Aquaです。
【前回のあらすじ】
誰も歓迎パーティーしてくれないのでジムに赴きました。
【主な登場シム】
ウィロー・ベル
Bell Willow
願望 ソウルメイト
特質 悪人 一匹狼 嫉妬深い
ウィロー家三代目候補。
ものの見事にマイナス特質の塊ですが、元気にやってます。
メリル・セオドリック
Theodoric Merrill
特質 自信家 怠け者
職業 カスタマーサポート
ダニエルの友達。
いつもウィローの者の周りにいる変なやつです。
刑務所への道のり第一歩
ベル:家が暗い……。
なんか外雪降ってますよ??
似合わないなあ~~~!?
ベル:わあ! 雪じゃん! ひっさしぶりに見たぁーー!
そういえばベルが生まれたのって、まだ窓が雪で白くなるような頃でしたっけ。
あれも最近だと思っていましたが、随分経ったんですねえ……。
前回盗んだ取ってきた作物を庭で育てることにしました。
マリーは名を売る、ボウは絵を売る、で、ベルは作物を売ると。
三者三様でよきですね。
植えたそばからもう人参が育ち始めてます。
しまったなあ、草(どの種類か忘れた)じゃなくて人参を多めにしておけばよかった。
おいしいフルーツサラダ。
作物を育てれば材料費も浮きます。
釣りをすれば更に浮く!
自然派ウィローで行きましょう。(あんま似合わないけど)
そういや、近所でボウが他のシム二人とともに子供の講義を受けているのを見かけました。
なんすかこの光景。
左の男性が基本穏やかな表情で聞いているのとは対象的に、基本的にはなんかずっと難しい顔をしつつも真剣に聞いているようです。
いや、だから、この絵面はなんなんだって。
でお次はその子供がベルのところにやってきました。
なんで!?
しかもお名前はメリル・ルイサだそうで。
てことはセオドリックの娘ってことですかーッ!?
あの家はウィロー家を見守り隊か何かなんですか。
ベル:ええっとこんにちはー?
ルイサ:どーもー! ここお姉さんのおうちー?
ベル:そうだけど?
ルイサ:ちょっとお邪魔してもいいー? ほら、雨も降ってきたし。
ベル:えぇ……
ちょっとちょっとルイサちゃん、向かい側でお父さんが歩いてますよ。
なんならすぐ近くにお母さんもいる。
ほんといつも見るシムばっかりいますねこの辺り。
人に知れたらやばいんじゃと思いつつ、ベルは特質が「悪人」なので結局連れ込みました。
結構楽しそうにお話ししています。
彼女冒険好きなんだそうです。
なるほど、ここへ来たのも冒険というわけですか。
ルイサ:にしてもこの家暗いね。お姉さんもしかしてヴァンパイアなの?
ベル:ヴァンパイアwww ハッハッハwww そんなのいるわけ無いじゃんwww おとぎ話じゃないんだから。
言っとくけどあんた人魚の妹ですからね?
どうやら会話が面白いようです。
良かったじゃないですか、ちょっと歳は離れてますけど良いお友達になれそうで。
と思っていたら忘れず侮辱をする悪人ムーブ。
ホントこれ急にくるからびっくりするんだよな……。
そんな彼女、この度その悪人特質を活かすため、犯罪者キャリアに就職いたしました。
…………
犯罪者……キャリア……? 就職……?
変な文面ですがゲーム的には何もおかしくないので……
セオドリック:ルイサのやつどこ行ったのかな。さっきまでダニエル君の妹さんと話していたはずだが。放っておくとすぐこれだ。
さて、家にいても暇なので、時間つぶしにバーにやってきました。
そろそろね、歳の近い知り合い作ったほうがいいですよ。
ただでさえ若者少ないんだから今。
あれ、セオドリック。
こんなところにまで。
セオドリック:やあ。きみは前に見たことがあるぞ。確かドラゴンの木彫りを買っていったろう。
ベル:あーあんときの売り子さん。なんでここに?
