水花帳 ~シムとかその他とか~

PC版『The Sims 4』をのんびりと遊んでいます。 のーんびり、です。

#1-3 記念撮影と限界【willow総集編】

Aquaです。

例の『Life by You』の映像が出ましたが、
まあ大体分かってましたけど重そうですね。
ティーズもステラリスもちょいちょい耐えられないぐらいなんで、
五ヶ月あるとはいえもう諦めてます。
そこさえ問題なければとっととそっちに移るんだけどな……。

 

【前回のあらすじ】

たとえ他人の結婚式であろうとも、ゴス・モティマー以上に目立つシムはいないのだ。

完。

aqua-flora.hatenablog.com

 

【主な登場シム】

ウィロー・アマリリス
Amaryllis "Marie" Willow

願望 パーティー好き
特質 ナルシスト ダンスマシーン 完璧主義者

ウィロー家の始祖シム。
毎回打ち込むには長いのでマリーと呼びます。

 

ウハ・パカア
Paka'a Uha

特質 マヌケ 海の子 音楽好き
種族 人魚

マリーが自分以外で初めて惚れた相手。
主に子供たちと関わるのはこちらのほう。

 

ウハ・ダニエル
Daniel Uha

特質 本の虫
好きな色 ブルー

昔パカアが引き取った子供。
妹からの扱いは割と悪いほうです。

 

ウィロー・ブバリア
Bouvardia "Bo" Willow

特質 陽気
種族 人魚

マリーとパカアの娘。
記事内ではボウと呼びます。

 

総集編#1-3 記念撮影と限界

あの結婚式から時が経ち、
マリーとパカアは若者から大人に、
ボウは幼児を経て早くも子供に成長しました。

 

セルジオ:きみも随分丸くなったもんだ。昔はここいらじゃ一番忙しなくて喧しくて賑やだったのに。
マリー:これが“親”だよ。

 

最近やけにお客が多いです。
ユキちゃんが遊びに来てくれました。

 

あら。
なんと彼女、若者になってから盗み癖の特質がついてるようです。
一応目を離さないようにしましょうか……。

 

お姉ちゃんに続いてユキちゃんとも一枚パシャリ。

 

これで姉妹とのツーショットが並びました。

ユキ:お姉ちゃんの隣に飾ってくれんのー?
マリー:嫌だった?
ユキ:そんなそんな。むしろお姉ちゃんのだけでもうちが欲しいぐらい。

 

一瞬残飯を持っていく気かと疑いましたがそんなことはなかったぜ。
もし盗ってってたらいくらユキちゃんでも流石に正気を疑っていたところです。

 

久々にスピン・マスターのみんなで集まりました。
本当に久しぶり。

 

おおーっと、なんとここで遊びに来ていたランドグラーブ・ジェフリー氏が亡くなってしまったアアーーッ!!
なんつーとこで。

 

ソフィア:あ~らマリーじゃない。久しぶり。
マリー:久しぶりー!
ソフィア:なに? この人知り合い?
マリー:いや? ちょっと珍しいから話してただけ。
死神:こんばんは、死神です。
ソフィア:仕事の予約ってできる?
死神:健康な人が病院に手術の予約を入れたりはしないでしょう。それと同じですよ。
ソフィア:そういうもんなの?
死神:死も病気の一つ。我々は魂がいつまでも健康でいられるよう、ダメになった肉体から切り離し、代わりに壺に入れて守るのが仕事なんです。……見てください、早速私の施術で“本当の死”を免れた健康な魂が遊びに来ましたよ。

 

嘘やろ死んで数分で遊びにきよったでこの人。
いくらなんでも健康すぎる……。

 

はい、やってきました!
ラニ!!

 

素敵な尾びれを持った人魚が居ます。
デフォシムのウクパニポ氏ですね。
パカアのお友達です。

 

ウクパニポ:おおパカアじゃないか、久しぶり。
パカア:元気してた?
ウクパニポ:おうよ。ご先祖様祀って、うまいもん沢山食う。いつだって俺はこれで大満足さ。
パカア:変わんないなあ。
ウクパニポ:お前は幸せそうだな。わかるぜ俺には。
パカア:僕結婚したんだよね。

 

マリー:お二人さーん? イカした人魚がお揃いでなんの話?
パカア:きみウクと知り合いだったの!?
ウクパニポ:よう、久しぶり。
マリー:おひさー。そうだよー? まあ知り合いって言っても、ジム行っては「あー今日もいるなー」ってぐらいだったけど。
ウクパニポ:お前らが一緒になるたあ思わなかったよ。お似合いなんじゃねえか? 二人ともすげえ賑やかだからな。島の神々とご先祖様に代わってお祝いするよ。
マリー:ありがとー!
パカア:なぁーんか複雑だなあー!?

