Aquaです。
【前回のあらすじ】
ナイトクラブで知り合いづくり。
【主な登場シム】
ウィロー・カトレヤ
Cattleya "Carry" Willow
願望：エクストリームスポーツ愛好家
特質：外交的 冒険好き 美食家
ウィロー四代目。
記事内ではキャリーと呼びます。
ウィロー・クロック
Crocus Willow
特質：海の子 ダンスマシーン ブラザー
好きな色：ブルー
キャリーの双子の兄。
祖父母の特質を一つずつ受け継ぎました。
シーガー・ブリタニー
Brittany Seager
特質 正気でない 外交的 アクティブ
種族 人魚
キャリーたちの母ベルの姉にして、最愛の人。
いよいよ以って本格的にイカレました。
メリル・ルイサ
Louisa Merrill
特質 冒険好き 被害妄想 ナルシスト
嫌いな活動 テレビゲーム
キャリーの友達。
属性過多。
代々の付き合い
ハッ！
ここは……！？
――もういいよそのくだりは。
はいはいここスラニです。
皆さんもうお馴染み。
今日は冬祭り。
クロックを連れて、ブリタニー伯母さんたちと一緒に祝いに来ました。
おや。
何かに怯えているようです。
さてはあんた、死の恐怖にやられてるな？
ブリタニー：ベル……？ ベルそこにいるの……？ あなたの匂いがする……
ブリタニー：匂いてあんた。
ブリタニー：ああよかったいたのねベル……！ あたしもう怖くて怖くて。
ブリタニー：安心しなよ、二人で一つって言ったのはあんたでしょ。
クロック：伯母さん？ 大丈夫？
ブリタニー：あれクロックじゃないの。なんでここに？
クロック：今日は冬祭りだから、キャリーが伯母さんたちとお祝いしたいって。
ブリタニー：ああそうなの。ところでベル知らない？ 今までちょうどそこに居たのよ。
クロック：居るわけ無いでしょママならもう死んだよ？ とっくに。
ブリタニー：嘘よ本当に居たのよ？ ちょーうどあなたの立ってるそこに。クロックこそどこから出てきたのよ。急に現れて。
クロック：僕のことママだと思ってる？ キャリーのほうが似てるよ？
ブリタニー：何言ってるのよ、ベルと他人を間違えるわけ無いでしょあたしが。
お祝いをササッと済ませたクロックは、一人で海へ。
そういえばきみ「海の子」なんでしたね。
スラニは常夏なので、冬でも海で泳げます。
でも今雨降ってますよ？
シェリー：お母さんこの方は？
ブリタニー：キャリーよ。あなたの……えーっと、いとこ！
シェリー：そうなの？ さっきお母さんと話してた人も？
ブリタニー：そうよクロックっていうの。
ブリタニーの娘シェリー。
すっかり大きくなってました。
腕ほっそ。
おや。
キャリー：これは……？
ベルのフューチャーキューブですねえ。
今でもここにあるとは思いませんでした。
振ると“答え”が出てきます。何か質問してみました？
キャリー：一応ね。
キャリー：どれどれ……？
キューブ：ハハハハハハ！ ノー。
キャリー：？ よくわかんないや。
テッド：こうして見るとシェリーはあれだな、あんまりパパには似なかったんだな。
ブリタニー：この子はベル似よ。笑った横顔が特にね。
シェリー：ベル叔母さんか。私会ったことは？
テッド：ないんじゃないかな。話したのは見たことがない。
ブリタニー：ベルと言えばキャリーもよく似てるわね。瓜二つ。
キャリー：よく言われる。
テッド：確かにそっくりだ。
ずっと泳ぎ回っている（そしていつの間にか帰った）クロックは抜きで、
皆でこの後夜まで冬祭りを祝いました。
年々冬祭りの祝い方が雑になっている気がする。
こりゃ来年にはもう丸々カットだな。
キャリー：伯母さんこれ。
ブリタニー：うん？ なあにこれ。
キャリー：こういう日に渡すものじゃないかもしれないんだけどね、これママの壺。
ブリタニー：壺。
キャリー：私とクロックどっちが持つか話し合ってね、クロックは私が持ってるべきって言ったんだけど、ほら私の家にはボウ伯母さんの壺があるじゃない？ あれと一緒にするときっとママは嫌だろうなと思って。
ブリタニー：それであたしに？
キャリー：そう。ママは私らよりも伯母さんと一緒にいるほうがいいんじゃないかなと思って。
ブリタニー：そうよいつも一緒よ。ありがとキャリー。
ブリタニー：ああベル。今キャリーとあなたの話してたとこなのよ？
キャリー：伯母さん？
ブリタニー：へえキャリーがウチの話をね。なんか悪口とか言ってた？
ブリタニー：どうしてよキャリーはそんなことしない良い子だわ。
ブリタニー：キャリーがいい子なのはそうよ。でも子供ってのは親のいないとこで悪口の一つでも言うもんでしょ。
キャリー：伯母さぁんそんなこと言わないでよ。私はママのこと悪く思ったことなんて一度もないよ？
ブリタニー：自分が言わなかったなら娘のことも信じてあげなさいよベル。
