Aquaです。
ちょっと記事を書くほどシムズを遊べていないので総集編で時間稼ぎさせてください。
いや時間はあるんですが、
フローラをヴァンパイアにした辺りからもう飽きがきていてですね。
【前回のあらすじ】
陰気な兄と陽気な妹に挟まれ、名声が上がらないこともあって感情大爆発を起こしたマリー。子供たちが成長するとすっかり疲れてしまいました。
ガオン。
【主な登場シム】
ウィロー・ブバリア
Bouvardia "Bo" Willow
願望:名家
特質:陽気 高慢ちき
ウィロー家の二代目。
記事内ではボウと呼びます。
ウハ・ダニエル
Daniel Uha
特質:本の虫 陰気
好きな色:ブルー
ボウの義兄。
陰気な上今はティーンですので、基本的に感情が不安定です。
ウィロー・アマリリス
Amaryllis "Marie" Willow
特質:ナルシスト ダンスマシーン 完璧主義者
セレブランク:ライジングスター
ボウの母親。
毎回打ち込むには長いのでマリーと呼びます。
ウハ・パカア
Paka'a Uha
特質:マヌケ 海の子 音楽好き
種族:人魚
ボウの父親。
ちょっとマヌケなところはありますが、まあご愛嬌?
総集編#2-1 ダニエルの青春
こちらは現在のウィロー家です。
いつまでもダニエルとボウが狭い一部屋というのも可哀想でしたので、
三階部分を作りました。
凸。
しかしいくら増築しても、家具家電は基本的にどれも安物です。
ちょっとわがまま気味になってしまったボウには退屈なんだそうな。
困りましたね。
ボウ:やっぱりだめ! こんなの恥ずかしすぎるわ! それなりに広いのに中がこんなに貧相とか、むず痒くなってきた。ちょっと出掛けてくる。
やってきましたのはファン・ホーント・エステート。
いわゆるシャレーガーデンです。洒落てますね。
これほどの場所であれば、きっとボウのお眼鏡にもかなうことでしょう。
マジかよこれでまあまあなのかよ。
一体どこまで高慢になっちゃったんです? 彼女は。
だって一階だけでもこんなにすごいのに……
歩く続け行く宛も無くなりましたので、
ウィロー・クリークの公園へ移動。
ここでは例の退屈ムードレットは出ていません。
暫く休憩していると、ランドグラーブ・ノーマというティーンに出会いました。
あのジェフリーの娘さんです。
ボウ:こんにちはー! あたしウィロー・ブバリア。ボウって呼んで。
ノーマ:はあ……。明らか落ち込んでる人に対してよくそんな元気に話しかけられるね。
ボウ:雰囲気暗くて溜息ばっかりついてると幸せも一緒に逃げちゃうって言うよー?
ノーマ:悪いけどこうやって話しかけられてることが何よりの不幸だよ。
もう一人来ました。
ムーン・ポーリーンというこれまたティーンです。
ボウ:ランドグラーブってことはすっごいお金持ちよね、今度お家にお邪魔させてもらえない?
ノーマ:なんで?
ボウ:本当の豪邸と栄えた家っていうのがどういうものか知りたくて。
ノーマ:うちは別にいいけど、もし敷地内で変なこと言ったら多分あんた死ぬわよ。
ポーリーン:こわ。
まあランドグラーブですからね……。
ダニエルが学校で「バニー優等賞」というものを取ったそうです。
おめでとう。
うさぎの置物を頂きましたので、後で部屋に飾っておきましょうね。
ボウがケアロハ・ライリーという同級生を連れてきました。
ダニエル:やあ。兄のダニエルだよ。よろしく。
ライリー:うちライリー。どーもね。
ダニエル:悪いけどほんとしんどいんだ今。なんでかわかんないけど無性に。
ライリー:あーあるよそういうこと。うちもねーたまに凄いイライラすんのよね。
ボウ:相手してくれてたの? ありがとねダニー。
ライリー:二人とも元気出しなよ。んな湿っぽい顔に挟まれてるとなんかイライラしてくるわ。
ボウ:ごめんね誘っておいてこのザマで。
ライリーの特質は「せっかち」。
陰気なダニエルや陽気なボウとは噛み合いが悪そうです。
マリーは、かつてのクラブ仲間ドミニック氏の娘・モーガンに呼び出されてギークコンへ。
マリー:パカアとはこの広場で出会ったの。会場でいきなりあんたのお父さんに花びら吹っかけられてさ、ウチも誰かにやってみようってなって。
モーガン:てことはあたしのパパがキューピッドだったりする? てかそんなお祭り行ってパパは何やってんのよ。ママのことほったらかしだったんでしょその間。
マリー:そうみたいね。ウチのパカアはそういうことしないか心配だわ。
モーガン:誰かに取られたりしたらやっぱ嫌?
