水花帳 ~シムとかその他とか~

PC版『The Sims 4』をのんびりと遊んでいます。 のーんびり、です。

#131 火の用心、カチカチ。【willow】

Aquaです。

 

【前回のあらすじ】

フローラが目覚めましたが、周りとの関係はあまり良くない模様。

aqua-flora.hatenablog.com

 

【主な登場シム】

ドラモンド=ウィロー・フローラ
Flora Willow-Drummond

願望:マスター・ヴァンパイア
特質:一匹狼 悪人 完璧主義者

ウィロー八代目。
近頃はずっとご機嫌斜め。

 

フィッツモーリス・ジェイニー
Janie FitzMaurice

願望:最高に幸せな家族
特質
:怠け者 アウトドア好き せっかち

ウィロー九代目。
いっそ自立したほうが幸せになれそうなもんですけどね。

 

火の用心、カチカチ。

朝ごはんを食べていたら、

 

リアが現れました。
あんたも老けたねえ随分分かりやすくねえ。
んでもって何だそのゴッツい腕時計。

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リア:今日は暑いわねえ。もうすっかり夏って感じ。
ジェイニー:ふぉうえふえ。(何この人急に……)

当然ですが、ジェイニーとリアは初対面。知らない人です。
そういえば我々も彼女のことはほとんど知りませんね。
ちょっと特質を訊き出してみましょうか。

 

ああ外交的か。
はいはい。

 

リア:あなたこの辺りの人?
ジェイニー:そうですけど。
リア:じゃああなた、シルバン・グレードって知ってる? 妖精の世界とかって言われてるんだけど、行き方が分からなくて困ってるのよ。
ジェイニー:ほんとにあるんですかそんなの。
リア:あると仮定して行動してるのよ。あたし色んなところ調査しててねえ。
ジェイニー:活動的。ちょっと羨ましい。

 

ジェイニー:また一人でスラニとか行こうかな。どうせお義母さんは気にしない。

いいと思いますよ。

最近フローラは再び長い休眠に入っています。
いっそ休暇として何日か旅行に行ってみるなんて良いと思いますよ。

ジェイニー:旅行ねえ。お金あるかな。

んなもんないよ。

 

夜。

 

フローラの休眠が終わりました。

 

ジェイニー:ん、ああ、お義母さん。いたんだ。
フローラ:今夜は軽めに済ませようか。
ジェイニー:え、お義母さん食事とかするの?
フローラ:もちろん。

 

フローラ:まあ、血があれば充ぶ――ッアアァだから……髪が多い!

引っかかってんなあー見事に。

 

なにか面白いことないかなとナイトクラブに行ったら、
フクシアがいました。

 

フローラ:ブラッディ・ジェーンをお願い。
フクシア:(また妙なもん頼んで……)

 

フローラ:なんだ。フク。子育ての方はしなくていいの?
フクシア:お姉さあ……なんか見ない間に顔つき変わったよね。
フローラ:はあ。そんなにかな。
フクシア:整形とかした?
フローラ:私には必要ない。
フクシア:なんかガイコツみたいになってない? 肌もなんか青白くなって。
フローラ:だから何。
フクシア:だか……いや、なんかあったんかなって。
フローラ:何もない。私は昔からこうだよ。

 

フローラ:ふう……
フクシア:よくそんなもん飲めるね。お姉って意外とそういう変なとこある。
フローラ:下から読んでも変なやつに言われても。
フクシア:当たり強いなあ最近のお姉は……。ホント別人みたい。

 

何してるんですか?

ジェイニー:仕事探してる。お金欲しい。

ほォー偉いですねえ。
何をするんです?

ジェイニー:楽そうなやつ。

うん。はい。

 

釣り人ですか……。
まあ確かに会社員よりは楽しそうですし、
一応釣り自体は経験ありますものね。
まあスキルとしては全然足りていないわけですが。

 

ちょうど家の近くの不思議な木の裏に釣り場があります。
やってみましょうか釣り練習。

 

何か釣れますかね。

 

ジェイニー:お。かかったかかった! 大物……!

 

ジェイニー:ゴミだ。

 

ジェイニー:ばいばい。ハハ、達者でね。

あんた今日機嫌いいですね。

 

釣りスキルのレベルが上がりました。
取り敢えずこんなもんでいい?

ジェイニー:まだ何も釣ってない。

そうでした。

 

なんか変なもんを釣り上げましたよ?
ソトイワシの「キャプテン・フィッシュボーン」ですって。
あれじゃん近くを泳ぐとカタカタ言いながらなにかにぶつかるまで追ってくるやつ。
あいつしつこくて嫌。

 

帰りましょうか。

 

昼ごはんにソーセージでも食べましょうか。
木造の壁の真横にグリルは流石に危なくね?

 

言わんこっちゃない、燃えた。

ジェイニー:火事!! 火事!!

 

ジェイニー:えっと……どど、どうしよう……そうだ消防消防!

 

消防団を呼んだ途端にこれ。
分かりやす。
シムズ君今消防士さん作ってるんですね。

 

生まれたての屈強な髭面消防士二名が駆けつけてくれました。

 

でこういう時に困ったのがフローラ。
サイレンに叩き起こされるも、
火事中はコウモリ移動ができず、
部屋に扉もないので避難ができません。
どのみち外に出たところで日に焼けるわけですが。

 

フローラ:仕方がない。ドアぐらい作るか。

 

消防士1:下がってな嬢ちゃん。ハァーーッ!!

