Aquaです。
【前回のあらすじ】
ハイハイハイいつものシム紹介でしたっっっ!!
【主な登場シム】
ウィロー・カトレヤ
Cattleya "Carry" Willow
願望:エクストリームスポーツ愛好家
特質:外交的 冒険好き
ウィロー四代目。
記事内ではキャリーと呼びます。
ウィロー・クロック
Crocus Willow
特質:海の子 ダンスマシーン
好きな色:ブルー
キャリーの双子の兄。
祖父母の特質を一つずつ受け継ぎました。
はじまりの地
ここはウィロー家。
初代アマリリスが降り立ったはじまりの地です。
今は孫のカトレヤことキャリーが住んでいます。
明日はキャリーとクロックの誕生日。
二人一緒にお祝いするため、クロックは亡き母ベルの家を引き払い、
一日だけここで過ごすことになりました。
キャリー:そうだったの……。
クロック:ショックだったよ……結局ママのことよくわかんないままだった……。
キャリー:私だってそうよ。
キャリー:元気だしてクロック。ほら明日は誕生日だよ。
クロック:ママも庭ばっか弄ってないでさ、もっと僕らのことも見てほしかったなあ……!
キャリー:その気持ちはわかる。
こちらは伯母のボウの遺作です。
あの場でなんとかキャリーに回収させました。
考えてみると、ボウと違ってベルが遺したものってあんまり無いんですよね。
ベルの血を受け継いだ後の世のシムは皆、ベルが嫌ったボウの絵を眺めるんだろうなあ。
キャリー:どれがおじいちゃんおばあちゃんだと思う?
クロック:おばあちゃんはあれでしょ、髪の毛紫の人。
キャリー:まあそうよね。おじいちゃんは?
クロック:おじいちゃんは~~~……多分あれだ、一番左の写真の人かな。顔がキャリーとママにそっくり。
キャリー:やっぱり?
はい翌日。
学校が終わりました。
キャリー:そんな泣くことあったの……?
パーティーを始めましょう。
ケーキはクロックが作ります。
ゲストが来ました。
最初にやってきたのはこちら。
ニカモ・イザベル。
キャリーとクロック共通の知り合いです。
世代がほぼ同じだから多分学校で一緒だったんだろうな。
続いて従兄弟のイーサンとアレクシス。
そしてキャリーたちの同級生、アトキンズ・サンディー。
スマホ歩きしてたんでめちゃくちゃ遅れて来ました。
最後に、ブリタニー伯母さん。
もうシニアです。
うわあ、皆ものの見事に悲しくなってます。
後ろ三人はいいとしてイザベルはなんで悲しくなってんでしょう。
クロック:じゃあ、消すよ。
クロック:フーーーー!!
ってだあれもみてない。
続いてキャリー。
願い事考えてフー。
はい、二人とも若者になりました。
クロックの追加特質は「ブラザー」、
キャリーは「美食家」。
エネルギッシュ路線は変えませんでした。
キャリーはこれ旅行大好き人間になりそうですね。
キャリー:来てくれてありがとうアレク。
アレクシス:よう、おめでとう。
イザベル:誕生日おめでとう。
キャリー:ありがとう。
イザベル:あんたらあたしのシムスタ見てるでしょ。
キャリー:ああー。クロックがよく見てるってさ。
クロック:いや「よく」は見てないよ……
サンディー:嘘だね、いっつも見てるよこいつは。
クロック:そんなでもないでしょ。
オールバック流行ってんなあこのデータ。
イーサン:おいアレク……自分の叔母が死んだばっかだってのによくそんな楽しそうにしてられるな。
アレクシス:だってパーティーの主役が楽しそうに振る舞ってんだよ? だったら明るくいようや。
アレクシス:ていうか死んだって言うなよ兄ちゃん、ブリタニー叔母さんの前だぞ。
イーサン:ああそりゃそうだ……ごめんよブリタニー。
ブリタニー:……
ブリタニー:まったくベルはまだまだ元気なのに失礼な人たち。あたしからガツンと言ってやりましょっか?
ブリタニー:いやそこまではしなくていい。
ブリタニー:でもねベル? いくら元気だからってお皿の上に乗るのはお行儀悪いと思うわ?
アレクシス:オイオイオイ叔母さんケーキに向かって喋り始めたよどうすんの。
サンディー:あの人怖いんだけど。
イーサン:昔からああだよあの人は。
キャリー:伯母さんちょっと落ち着こう?
ブリタニー:ちょっとあんたら、揃いも揃ってウチのブリティに酷くない?
ブリタニー:そうよブリちゃん泣いちゃうわ。
ブリタニー:ブリちゃんて……いや……その、ちょっと……何? 何その呼び方。
クロック:何はこっちのセリフだよ。
アレクシス:止まんないよあれ。誰か早くどうにかしないと。
イザベル:ああいうのはどうにかしようとしちゃだめ。諦めな。
ブリタニー:あたしのこと老人扱いして。もう。
ブリタニー:若い頃からイカレてたけどねあんたは。
ブリタニー:も! ベルまでそんなこと言って!
サンディー:こっわ……
踊る若者たち。
パーティー終了しました。
皆さん散り散りに帰っていきます。
クロック:じゃ、誕生日会も済んだし、僕は明日出ていくよ。
キャリー:行く宛あるの?
クロック:ん~まあお金はあるからね、どっか良いところにでも住もうかなって。
キャリー:あ、じゃあちょっと、まって。
クロック:うん?
キャリー:玄関に写真いっぱいあったでしょ? 私達も撮ろ?
クロック:お、いいね。
キャリー:アンジー!
クロック:アンジー!
パシャリ。
二人の写真は狂気の壁の右下の方に飾りました。
そういやベルだけ写真無いんだなあ……。
翌朝、クロックは世帯から離れました。
またどこかで会おう。
キャリー:ふんっ! ふんっっっ!
なんかテレビ見てますね。
何見てるんですか?
キャリー:アクション番組。
ああ~いいですね。
キャリー:いいなあこういうの。冒険ってさ、なんか憧れちゃうよね。私もどっか行ってみたいなあ……。どこかいいところあるかな。
バァーン!!
???:話は聞かせてもらった!!
キャリー:!?
今回はここまで。
また次回。