マリー:うーん。最近さ、ほんと色んなものがどうでもよくなってきてんのよ。今のウチだったら多分、もしパカアがよそに子供作っても「ああそう」で済ませちゃうかも。
モーガン:めっちゃ疲れてんじゃんそれ。
マリー:どっちかっていうとあれだわ、「くたびれた自分を認知したくないから、『ああそう』だなんて言わせないで」って感じ。
不安は的中しました。
たまたま家で一人だったパカアの前に現れたのは、あのモロニー・ケイシー。
既に若者に成長している彼女は、
勝手に家に上がるや否やパカアを誘惑してきたのです。
ケイシー:ねえパカアさん、あなたから見て私はどう? 輝いてる?
パカア:そうだねえ……うん! すっごい輝いてると思うよ!
ケイシー:ほんとにそう思ってる? あれだけ褒められてお返ししないのは悪いって思ったんじゃない?
パカア:そんなことはないよ! うん! ……本当に輝いてるから。とっても……その、綺麗だと思うよ。
ケイシー:フッフ。ありがとうパカアさん、あなたも綺麗だわ。人魚姿も、もちろん、今の人間の姿もね。
完全に乗せられてしまったパカア。
そのままあれよあれよという間に――
面白いことになりました。
後日、またライリーが遊びに来ました。
どうやらライリーてば、ダニエルに惹かれているようです。
応えてあげましょう、拒む理由はありません。
二人共いい感じだなあと思っていたところへ、
もう一人客人が。
ビョルグソン・セオドリックですね。
セオドリック:なんだ? ダニエル君、今日は随分と表情が明るいじゃないか。もう陰気はやめたのか?
ライリー:何この人。
セオドリック:隣に住むセオドリックだ。……ああ~なるほど、ダニエル君、それでそんなに幸せそうにしているわけか。ハハハ、いいじゃないかいいじゃないか。ちょっと紹介してくれ?
ダニエル:友達のライリーだよ。妹が連れてきた。
セオドリック:ほおう友達。ダニエル君、きみに友達ができるとはねえ。隣人としてこれほど嬉しいことはないよ。
セオドリック:彼は少々陰気なところがあるが仲良くしてやってくれ? いい友達を持ったと思って。
ダニエル:あんたやっぱり失礼だな。相手することはないよ。
ライリー:そうね。自信満々なやつを見ているとイライラしてくるわ。
セオドリック:言うじゃないか二人とも、仲の良いことだ。どうかな、これから(省略)
その後もクドクドとセオドリックの話は続き、
あーあーあーとうとうライリー帰っちゃった。
どうすんのこれ。
ダニエル:やってくれたなあんた。逃げられちゃったじゃないか。
続いてボウも接触。
ボウ:ね、お願い! 今度ちょっと遊びに行かせてくんない? お家見せてほしいの! ずっと気になってんのよあなたたちのお家。
セオドリック:……ふんふん。いいだろう、目処が立ったら教えてくれ?
彼の家は豪邸ですからね、
ボウとしては一見の価値有りです。
セオドリック:汚れているじゃないか。頼むよ、お隣さんなんだから綺麗であってほしいんだ。
そのままご帰宅。
おーい! 家そっちじゃないぞー!
ダニエル:辛アアァーーッ!!
ダニエル:ふぉ……。
ダニエル:か
改めてライリーが遊びに来てくれました。
ほんとよく来るな。
ダニエル:来てくれてありがとう。会いたかったんだ。
ライリー:ほんとー!? うれしー! うちもダニーに会いたくてねー! ボウに着いてきちゃった。
ダニエル:ほんとかい! えへへ、僕も嬉しいなあ!
ボウ:(そのボウはここにいるんだっつの全く堂々といちゃいちゃしちゃってさ。くだらな)
その後二人は部屋に移動したのですが……
なんか言い争いをしてますよ?
なんでこうなった?
さっき告白していい雰囲気になったばっかりj
えええ何事もなかったかのように微笑んでるゥゥゥ!?
何があったんだ一体……。
ま、まあ、とにかく、
なんやかんやあって二人は恋人になったわけです。
ムカつくほどに凄い雪。
ボウはビョルグソン邸にやってきました。
ボウ:遊びに来たよ。
セオドリック:来たね。何もない家だが、ゆっくり見ていくといいよ。
ボウ:こんな広々してて何もないわけはないでしょー。
ダニエル:あいつの家楽しかった?