ブリタニー：まあ……悪い子のウチがそうならキャリーも言わなくて当然……かなあ。
ブリタニー：信じてあげな？
キャリー：伯母さんねえ急に何の話してんの？ え、は？？
帰り際、外を走っていたシェリーとばったり。
シェリー：お姉さんお帰りですかー？
キャリー：うん、今日はありがとう。改めて冬祭りおめでとうね。
シェリー：おめでとう御座います。
キャリー：そんな畏まらなくてもいいのに。あとキャリーでいいよ？
シェリー：いやそういうわけには。従姉妹とはいっても今日初めてでしたし年上ですからね。
キャリー：ん～～～～でもなんかむず痒いんだよねこっちは。
シェリー：そこは慣れてもらうしかないです、ごめんなさい。私こういう性分なんです。
彼女生真面目なんですって。
キャリー：よいしょっと。
カフェでまた知り合いができました。
こちらベントリー・アンブローズさん。
前回出てきたコートニーの父親です。
いい感じの（所謂）おじさま。
特別何か話したわけではないんですが、ちょっと気に入ったので取り上げました。
横顔がね、美人なんですよ。
大人のシムでこういう人は始めて見ました。
シワがあるのに老けたことへの残念感がないんですよね。羨ましい。
私もこういう老け方をしたいものだ。
さて数日飛んで明日は大晦日。
キャリーはクロックの家を訪ねました。
相変わらずでっけぇ家だなオイ。
前の家の狭さがよっぽど嫌だったとみえる。
キャリー：私さー、今夜からコモレビ山に行くんだ。三泊。
クロック：えぇ！？ 大晦日一緒にいられないのかい。
キャリー：一緒がよかった？
クロック：だってほらあ、折角だし親戚で集まりたいだろ？
キャリー：それはこないだ冬祭りでやったでしょ。
クロック：いやケアロハの人たちは。
キャリー：あ～アレクたちか。あー……うん、あれはまた今度でいいや。
クロック：なんていうか……そういうとこドライだよなあ。
キャリー：偏りがないって言って？
クロック：まあいいや。好きなことすらえ。
キャリー：ありがとうクロック。
クロック：じゃあまた来年な。良いお年を。
キャリー：良いお年を。
家に帰り旅行の準備を……
と思っていたところへ、ルイサが来ました。
ルイサ：はァ。やっぱり私のこと付ける気でしょ。私も明日向こうに行くんだよ？
キャリー：言うて週末だもん、旅行行く人は行くんじゃないかな。
ルイサ：いや大晦日に旅行はないって。私はいとこ死んでもう身内いないからいいけどさあ。
キャリー：ルイサちゃんいとこいたの？ 知らなかった。
ルイサ：ブヒーダ・ヘクターって学校で会ったことない？ 流石に世代ちょっと違うか。
キャリー：え？ ブヒーダ？ 私のパパも名字ブヒーダっていうのよ？
ルイサ：え？ ブヒーダの人でヘクターと義叔父さんと以外に男の人なんて知らないよ？
キャリー：じゃあ別のブヒーダさん？ いやでも珍しいよそんな名字。
ルイサ：んーー……あわかった、義叔父さんの妹。あの人事故で死んじゃったって聞いた。それの旦那さんだわ。
キャリー：あーそういうこと！
ルイサ：なーんだ私ら血の繋がり無いけど一応縁者だったんだ。じゃあ特別にこのルイサちゃんのこと付けても許してあげちゃおっかな。
キャリー：だから付けないって。
ルイサ：このおじいさん誰だろう……パパそっくり……。
ルイサ：ねえお姉さんの娘さん、あの写真の人誰？
キャリー：んー？ んー、なんかおばあちゃんのご近所さんだったらしいよ？
ルイサ：おばあさんはここに住んでたの？
キャリー：そうっぽい。
ルイサ：なんかさ、パパも昔この島に住んでたって言うんだよね。もしかしてあれ、私のおじいちゃんなのかなって。
キャリー：だとしたら私らすごい長い付き合いってことになるね。
ルイサ：ね。いつからなんだろ。
キャリー：さあ。
深夜、再びこの宿に到着しました。
取り敢えず寝まして。
朝です。
夜まで時間がありますので、その間スキーでもやりましょう。
もう流石に転ぶなんてこと――
あったわ。
あったわ。
あーあー大晦日だってのにこんな悲しくなっちゃって。
温泉で疲れを癒やしましょ。ね。
それがいい。
かぽーん。
年越しは居酒屋で。
本当はラウンジが良かったんですが、あそこテレビ無かったんですよ。
店内ではS-POPとかいうとても聞くに堪えないジャンルの音楽がジャンジャカ流れています。
もう音の圧がさ、雑なのよS-POPだけ。
邦楽によくあるすごい雑な音圧。んなとこまでご丁寧に寄せなくていいよって。
お辞儀は雑に扱ったくせに。
年越しは狭い部屋で行いました。
特に語ることもないのでカット。
さ、四年目突入です。
……あーしまった！
また新年の抱負決めさせるの忘れてた！！
お前ええ加減にせえよAquaよ。
では今回は以上。
まーたじーかいぃいぃぃぃぃ。
