Aquaです。
※5/27追記:全ての総集編の記事番号とURLを変更致しました。
【前回のあらすじ】
友達の暖かさに触れてちょっぴり心が温かくなったボウは、実家に帰ったのでした。
【主な登場シム】
ウィロー・ベル
Bell Willow
願望:ソウルメイト
特質:悪人 一匹狼
ウィロー家三代目候補。
姉たちと違い人間の身に生まれたようです。
モロニー・ブリタニー
Brittany Moroney
特質:正気でない 外交的
種族:人魚
ベルの異母姉。
こちらは人魚です。
モロニー・ケイシー
Casey Moroney
特質:盗み癖 悪人 ロマンチック
職業:保育士
ブリタニーの母。
善人の義兄が居ますが、家を出ていきました。
総集編#3-1 頭のネジの緩い関係
ハッ!
ここは……!?
綺麗な空と海ですねえ。
ここはスラニの一角です。
今度の操作シムはここで暮らしています。
姉ブリタニー共々、無事ティーンに成長しました!
ここが彼女たちの家です。
かつてはケイシーを引き取ったデフォルト世帯のンガタ家が住んでいましたが、
現在は完全にモロニー一家の住居になっています。
早速意地悪をするベルと、
何処かへ向かって独り言をはじめたブリタニー。
「悪人/一匹狼」&「正気でない/外交的」。
面白い組み合わせですね。
そこに悪人の保護者がいるわけですから、もっと面白いです。
全員頭のネジが緩め。
ケイシー:二人ともー、ごはんできたわよ。
ベル/ブリタニー:えぇーーーっ!!
ケイシー:何よええーって。文句言うなら私が一人で食べるからね。
ケイシーの不味い料理を食べたことで不機嫌になったブリタニーを見て、
ベルは幸せを感じているようです。
流石悪人。これはひどい。
因みに、ケイシーも同様。
ブリタニー:泳いでくるー。
わお。
海の真ん前に家が立ってるとこういうことがあるんですね。
あれ、いつの間にかベルも泳ぎに出てきました。
ブリタニー:ベル、向こうで一緒にゆったりしよ?
ベル:いいよ。
ブリタニー:よーし競争!
ベル:いや、待っ――
ケイシーもちょっと泳ぐそうです。
スラニの家って凄いんだなあ……。
て!
あーーーー!!
これダニエルのバニー優等賞じゃないですか!!
やっぱケイシーあんたが盗んでたんだなーーッ!
ベル:ブリティーーーッ!! 待てってのーーーーー!!
ブリタニー:ビーチ行こ! はい競争!
ベル:……だから。追いつけないんだっての。(諦めの境地)
ベル:料理してんのー?
ブリタニー:うん。やっぱママじゃあ心配だからね。
ケイシー:何? 私へのあてつけ?
ベル:ブリティにそんなことする脳味噌なんて無いでしょ。
ケイシー:それもそうね。
おっと急にベルを怒鳴りつけました。
そうでした、こういうのって悪人だけでなく正気でないシムもやるんでしたね。
怖い家だ……。
なんならケイシーも後に続く始末。
理不尽ですねえ、ベル大丈夫かい?
と思ったらすかさず侮辱で反撃。
さすがは悪人です、強いですね()
ケイシー:はァーーーーー面白かったわ。あなたもいい子に育ってきたじゃない。
ベル:おばさんのおかげ。
ブリタニー:ベル、結局あんたってあたしのなんなの? 妹? いとこ? それとももっと遠い他人? 身内なの? 身内なら何にあたるの?
ベル:妹って言われてるけど。最初はびっくりしたよねー。
ブリタニー:ねー。
ケイシー:あなたたちはれっきとした姉妹よ。安心しなさい?
ブリタニー:じゃなんでベルはママのこと「ママ」じゃなくて「おばさん」って呼んでるわけ?
ベル:だって実際老けてるし。
ケイシー:もう死んだけどベルにはベルのママがいたのよ。
ケイシー:ベル、あんたは死刑。
ブリタニー:あたしらのパパは?
ケイシー:同じ人よ?
ブリタニー:ベルは知ってる?
ベル:そりゃあ一緒に住んでたもの。
ブリタニー:じゃあなんでベルだけここへ来てあたしらのパパは居ないわけ?
ケイシー:既に子供が一人いて、そこに一人増えるのに、もうひとつ干からびたジジイが増えたら邪魔で邪魔でしょうがないでしょ? 私はあれから欲しいものは手に入れてるし、もう用済みよ。
ブリタニー:言い方わっる~。
ブリタニー:ねね、泳ぐついでにビーチ行こうよ!
ベル:また置いてったら三枚おろしにしてからぶっ殺すからね。
ブリタニー:おろされた時点で死んでるよ!