ボウ:あっこも月並みだわ。何もない。広いだけでうちと同じ。
ダニエル:厳しいなあ。
早いもので、今日はダニエルの誕生日です。
パカアの誕生日も二日後ぐらいに控えていますので、
前倒しして二人まとめて祝ってしまいます。
ボウ:ダニーなに悲しい顔してんの? ねえ笑いなよ。今日誕生日でしょ!
ダニエル:やめろそのセリフ。それができないからこんなに悲しくなってんだよ。
今回は、パカアとダニエルの友人をそれぞれ二人ずつ招待しています。
ダニエルの友人枠一人目はもちろん、恋人のライリー。
ライリー:ダニーまた悲しそうな顔しちゃってさ。誕生日だよ笑ったら?
ダニエル:結局これは誰からも言われるんだな……
もう一人はセオドリック。
ダニエル:誰が呼んだんだこいつ。
ボウ:ママでしょどうせ。
セオドリック:マリーさんに声を掛けられたよ。なんせ僕は、ダニエル君の「お友達」だからね。
ダニエル:お母さーん! こいつ友達じゃないよー!
パカアの友人一人目はこの人。
はい。
ケイシーです。
他にいねんだ友達が。
ウクパニポ:よう! 盛り上がってるか?(扉バァーン!)
二人目はウクパニポ氏です。
ケイシー:フッフッフ、大きくなってるでしょう? あなたの赤ちゃん。大事に大事に育てさせてもらうわね。フフ。
パカア:(あああ僕はなんてことを……。せめてマリーには、せめてマリーには知られずにいてくれ……!)
さあまずはダニエルからです。
家族どころかライリーからすらもまともに祝われてないように見えますが。
ウクパニポ:おめでとう。ダニエル。
祝ってくれてるように見えるのはこの人だけだわ。
ダニエルが若者に成長!
「家族志向」の特質をつけました。
続いてパカアの番です。
ケイシー:(ギリギリ間に合ってよかったわ)
あんたマジで眼力強いな。
誰も反応しない中、
ただ一人クラッカーでお祝いしてくれるウクパニポ氏。
いいやつすぎるでしょ……。
ウクパニポ:おめでとーぅ!!
マリー:ダニエルー? 誕生日おめでとう。
ダニエル:ありがとうお母さん。……次からは呼ぶ人考えてほしいな。
マリー:大丈夫よ、次はない。その頃にはウチはもう死んでるわ。はっはっは。
マリー:ねえパカア。
パカア:な、なに?
マリー:あなたさっきからよそよそしくない?
パカア:そそんなことはないよ。老人になった実感が湧かなくてふわふわしてるだけさ。
ケイシーもですが、マリーもお腹が大きくなっていますね。
ケイシー:彼の子? 三人目?
マリー:ダニエルは彼の養子だから二人目。まさかこの歳でできるとはね。
ケイシー:もしよければ私が面倒見ましょうか? この家に五人は窮屈でしょう?
マリー:大丈夫大丈夫、安心して。部屋なら幾らでも用意できるから。
ボウ:嘘をつけー!!
ケイシーがライリーに怒鳴りつけています。
何があったんでしょうか。
ダニエル:ちょっと待てあんた! ライリーが何したか知らないが、俺の前で、彼女や俺の家族のことをそこまでコケにするのは許さないぞ。これ以上やるなら帰ってくれ!
ケイシー:フン! 家族ねえ。養子の分際でよく言うじゃない。彼の血も流れてないくせになにが“ウハ・ダニエル”よ。
ダニエル:本性を表したな。
なんだか終わり際になって嫌なパーティーになってしまいましたね。
もうちょっとお気楽にいきましょう?
はじめ面白いからと放置して酷い絵面になるのを期待していたんですが、
ダニエルはそれを許さず、自律行動で間に入ってくれましたよ。
頼もしい限り。チッ。
ライリー:ありがとダニー。
ダニエル:すっごい緊張したよ……。怖かった……。
ライリー:んもう。ダニーったら。
ダニエル:俺さ、ボウみたいに強くはないけど、みんなのことは大事にしたいんだ。もちろん、ライリーのことも。だから頑張るよ、応援してくれないかな?
ライリー:もちろん。いくらでも。
ダニエル:へへ、ありがとうライリー。
こうして恋人を得て立派になったダニエルは、
もう少し先になりますが、この後ライリーの家へと移りました。
末永くお幸せに。
……で?
こっちはどうしちゃったの?
次回に続きます。
【追記】
次回より投稿時間を下記の通り変更致します。
月曜日:16:00→14:00
木曜日:17:00→16:00
火曜日(予備日):14:00→18:00
金曜日(予備日):18:00→14:00