 

ある日、家にモロニー・ケイシーというティーンのシムがやってきました。
ラニに住むンガタ家の養子です。
自動生成にしてはよく整ったシムだこと。

ケイシー:私ケイシー。あなたここに住んでたのね。こないだビーチにいるのを家で見て気になってたのよ。ちょっとお邪魔してもいいかしら。
パカア:いいよいいよ!

 

おっと、気をつけて下さい。
彼女パカアのこと狙ってますよ。

 

マリー:パカア、なんかあの子――
パカア:しーっ。上げちゃったものは仕方ないからそっとしておこ?
マリー:んむう。
パカア:大丈夫。きみがいれば何も起きないよ。

マリーがいれば、な。

 

マリーダニエエエエエエル!!

 

ドミニックたちから、
急にウィロー家がある隣の島(ブラフス)で遊ぼうと誘われました。

 

マリー:ニック、写真撮ってもいい?
ドミニック:ああ、撮ってくれ。多分きみと会えるのも最後だろうからね。
マリー:……わかってんだ。
ドミニック:こないだのあれを目の前で見たらなあ……。ぼくもああやって死ぬのかなって。いや、むしろああなら楽しみなんだけどね? かっこよく写してくれ。
マリー:何言ってんのよ、一番かっこいいのはウチ。
ドミニック:はいはい。

 

パシャリ。

 

ビョルン:うん? なんだ私も撮ってくれるのかい。
マリー:ええそうよ。写真撮ると楽しいでしょ?
ビョルン:そうかなあ。……そうだね、きみとの思い出だ。
マリー:ほら撮るよー。笑って!
ビョルン:結局娘たちの花嫁姿は見られなかった……

 

パシャリ。

 

後日、ドミニックとビョルンは世を去りました。
その数日前にはモティマー氏も亡くなっています。
世代交代の時です。

 

ひとりキャンプファイヤーを前に踊るマリー。
ダンスマシーンの彼女ができる最大の供養ではないでしょうか。

 

ボウ:ダニーなに悲しい顔してんの? 変だよーいつもヘラヘラしてんのに。
ダニエル:ヘラヘラはしてないだろ。
ボウ:ヘラヘラしてるよーママに怒られたときも。悪いことしたから怒られるんでしょ?
ダニエル:なにー!?

おっと、これはいけない。

 

ボウ:ねえ笑いなよ。今日誕生日でしょ!
ダニエル:笑えるかよ……
ボウ:そもそもなんであんな顔してたの? 小指打った?
ダニエル:……

今日はダニエルの誕生日なのですが、ずっとこんな調子です。
ボウもね、多分悪気はないんですよ。

 

ボウ:ダニー! おもいっきし吹き消しちゃいな!
ダニエル:そんな元気ないよ……
ボウ:できるできる、ダニーならできる!
ダニエル:はあ……

 

ダニエル:ダニーおめでとー!!

 

ダニエルはティーンに成長。
新たに「陰気」の特質を得ました。

 

ボウ:ダニー、ケーキ食べようよ! きっと美味しいよ!
ダニエル:いいよ一人で食べてな? 俺はその……なんも食いたくねんだ。
パカア:じゃあ食べたくなったら言ってね。取っておくからさ。
ダニエル:いいよ構わないで。

 

ボウ:はあ。だめだこりゃあ。
パカア:どうしてこうなっちゃったんだ。
ボウ:さあ……

そりゃナルシストとマヌケと陽気に囲まれて育ってたらああもなります。

 

マリー:大きくなったねえ。
ダニエル:子供なんてみんなこうでしょ。
マリー:そうだよ、みんな大きくなんの。ボウを見てよ、あんたと違ってまだ小さいでしょ? だから励ますのも何するのも雑なのよ。真に受けるこたない。
ダニエル:……。
マリー:ほら、記念写真撮ろうよ。ね。

 

パシャリ。

誕生日おめでとう。ダニエル。

 

マリーがようやく「期待の新人」から「ライジングスター」へと名声段階を進めました。
豪い時間掛かってるんですが……。

 

誰か来ましたよ。
ビョルグソン・セオドリックという名前のシムだそうです。

 

マリー:もしかして、ウチらのお隣さんのビョルグソンさん?
セオドリック:ああ。姉たちに代わってご挨拶をと思ってね。
マリー:あれまあ男の子がいるとは聞いてなかったなあ。
セオドリック:父は僕の晴れ姿には興味が無かったんだろう。きっと。
マリー:上がってく? うちにも同じぐらいの歳の子がいんのよ~。ちょっと陰気だけど。
セオドリック:確かダニエル君だったかな、是非にお願いするよ。

 

セオドリック:ダニエル君。ご近所の付き合いだ、どうしても陰気をこじらせて居ても立っても居られなくなったら教えてくれ。相談にのるよ。
ダニエル:い、陰気だ? 俺が?
セオドリック:ああ。きみのお母さんがそう言っていた。ぼくの父も同じような性格をしていてね。扱いには慣れているんだ。
ダニエル:どこが慣れてるだよ、のっけから偉そうに話しかけてきておいて。
セオドリック:すまない。だが本当に自信はあるんだ、生まれた時から根暗親父と一緒だったからね。
ダニエル:あんたなかなか失礼だぞ?