セオドリック:娘を探しているんだよ。どこにもいなくてね。長い金髪の子なんだが。
ベル:ウチは知らないよ。取り敢えずここにはいないと思うけど。
セオドリック:ああそれはそうさ。妻には「心配だから絶対探し出せ」と言われているんだが、どうせ放っておいても帰ってくるんだ、猫みたいなやつだからな。だから今日はもう休むことにしたのさ。
ベル:めんどくさくなったんだ。
セオドリック:まあそんなところだ。
セオドリック:ところできみはあれだ、あの後知ったんだが、ダニエル君の妹さんの妹さんだったんだな。
ベル:ダ兄の妹扱いはまだいいけど、アレの妹扱いはやめてくれる? あとウチはダ兄の妹の妹の妹だよ。
セオドリック:おや、もう一人いたのか。きみで最後かい?
ベル:今のところはね。パパはまだ生きてるだろうからちょっとわからないけど。
セオドリック:じゃあダニエル君の末妹さんと呼ぼうか。
ベル:ベルでいいよめんどくさい。
セオドリック:わかったよ末妹さん。
ベル:なんも分かってないじゃない……
セオドリック:ところで最近お姉さんには会っているかね。僕も家を離れてもうウィロー一家とはお隣さんではなくなってしまったからね、ダニエル君の妹さんが元気しているか知りたいんだが……
ベル:ちょっと喋らないで。頭痛くなってきた。特にブバリアとかいう人でなしの話はしないで。
セオドリック:ああそれはすまない。じゃああれだな、きみたちの間のお姉さんの話をしてくれないか。ダニエル君でさえ知らないときたら気になってしまってね。是非――
ベル:だから喋らないでって言ってるじゃん。
そんな間のお姉さんことブリタニーを外で発見。
まあすぐ居なくなってしまいましたが。
誰か話しかけてきましたよ。
ナンズ・レベッカです。久しぶりのご登場。
ベルとは歳が近いんで、実は既に学校で知り合っていたりします。
レベッカ:あれーあんたベルちゃーん? ひっさしぶりー!
ベル:うわ。また面倒なのが。
レベッカ:なーによー私のこと忘れちゃったー? 随分よそよそしいじゃん。
ベル:だって話したことないじゃんほとんど。
レベッカ:あれーおっかしいなあ。私はベルちゃんのことよく覚えてるよ? よくグループプロジェクトで難しい研究課題私らに押し付けて自分は簡単なやつばっかりやってたでしょ。ねえ。
ベル:前にも言ったけどあれは分担だよ。お陰で早く済んだじゃない。
レベッカ:ベルちゃんだけね? 私らはめちゃくちゃ時間かかったから。
ベル:でもお陰であんたらは成績優秀になれたでしょ。あれは難しい課題に集中できたからこそよ。
レベッカ:……なんか納得いかない。
そろそろ一匹狼としてしんどくなってきた様子。
表情が険しいです。
帰りましょう。
と思ったら今度はブレンドンに捕まる。
ブレンドン:ベルじゃないか。このあたりに引っ越したってブリタニーからは聞いてたけど、本当だったんだね。
ベル:あっちのナンズを捌いたと思ったら今度はこっちのナンズかい。
ブレンドン:どのナンズ? ごめん、僕親戚いっぱいいるからさ。あっちこっち言われてもわかんないんだ。
ベル:なんか……あんたそんなサッパリやつだったっけ。
ブレンドン:わかんない! まあでも最近よくそういうこと言われるよ。
ベル:ふうん。まどうでもいいわ。
彼も若者になりまして、自信家の特質がついたそうです。
翌日夕方。
ベルが初仕事に出掛けました。
怖いよ犯罪者の「初仕事」て。
一体何をしたのか分かりませんが、早速昇進して帰宅。
コソ泥になりました。
こんなん育ての親と何も変わらないじゃないですか。
お夜食を取ってから寝ましょう。
昼間と違い外は真っ暗だからか、この家は夜のほうが明るく見えるんですね。
ではここらで今回は終わりにしましょう。
また次回。