水花帳 ~シムとかその他とか~

PC版『The Sims 4』をのんびりと遊んでいます。 のーんびり、です。

#84 我こそが、万物一のシムだ。【willow】

Aquaです。

今回から第七部ですね。

 

【前回のあらすじ】

♪あ~あ~↑シム紹介~↓ ああ~↑↑シム紹介~↑ う~う~↑ ううううう~↑う~↓ ああ~↑あ~↓あ↑あ~あ~↓あ↑あ~↓

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【主な登場シム】

ウィロー・クロエ
Chloé Willow

願望:パーティー好き
特質:クリエイティブ ナルシスト 陽気

ウィロー六代目。
特質に違わず喧しく過ごしています。

 

アトキンズ・ジョイス
Joyce Atkins

特質:自信家 被害妄想

クロエの友達。
誕生日も全く同じなんだそうです。

 

我こそが、万物一のシムだ。

街でフリーマーケットをやっています。
遊びに来てみました。

 

パフォーマーの人が演奏していますね。

クロエ:何さちやほやされちゃって。

 

クロエ:この万物一のシムたる私がやれば人が群がるに違いない。

 

クロエ:聴くが良い私の演奏を。

 

あもだァ~~~れも聴いてない。
クロエが場所取った瞬間シムたちが捌けてきました。

 

ほらシェリーだってこんな顔してますよ。
ちょっとスキルのレベルが足りなかったかな……。

シェリ:(なんて低俗な音……)

 

ジェラルドがチップをくれました。
ヴァイオリン嫌いなのに妹思いですねあなた。

クロエ:(私が欲しいのは富じゃなくて名声なんだけどなア~~~~~!!)

 

嗚呼。
そしてとうとう誰もいなくなってしまった。

 

ジョスリン:おう。俺はいいと思うよ。

今度はジョスリンが来ました。

クロエ:(だからあ。お金はいいんだって別に!)

 

文字通り日が暮れるまで弾き続けました。
兄たちから二回ずつぐらいチップを貰いましたが、その他は全くです。
寄って来ないんですよ誰も。

 

それどころか「うっわひどい」みたいな反応をされる始末。

 

あとクラーラからもチップ貰いました。

 

日暮れとともにフェスティバルは終了。
結局身内がたまにチップをくれる時以外はずっと一人のままでした。

クロエ:俗物たちには分かんないんだわ私の素晴らしさが。整っただけの虚無みたいな音を聴きたいならコンサートホールにでも行きゃいいのにね。

 

なんか一人でバスケを始めました。
おかしいな、あなた体動かすのは嫌いだったんじゃないんですか?

クロエ:そういえばそっか。までももうちょっとだけ。

まあ自分から始めたならいっか……。
たまに気分で大嫌いなことやったりとか、我々でもありますもんね。
でそういうのに限って人に見られんだ。
嫌んなっちゃいますね。

 

クロエ:ヘイヘーイ! さっき私のバスケ見てたでしょ~!

クロエの場合は別に嫌にはならない様子。
近くに座っていたシムに話しかけに行きました。
名前はリグビー・パーシーというそう。
ケントとマリアンの息子ですわ。

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クロエ:どう~? 私のボールさばき! カッコよかったでしょ~~~!!

 

パーシー:うーん。カッコイイつかコッケイだよね。きみ運動下手でしょ。わかるよあれはそういう動きだった。
クロエ:むう。実際動くのは嫌いだけど。

 

パーシー:ま、元気だけはいっちょ前だから、もっと練習するなら怪我だけはしないように気をつけてね。
クロエ:あーはいはいご忠告どーも。

 

アトキンズ家にやってきました。

クロエ:ねえ今日泊めてくんない? もう遅いからさあ一晩だけ!
ジョイス:二晩も泊まられたら迷惑だよ。

 

ジョイスフリーマーケットに来てたのかい。
クロエ:そうそう。きのうのパーティーじゃ誰もバイオリン聴いてくれなかったから、外で響かせようと思ってさ。
ジョイス
:なるほど。ずっと外から頓珍漢な音が聞こえるとおも……思ったけど、きみだったのか。どうりで聞き覚えがあったわけだよ。

 

ジョイスが寝て、
クロエは勝手にお風呂に入ったり勝手に冷蔵庫を漁ったりして待っていると、
いつの間にか一階にアニタが降りてきていました。
おもちゃ持って呆然としてます。

 

アニタ:あんたえーっと……だれ? あーそういえば昼間外にいたよね。
クロエ:私クロエ。ジョイスの友達ね。
アニタ:ああー。仲良くしてね。アタシも友達欲しいなあ。
クロエ:いないの?
アニタ:うん。みんないなくなっちゃったもん。

 

クロエ:じゃあ私なんてどう? 万物一のシムの友達なんて滅多になれるもんじゃないよ? 光栄に思うがいい。
アニタ:ほんとー? じゃあさお人形遊びしない?
クロエ:なんで。
アニタ:えっだって楽しいじゃん。
クロエ:本気で言ってる?

幼稚でマヌケな人ですので……。

 

なんか外からヴァイオリンの音が聞こえています。
しかもクロエより上手いときた。

クロエ:は? 私より上手いって?