 

ダニエル:ったくなんだよどいつもこいつも。そんなに俺が嫌いなのかよったく。
ドアバタァーン

 

突然ユキちゃんが訪ねてきました。
只今夜中の三時です。

 

マリー:折角だから訊くんだけどさ、あんたらって姉妹仲良いでしょ? あれってなんでなの? すっごい羨ましい。
ユキ:急にどうしたの? ……ああーもしかして子供たち喧嘩とかしちゃってる?
マリー:うん……。もうね、あの子たち毎日ギスギスしてて一緒にいて嫌んなっちゃうの……。アドバイスしても効果ないし、パカアはなんかどっかの小娘に狙われて危ないし、もうずっと続けてるのにアクセス数全然伸びてないし、もう嫌……。いや……

 

マリーえええええぅぐうううぅぅううううもうやだああああああああああ
ユキ:そ、そんな、別に立ち上がってまで泣かなくてもいいのに……
マリー:ごめんね、ごめんね、なんか、なんかなんか、ウチ最近ずっと、ずーっとこんな感じ、こんな感じ……なっちゃって……

 

実は最近、マリーには「感情大爆発」というセレブの悩みが付きました。
ほんの一瞬でもネガティブな感情が湧くと、
それがこのように爆発してしまう厄介な悩みです。

 

ユキ:取り敢えず座ろう?
マリー:よいしょ……。ふう。すっきりした。もういいわ。
ユキ:あ、ええぇ!? あんなに大泣きしたのに!?
マリー:うん。なんかね、急に心軽くなった。あそうだユキちゃん、サイン書いてあげる。

 

マリー:はい、現状全銀河に一つだけのウチのサイン第一号! 大事にしな?
ユキ:ねえ本当に大丈夫? あんなところ見ちゃって大丈夫だったの?? ウチなんかが。あんなの他人に見せるとか絶対嫌いだと思ってたけど。
マリー:いいよいいよ。その代わりこれあげるから、ね、皆には黙ってて?
ユキ:あそういうことか。

 

翌日。

 

ボウ:ダニー! 今日あたしの誕生日だよ!
ダニエル:悪いけどあっち行ってろよ……
ボウ:お祝いぐらいはしてくれると思ったのに……
ダニエル:あ、いや、その……

 

ダニエル:ほら、ボウ。誕生日おめでとうな。
ボウ:ありがとうダニー……。ねえ、今までさ、あたしが良くないこと沢山言ってたりしたら、本当にごめんね?
ダニエル:気付いてなかったのか? いっぱい言われたよ。
ボウ:う、ごめんなさい……
ダニエル:いいよ。悪気はなかったんだろ? お互い様さ。勝手に傷ついてボウのこと嫌がるようになったのは俺なんだから。ほらお互い謝った。これでおあいこだ。

 

ボウはティーンへと成長。
ついた特質はなんと「高慢ちき」!
あれかな、ちょっとわがままに育っちゃった感じかな。

 

マリー:ぁいたぃっ。

何?
何したらボウルがそんなところに当たるわけ?????

 

マリー:みんなー!! お料理できましたよー!!

今日は収穫祭。
誕生パーティーと一緒にディナーパーティーもやっています。

 

マリー:ボウ、誕生日おめでとう! 写真撮ろ!
ボウ:いいよー?

 

パシャリ。

 

ダニエル:ボウ、改めて誕生日おめでとう!
ボウ:ありがとダニー!

 

やがてパーティーが終了。
子供たちは疲れたのか、早々に床につきました。

 

マリー:あ゛ぁ~いいわ。ありがとパカア。
パカア:ダニエルとボウ、仲直りしたみたいでよかったね。
マリー:ほんとにねえ。もう自分たちでなんとかできるようになってたんだね。……ウチらももう親のお役御免かな。
パカア:いやいやあ。もう少し見ていてあげようよ。ね。
マリー:そうだね。
パカア:これからどうする?
マリー:……どうしようかねえ。

 

第一部はこれを以って終了。

当初真の世界一を目指すも、マリーはここで限界を迎え、
ボウへと代替わりすることとなりました。

しかし、立派にウィローの家を築き上げ、華やかなスタートを成し遂げてくれました。
これより先は、ボウたちしっかりとあなたの精神を受け継いでくれることでしょう。
お疲れ様でした。

では、また次回。

aqua-flora.hatenablog.com

 

aqua-flora.hatenablog.com

aqua-flora.hatenablog.com

 

ブログランキング・にほんブログ村へ