ビーチと言えば他のシムとの交流も期待できますが、
そんなものベルは求めてません。
ベル:ウチに声を掛けるな鬱陶しい!
こんなんで願望「ソウルメイト」なんですよね。
この調子じゃあ恋人どころか知り合いすら作れなさそうです。
一人ですることもないしと海を泳いでたら、良いものを見つけました。
アクアジップです。
ベル:これあればブリティにも追いつけんじゃない?
ベル:おら。おらおらおら! どけどけどけ!
ブリタニー:あっぶな! ぶつかったらどうすんのよ! ていうかなにそれ! はやーい!
ブリタニー:家まで競争しよ!
ベル:いいよー?
アクアジップか、良いものを見つけましたね。
うちでも買いますか。
ケイシー:ぶぁぶっ! ちょっと! 轢き殺す気!?
ベル:ごめんおばさーん!
ベルはこれが相当気に入ったようです。
あれから数日立ちましたが、もう毎日乗り回しています。
ケイシー:そういえばベル。実はね、あなたにはまだ一人お姉さんがいるのよ。
ベル:は!? え!? え、聞いてない! ねえウチの身内一体何人いるわけ!?
ケイシー:今度で最後のはずよ。
ベル:もヤよーすぐそうやって身内増えるの!
その姉はもうお分かりですね。
ボウことブバリアです。
子どもたちがいない隙に、いつものクラブで集まりました。
ケイシー:なんかあなた明るくなったわね。
ボウ:うんまあね。これからはさ、豪邸とかお金儲けとか考えないで、もっと色んなことしてみたくなったのよ。旅とかいいよね。
ケイシー:そう。じゃあ今度ランドグラーブの会社まで盗みに行かない?
ボウ:あの世に旅したいわけじゃないから。
もう一人きました、ポーリーンです。
ケイシー:なかなか良いコレクションがあるんでしょ?
ポーリーン:んなわけないでしょ、ちょっと借りてるだけ。
ケイシー:死ぬまでね。もうちょっと堂々としなさいよ、誤魔化してるほうが精神衛生に良くないわよ。
ポーリーン:そういうものかなあ。
ケイシー:ええ。お陰で私はすごい気楽だもの。
ポーリーン:ここは色々あっていいね。あのスプーンとフォークのやつとかお気に入りかも。
ケイシー:あら、あなたとは気が合うわね。今度ダイビング行きましょうよ。
ケイシー:そろそろベルたち帰ってくるけど、どうする?
ボウ:あーじゃあ帰るわ。散々怒鳴りつけてたんだもん。パパのとき以上に後ろめたいわ。
ケイシー:こないだベルに話したけど、あなたのことなんて一ミリも覚えてなかったわよ?
ボウ:会ったら思い出すよ。
ベルの提案で、「イルカのささやき」というクラブを作りました。
他のクラブだと元居るメンバーに気を使わなければなりませんが、
自分たちで作れば安全です。
メンバーも自分らの自由。
ブリタニー:そんなに他人が嫌?
ベル:嫌だね基本的に。
フリーマーケットでメンバーを探すことにしました。
ベル:パパじゃん久しぶりー。
パカア:うん……? もしかしてベルなのか……?
ベル:そだよ? ウチもう高校生だよ。
パカア:もうそんなになったのかあ……
なんか可愛いものが売り出されていましたのでちょっと買ってみましょう。
すみませーん。
セオドリック:さあ買った買った。このセオドリック作の木彫りの置物だよォー?
売り子あんたか。
ベル:これ……このドラゴンのください。
セオドリック:お客さんお目が高いね、それは僕が最も気に入っている作品さ。是非可愛がってやってくれ?
ベル:(胡散臭……)
もう一人売り子が来ました。
ボウじゃないですかあなた。
いいですねえ面白いと思いますよ?
ボウ:何か買いますー?
ベル:いや……(このおばさんどっかで見覚えある気がする……頭の片隅、記憶の奥底のどこか……)
出会っちまったか……。
ベル:なんか……あんた見てるとなんか……嫌なもの思い出してムカついてきた……!
ボウ:ええ? 多分初対面だと思うんだけど……
ベル:いやウチもそうだと思うんだけど、なんかあるのよ……! よく思い出せないんだけどすっごい嫌な記憶が蘇るっていうか!
ボウ:もしかしたら知らない間に何か悪いことしちゃったのかも。あたしにもね、トゲトゲしてた時期はあったからさ。よくあったよ? 急に自分の家族に怒鳴ったりとか。もしかしたら外でそういう場面を見せてしまっていたのかも。
ベル:家族……怒鳴る……急に……
ベル:思い出した!! 昔ウチあんたに怒鳴られたんだわ!! 家で!! なんにも悪くないのにウチを急に怒鳴りつける奴の影が! この頭の! 片隅に! ずっとあったんだ!! ウチは幼心に家にいながら安心できない感覚に毎日悩まされていた記憶がある!
