もはや傑作でもないのに§700台を叩き出すようになって……
ダニエルが遊びに来てくれました。
ダニエル:俺パパになるんだ。もちろんママはライリーな。
ボウ:ホントー!? おめでとうおめでとう! そういやベルのこと聞いた? ママが死んだらケイシーに預けるって。
ダニエル:聞いたよ。俺は反対したんだけど、ボウはどう?
ボウ:まあ賛成かなあ。向こうの子とベルって歳が近いからいいんじゃない? あのパパに育てられるのも心配でしょ。
ダニエル:俺はあの女に育てられることのほうが心配だな。
ボウ:あたしから伝えとこっか? ケイシーとは仲がいいから。
ダニエル:嘘だろなんで!?
セオドリック:ダニエル君の妹さんじゃないか。
ボウ:そろそろボウかブバリアって呼んでほしいなあ。
セオドリック:妹さん、きみ前より太ってないか?
ボウ:あんたならそういう失礼なこといきなり言うと思ったよ。
セオドリック:元お隣さんとして心配になってくるよ。
ダニエル:なあ、ボウ……ジムだから敢えて言うんだけどさ、俺が言えたことじゃないんだが……前よりちょっとだけ太ってないか?
セオドリック:ほらな! 言ったろう!? やはりきみは太ったのさ!
ボウ:何よその勝ち誇ったような顔は。
セオドリック:ダニエル君やはりきみはいいやつだな。
ダニエル:あんたはやっぱり失礼な悪いやつだよ。
なんて話をしていたところ、
マリーの訃報が入りました。
トレーニングは中止です。
帰って母の死を悼みましょう。
母マリーを喪ったボウ。
しかしこの後にもまだ、辛い別れが待っています。
今回はここまで。
またお会いしましょう。