Aquaです。
今回から総集編も第五部です。
やっと一休みできますね。
【前回のあらすじ】
ウィロー・ベル、往生。
【主な登場シム】
ウィロー・カトレヤ
Cattleya "Carry" Willow
願望:エクストリームスポーツ愛好家
特質:外交的 冒険好き 美食家
ウィロー四代目。
記事内ではキャリーと呼びます。
ウィロー・クロック
Crocus Willow
特質:海の子 ダンスマシーン ブラザー
好きな色:ブルー
キャリーの双子の兄。
祖父母の特質を一つずつ受け継ぎました。
総集編#5-1 冒険のはじまり
ここはウィロー家。
初代アマリリスが降り立ったはじまりの地です。
今は孫のカトレヤことキャリーが住んでいます。
もうすぐキャリーとクロックの誕生日。
二人一緒にお祝いするため、クロックは亡き母ベルの家を引き払い、
一日だけここで過ごすことになりました
クロック:ママも庭ばっか弄ってないでさ、もっと僕らのことも見てほしかったなあ……!
キャリー:その気持ちはわかる。
こちらは伯母のボウの遺作です。
あの場でなんとかキャリーに回収させました。
パーティーを始めましょう。
早速ゲストが来ました。
同級生のニカモ・イザベル、アトキンズ・サンディー、
従兄弟のイーサンとアレクシス、
そしてブリタニー伯母さんを招待しました。
二人とも願い事を考えてフー。
二人とも若者になりました。
クロックの追加特質は「ブラザー」、
キャリーは「美食家」。
エネルギッシュ路線は変えませんでした。
イーサン:自分の叔母が死んだばっかだってのによくそんな楽しそうにしてられるな。
アレクシス:だってパーティーの主役が楽しそうに振る舞ってんだよ? だったら明るくいようや。ていうか死んだって言うなよ兄ちゃん、ブリタニー叔母さんの前だぞ。
イーサン:ああそりゃそうだ……ごめんよブリタニー。
ブリタニー:まったくベルはまだまだ元気なのに失礼な人たち。あたしからガツンと言ってやりましょっか?
ブリタニー:いやそこまではしなくていい。
ブリタニー:でもねベル? いくら元気だからってお皿の上に乗るのはお行儀悪いと思うわ?
アレクシス:オイオイオイ叔母さんケーキに向かって喋り始めたよどうすんの。
サンディー:あの人怖いんだけど。
イーサン:昔からああだよあの人は。
キャリー:伯母さんちょっと落ち着こう?
イザベル:ああいうのはどうにかしようとしちゃだめ。諦めな。
ブリタニー:あたしのこと老人扱いして。もう。
ブリタニー:若い頃からイカレてたけどねあんたは。
ブリタニー:も! ベルまでそんなこと言って!
パーティー終了しました。
クロックがここを出る前に、
二人で記念写真を撮りましょう。
パシャリ。
翌日。
キャリーは一人になりました。
何見てるんですか?
キャリー:アクション番組。
ああ~いいですね。
キャリー:冒険ってさ、なんか憧れちゃうよね。どこかいいところあるかな。
バァーン!!
???:話は聞かせてもらった!!
キャリー:!?
現れたのはメリル・ルイサ。
キャリーとは知り合い以上友達未満ぐらいの仲になっていたようです。
ルイサ:久しぶり、お姉さんの娘さん。
キャリー:キャリーでいいよ?
ルイサ:わかったよ娘さん。
キャリー:うーーん^^;
ルイサ:娘さん冒険に行きたいんでしょ!
キャリー:行きたい!
ルイサ:だったらコモレビ山をおすすめするよ。スキー・ハイキング・ロッククライム! あんな楽しいところは他にないと思うな!
キャリー:そんなに?
ルイサ:そんなにそんなに! 特にハイキングなんて最高だよ!? 歩いてたらでっかいムカデやらデンキムシやら降ってきたりとか、コウモリが襲ってきたりとか、ハチが飛んできたりとかさ!
キャリー:うわぇ
ルイサ:ユキマツには誰も知らないような場所もあるって言うし、もうあそこは冒険し放題よ! もう一回言うけどあんな楽しいところはない!
キャリー:じゃあ今度一緒に行かない? 案内して?
ルイサ:いや遠慮しとく。
キャリー:なんで。
善は急げ。
早速コモレビ山へ向かいました。
コモレビ山といえば何はなくともスキーですよね!
スキーの板を自販機で購入してっと。
リフトに乗ってゲレンデの上へ。
練習コースなんて行きませんよ。
あー見てるだけでスキー行きたくなってきた。
おや?
あれはルイサじゃないですか。
彼女の後に滑るとしましょう。
ボード派なんですかあなた。
さてと。
さあスタート!
いきなり曲がり道かい何が初心者コースじゃ。
ジャンプ台が迫ってきました!
何が初心者コースじゃ!
!
ズサァ!!
キャリー:ちょ……ちょっと怖いかも……
つま先! つま先に体重かけて!
キャリー:ムリムリムリ!
完全に板平行のまま内股なっちゃってるよ。
せめて八の字にしよう? ね?
でも止まらず転ばず。
ちゃんと滑り続けてるのは偉いんだな。
さあゴールですよ!
あと少し!
キャリー:フゥー
ーー
ーーー
ーーーゥウウッ!?
キャリー:ギャアア
アアア!?
キャリー:ウウッ!!