ボウ:そこまで怒鳴ったっていうともう思い当たるのなんて…… ……えっ
ベル:なによ。
ボウ:いや……なんでも……ないかも……
パカア:なんだ二人とも、折角久しぶりに会えたのに喧嘩してるのかい?
ベル:ちょっとパパ!
ボウ:パパ!
ベル:はパパ!?
ボウ:やっぱり!
ベル:じゃあ何? こいつがウチの姉さんだっていうの!?
パカア:そうだよ? 知らなかったのかい? 玄関に写真が貼ってあったじゃないか。
ベル:そうだ! そういえばあった! ずっとなんとなく嫌な感じがしてたけどそういうことか!
ボウ:……
ベル:ウチは子供の頃から根本的には人嫌いなの! ずっとなんでか考えてたけどその原因はこいつなのよ! この性格のせいでウチが今までどれだけ苦労してきたかわかる!?
ボウ:それはごめんなさい……
ベル:謝ればどうにかなるとかじゃないから。むしろ気分悪いからやめて。
ボウ:でも謝りたいのよ……
ベル:自己中! 自分だけ楽になろうとして!! あああもう最ッ悪……!
一方ブリタニーは、バーロウ・アーヴィングという名のバーテンダーと出会いました。
おめめくりくり。
彼はアウトドア好きなんだそうです。
イルカのささやきにピッタリの人物ですね。
ベルの意見も必要ですが、
取り敢えず彼をメンバー候補にしました。
近いうち海に誘ってみましょう。
ケイシー:とてもいい顔してるわよ? 悪いことでもあった?
ベル:姉さんに会った。
ケイシー:それでそれで?
ベル:あいつに怒鳴られてたこと思い出しちゃって。すこぶる不愉快。
ケイシー:どうしてやりたい?
ベル:殺してやりたい。
ケイシー:そんなことして何になるっていうのよ。
ベル:復讐になるでしょ?
ケイシー:ならないわ。面白くない面白くない。フフ。復讐というものする時はね、直接息の根を止めちゃ駄目なのよ。周りの大事なものを潰していって、相手が死なないように、心が壊れないようにだけ気を配りながら、永遠とも思える苦しみを与え続けるのよ。フフフフフハ。なんなら手伝いましょうか?
ベル:いや……いいや……。むしろおばさんにちょっと引いた……
ケイシー:あら残念。面白そうだったのに。
恋愛についての良い運勢を聞いてちょっと浮ついているベル。
同じく鏡で自分を誘惑した結果すごい誘惑的になっているブリタニー。
なんか、ブリタニーがついベルを誘惑してしまい、
お互い超誘惑的になってしまいました。
二人とも満更でもなさそうなんですが。
あんたら姉妹ですよ?
コメディ&いたずらフェスティバルへやってきました。
ベルは「悪人」ということでいたずらチームに参加いたします。
どうせ人嫌いな彼女にコメディは無理ですよ。
ベル:ダ兄、握手。
ダニエル:うん? ああいいよ?
ダニエル:WVVRRRRRIRIRIRIRIRIRIRIRYRIRI
ベル:ワァーッ!!
ダニエル:ァアアアーーッ!?!?
ベルがダニエルに出来得る限りの悪戯をした一方、
ブリタニーも負けてはいません。
ジョークチームの一員として、ベルに次々とジョークをぶつけていきます。
ただその中に「気を引くジョーク」というのがあったようで、
ものの見事に姉妹間でピンクのゲージが芽生えてしまいました。
ストップ。それ以上はほんとにストップ。
でも面白いからゲージは残しとこ。
ベル:ブリティ、これウチの兄さん。ダニエルってんだ。
ダニエル:やあこんばんは。二人とも仲が良いんだね。いいことだよ。
ブリタニー:そりゃもう仲良しも仲良し! さっきなんて――
ベル:流石に言っちゃ駄目。
ブリタニー:えーそうー?
ベル:二人だけの秘密☆
フェスティバルはいたずらチームの勝利で終わりました。
おめでとうー!
ダニエル相手の数々の悪戯が効いたのでしょう。
ソウルメイトは欲しいものの知り合いを作ることすら恐れ、
クラブを作り、狭い人間関係の中でどうにかしようとしたベル。
しかしひょんなことからブリタニーと恋仲になってしまい、
さあこれからどうするのでしょう。
もうおそい! 脱出不可能よッ!
今回はそんな感じで。
また次回。