 

演奏していたのはこの人。
名をリグビー・バーサといい、先程出てきたパーシーの奥さんなんだそうです。

クロエ:ねえ、私より上手いってホントに言ってる?? あんなん間違えてないだけだと思うんだけど。

あなたはいつもつっかえつっかえじゃないですか。
たとえ一音一音が良くても、世間ではね、
より間違いに気づかれないほうが上手いとされるものなんです。
拘りなんて素人共には伝わらない。

クロエ:それは世間が間違ってるよ。

私もそう思う。

 

クロエ:あぁムカつく。……ちょっとあんた、何よ今の演奏は。あんなんでチヤホヤされちゃって。
バーサ:何か? 文句でも?

 

当然ですがモメてしまいました。
深夜の広場で喧嘩をする二人。
向こうもよく応じてくれましたね、こんな中身の薄い難癖に。

クロエ:だから、ああいうなんの取り柄もない音出してちやほやされてっと、音楽自体の質が下がるって言ってんの! こだわりとかないわけ!?
バーサ:あの曲はああいうものなんです。あのように弾くことこそが作者のこだわり。曲というものは奏者一人の好き嫌いで汚していいものではないんですよ!?
クロエ:じゃCDでも置いて鬼リピしてらいいじゃないの! でもちやほやされたかったから自分で弾いてんでしょ? 大した思い入れも無いのに自分のために曲やるとか、それこそ音楽を汚す行為だわ。
バーサ:何を言っているかさっぱりわからない……!
クロエ:オリジナリティの欠片もないもんを人間が演奏してウケ取ってんなって話!
バーサ:聴きに集まった方々はそれぞれの判断で来られたんです。私のせいにされても困りますね!
クロエ:それ! あんなものが素人共に「いい音楽」だなんて思われるようになったらいけないんだっての。分かる!?
バーサ:「素人“共”」とはまた……随分醜い言い方をされるんですね!!

 

聴き比べのため、バーサの前でヴァイオリンを弾かせることにしました。

バーサ:ひどい……

 

バーサ:なんていい加減な演奏。しかも弾き方どころか音すら間違い頻繁に立ち止まる始末。この人こそ音楽を侮辱しているわ……。もし私が自分の曲をこうされたらと思うと……。

 

クロエ:どうよ、良かったでしょ。こういうのを「音楽」っていうの。わかる?「音」を「楽しむ」って書いて「音楽」なの。あんたのはただの「音」! ドゥー ユゥー アンダスタンンンンドゥ!
バーサ:あなたの音は楽しめない。人に聴かせる気のない自分勝手な音だわ。せめて練習ぐらいはしてほしいものですね。
クロエ:んだと。

 

クロエ:もういいよ。はあ、褒めてくれないならあんたに価値はない。シッシ、消えな。
バーサ:ええそのつもりです。朝になってしまった……。

称賛を求めて応じて貰えなかったのは初めてです。
まあね、褒められる要素がないもんね。

クロエ:どいつもこいつも。誰が万物一のシムか分かってない。

別に一番だからってヴァイオリンの腕まで一番とは限らないと思いますけど。

クロエ:違う。「万物」一なんだからね? 全てにおいて一番ってこと! ドゥー・ユー・アンダスタン?(理解したか?)

 

用が無いのはクロエも同じ。
流石に体力が減っているので、ジョイスの家に戻りました。

 

クロエ:おはよ。
ジョイス:おはようクロエ。料理って難しいね、指を何度も切ってしまったよ。きみも……が、ガーデンサラダを作る時は気をつけたまえよ。
クロエ:私がそんなバカな真似するわけないでしょ。
ジョイス:私も作り始めるまではそう思っていたよ、しかし……しか、しかし、過信は禁物……だよ。

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っと!?

そんな雑談をしている裏で、アニタが最期の時を迎えたようです。
今日だったのか知らなかった。

 

ジョイス:か……母さん!! 嘘!?

部屋に入ったら母親がなんの前触れもなく倒れていたって嫌ですね……。
シムって時が来ると脈絡なく死ぬんで、ちょっと怖いですね。

 

程なく死神がやってきました。

死神:こんばんは、死神です。

朝ですよ。

死神:これより魂の移植を――

 

そこへクロエが割って入ります!

クロエ:死神さんでもなんでもいいからお願い!! もうちょっと見逃してあげて!!
死神:何故かな? モタモタしていると魂が永遠にこの世から失われますよ?
クロエジョイスは全然心の準備も何もできてなかったの! ほんのちょっとでいいから親子で話す時間をあげてやって! このままじゃジョイスが可哀想すぎて私ヤだ! お願い!!
死神:……。

 

死神:お友達に感謝なさい。

 

クロエの願いが届き、アニタが生き返りました!
やった!

 

アニタ:あれま! アタシってば生き返っちゃった!

 

死神:娘さんのお友達から頂いた「願い」で以って、肉体の修復を行いました。一日分が精々でしたが、別れの時を過ごすには充分でしょう。
アニタ:ありがとねえ!

 

死神:え? よく見るんですか? ウォード・ジュディスの作品を?
アニタ:そだよ。ちょっと古いけどアタシは好きだなあ。
死神:私も彼女の大ファンでしてね、特にデビュー作での……

 

蘇生の立役者たるクロエはというと、
キッチンに戻ってジョイスのサラダを勝手に食べてました。

 

クロエ:うおえ! まっずい!! ジョイスこれ不味いよ!
ジョイス:何故きみがそれを食べているんだい。
クロエ:だってお腹空いてたんだもん。

そんなところで今回は以上。
途中アレでしたけど、
いいことしましたねえクロエ。

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