ズサア……
何故そこで転ぶ。
だいじょぶかー?
キャリー:ううぅ……いっテテテ……
始めてにしては上出来上出来。
続けてれば上手くなりますよ。
次は腰とつま先に意識向けてみましょうか。
なーに買ったんですか。
サーモンの握り?
おう随分とお高いやつ食べてるわね。
キャリー:お金あるからね。
お母さんに感謝するんですよ。
キャリー:今日は疲れた。温泉行く。
それが良いでしょう。
ゆっくりしてらっしゃい。
キャリー:フゥーー……
夜中、クロックがウィロー・クリークに引っ越したとの情報が入りました。
ウィロー・クロックがウィロー・クリークにねえ……フww
クロック:何も面白くないよ。
旅行二日目。
キャリー:おっとっとっと……!
キャリー:セェーーフ。
おおー!
無事にストップできました!
昨日の今日まだ二回目なのに素晴らしい!
今日はハイキングに行こうと思います。
案内板を確認して……
キャリー:「今日は危険な野生生物の出没は確認されていません」だって!
それはそれとして、しっかり準備はしていきましょう。
備えあれば嬉しいな。
ほら言うでしょ、『荷物は少なく! 身軽に行こう!』
キャリー:心と! 体と! 勇気と! 知恵と!
もしものときの~?
キャリー:クスリバコ。
いざ出発!
今回は「景観コース」を選択しました。
清々しいですね。
一人で来るには最高です。
キャリー:でも私は誰かと一緒がいいなあ。
そっかあなた外交的なんだもんね。
独りが好きだったお母さんとは真逆よね。
キャリー:イェーイ。ハイキングさいこー。
それじゃ何も写らなくない??
キャリー:えー写るよ? ほら。
あなた以外何も写ってないじゃないの。
キャリー:……! これは!
どうしました?
どうやらキャリーは、森の精霊とやらに出会ったそうです。
おおこれが精霊か。
なかなか可愛らしい。
いや多いな!?
さっきのテキストには「捕まえる」なんて文章もありましたけど、
ちょっと変なことはしないほうがいいですよこれ。
因みにベルなら容赦なく捕まえに行ってます今頃。
大人しく願い事をすることにしました。
何を願ったんでしょう。
精霊たちから§50を授かりました。
もしかして願いを聞いてくれたのでしょうか。
良かったですね。
キャリー:いや全然叶ってないんだけど。誤魔化されちゃった。
そうなんだ……^^;
景観コースの終着点。
なんですかこれは。
猿?
ちょっとよくわからないんですけど、
取り敢えず叫ぶことができるので叫ばせてみようと思います。
キャリー:スォスォーー!!
ハイキングは終了しました。
猿の像の少し脇に参道、少し進むと祠らしきものがあります。
ちょっとこちらへも足を運んでみましょうか。
キャリー:これって私はどうすればいいの? お辞儀とかした方がいい?
別にいいんじゃないのーそんなの。
ここ日本とかいう実在の国じゃなくてコモレビ山ですし。
これが祠っぽいからって、実在の宗教のそれにするみたいに頭下げることもありませんよ。
でも、
それなら逆に頭下げても問題ないんだな。
どうせ架空のオブジェクトなんだから。
※当環境ではMODの「Bow At Shrine Re-Enabled」を使用しています。
祠に向かってお辞儀をしたい人は是非。
https://www.patreon.com/posts/new-mod-bow-at-43859688
ゲレンデに戻ると、
ルイサがいました。
ルイサ:また会ったね。付けてきたの?
キャリー:まさか。
ルイサ:えーどうかな。私可愛いからよく追っかけられるんだ。
キャリー:可愛いかは置いといて、私は追っかけてはいないから安心して?
ルイサ:そんなこと言って信用させたいんでしょ。その手には乗らないよ。
キャリー:いや待って? 私は付けてない。冒険したくて自分の意思で来たの。
ルイサ:嘘だあ。こんなに可愛いルイサちゃんを追っかけないなんてどうかしてるよ。絶対付けてきたんだ。
キャリー:めんどくさいなこの人。
美食家のキャリーには少々物足りないかもしれませんが、
まあ旅の記念ということで自販機で簡素なピザを買ってきました。
キャリー:結構美味しいよこれ。
ピト…
そこに置くな。
ピトじゃねんだわ。
お風呂を済ませ、寝室へ。
おやすみなさい。
朝です。
起きろーーッ!!
キャリー:うあぁ……。帰りたくな……。
最後にもう一滑り。
ほう。今度はボードですか。
スタートー!
やっぱりジャンプ台はあるのか^^;
何が初心者コースじゃ。
ずさあ。
始めてなのでジャンプはちょっと危なげでしたが、
始めての割にストップは難なく成功しました。
調子いいですね。
キャリー:フフン。流石私。
これを以って旅行は終了です。
帰りましょう。
キャリー:ただいまー。 楽しかったー!
よかったよかった。
また次の週末行きましょうそうしましょう。
キャリー:クロック引っ越したんだってね、今度お祝いにフルーツケーキ作って持ってってあげる。
クロック:勘弁してくれ! もうあんなものは沢山だよ!
キャリー:さてはもうご近所さんにご馳走されたな? ハハハ。
クロック:なんか持ってくるなら他のものにしてくれると助かる。
キャリー:わかったわかった、はいよはいよ。
今回はここまで。
またお会いしましょう。