 

消防士2:お前全然掛かってないぞそれじゃあ。
消防士1:お前がそこに突っ立ってるからだろ? 手伝えよ。
消防士2:おう!

 

無事消火完了しました。
(「イェーイ!」ってやってたの撮り損ねました。悔しいのでまた今度放火します)

 

フローラ:人ッ騒がせな。私は寝る。

 

バダンッ

 

あら。
今度はこっちの火も消さなきゃ。

 

グリルの裏側に掛けてあった何かが灰になっていました。
危なかったですねえ、
もう少し消火が遅れていたら一族の写真が消えていたところです。

 

ジェイニー:こんな良い日に!! アアッ!!

 

夜。
フローラは火事の緊張が収まらず、
ジムで少し体を動かすことにしました。

フローラ:ジムトレーナー一人か。

 

ジムトレーナー:失礼だけどお姉さん、昔会ったことある? 私マクルーハン・ロミーっていうんだけど。
フローラ:さあ。そのような人覚えがない。
ロミー:そうかなあ。よく通ってた病院の看護師さんにそっくりなんだけど。
フローラ:私は看護師じゃない。思い違いでしょう、マクルーハンさん。
ロミー:んー。やっぱりなんか似てるんだよなあー……。

 

フローラ:(あの子供……こんなに立派になって。ジムトレーナーなんかやっちゃって)

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フローラ:はあ……疲れた。

もう?
早ない?
まだ夜始まったばかりですよ??

 

明け方、
釣り人ジェイニーは仕事に出かけました。
お仕事自体は四時間で終わったので特筆すべきことは無し。

 

その夜。

ジェイニー:ねえお義母さん、私独り立ちしたい。
フローラ:はあ。私のもとを離れると? お前が。
ジェイニー:だめかな。

 

フローラ:許可不許可じゃなく、可能不可能で言えば「無理」。ジェイニー、お前に一人暮らしはできない。
ジェイニー:そ、そんなはっきり――
フローラ:よく考えなさい。火事を起こした時何もできなかったお前に、私がいなくなって寂しがっていたお前に、友達もロクにいないお前に、お義母さん以外に家族のいないお前に、そんなことができると思う?
ジェイニー:な……

 

ジェイニー:あっっったまきた!! そんな言い方しなくていいじゃん!!
フローラ:何を急に怒ってんの。
ジェイニー:知ってたけどお義母さん私のこと大事じゃないんだ!!
フローラ:大事だよ。引き取ってまで世話してやってるくらいなんだから。
ジェイニー:「やってる」。ほんとに大事な人はそんなこと言わない。だいたい、娘が寂しい思いしてたってのに、お義母さん一度も私に謝ったり慰めたりしてくれなかったよね!!
フローラ:チッうるさいね……勝手に寂しい思いをしたのはそっちでしょ? 私に責任求められても。
ジェイニー:舌打ッ……はあーー!?

 

フローラ:でも折角だからこの機に私も言わせてもらう。お前はもうちょっと健康に気を使いなさい! あのジェニファーから生まれて、神の飲み物を受け継いでおいて、その体たらくは一体何? お前の将来を見込んでわざわざ引き取ったっていうのにまあまあまあ見事に! 見事に私の期待を裏切って! 出来損ないが!! あと髪も切れ! 邪魔なのよもしゃもしゃと!
ジェイニー:なんの話!?

 

言い争いは暫く続きました。

 

ジェイニー:ああもうやだ!! 私のことなんて誰も愛してくれないんだ!! みんなジェイニーのこと大っ嫌いなんだ!!
フローラ:そう思いたければそう思うがいい。私は今まで通り接するから。
ジェイニー:その今までに不満があるっていうのに。
フローラ:雪だるま見てやったじゃないのよ。
ジェイニー:嫌そうだったよねあの時。
フローラ:日焼けに弱いから。
ジェイニー:日に弱いのは雪だるまだって同じだし! やっぱり自分のほうが大事なんだねお義母さんは!
フローラ:雪玉に興味がないだけ。
ジェイニー:ああ言えばこう言う!!

「ああ言えばこう言う」って普通親側のセリフじゃない?????

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フローラ:もういい今日はここまで。寝なさい、体壊すよ。
ジェイニー:逃げる気か!!
フローラ:逃げようとしたのはそっちでしょ? 出来もしないくせに。
ジェイニー:くっ……で、できるし。こんなところ今すぐだって出るし!
フローラ:出てどうする。どこへ行き何を食べ何を着る。何をしてそれを保つ。考えがあるなら言いなさい。
ジェイニー:仕事だってもうやってるし……
フローラ:あんなバイトもどきでか。そんなに言うならやってみなさい、どこでどう過ごそうがお前の自由。ただし私は鐚一文出さない。さあほら、出ていけ今すぐ。
ジェイニー:う……

 

……とまあそんな内容だったのかは知りませんが、
兎に角フローラとジェイニーは突然衝突してしまいました。
私が理由付けに困ったぐらい急に。

ジェイニー:やっぱまだ無理……

まあその、
フローラの言うことも尤もなことではありますけど、
あなたにも一応味方はいるでしょ?
なんとかなりますよ。

 

そんでフローラ。
あんたもそろそろこの先どうするか決めませんと。
例えばさっさと位階を上げるとか、それかまた仕事してみるとか。

フローラ:永遠を生きる者に今も先もないよ。

今も先もないなら今すぐなんかしなさいよ。

フローラ:むう……。

じゃあ今回はこんな感じで。
お疲れ様でした。

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