Aquaです。
【前回のあらすじ】
ただのシム紹介ッッッ……!
【主な登場シム】
ウィロー・ブバリア
Bouvardia "Bo" Willow
願望 名家
特質 陽気 高慢ちき
ウィロー家の二代目。
記事内ではボウと呼びます。
ウハ・ダニエル
Daniel Uha
特質 本の虫 陰気
好きな色 ブルー
ボウの義兄。
陰気な上今はティーンですので、基本的に感情が不安定です。
良質な環境を求めて
風呂場にて輝く黄金の尾ひれ。
これ、ボウのものです。
人魚であるパカアの娘ということで、どうやら彼女も人魚として生まれたそうなんです。
その為たまーに鼻歌を歌っています。
人魚の特徴ですね。(イルカ鳴きはまだ一度もしてません)
さて。こちらは現在のウィロー家です。
いつまでもダニエルとボウが狭い一部屋というのも可哀想でしたので、
三階部分を作りました。
凸。
しかしいくら増築しても、家具家電は基本的にどれも安物です。
ちょっとわがまま気味になってしまったボウには退屈なんだそうな。
困りましたね。
ボウ:ベランダ付き三階完成、自分の部屋になる……っと。
日記を書いています。
感情のコントロールにも良いですし、有効に使っていきましょう。
ダニエル:ボウ、お前ほんと元気だなあ。
ボウ:そうでしょ? ダニーもちょっとは笑えばいいのに。
ダニエル:そういう話は無しって言ったろ? また前みたいに喧嘩したくないよ。
ボウ:ダニーがいつもなんでも悪く捉えたりしなければ大丈夫よ。
ダニエル:お母さあん、こいつ全然成長してないよぉ。
ダニエル:なにしてんの?
ボウ:あの花瓶なんだろうと思って。
ダニエル:ああ、お父さんたちが結婚祝いに貰ったものらしいよ。
ボウ:ふうん……。あーやっぱりだめ! こんなの恥ずかしすぎるわ! それなりに広いのに中がこんなに貧相とか、とても人には見せられないね。
ダニエル:俺はどうでもいいけどなあ。
ボウ:無理、むず痒くなってきた。ちょっと出掛けてくる。
ダニエル:じゃあ俺と図書館でも行かない? 多分満足いくと思うよ。
というわけで図書館に到着。
ダニエル:あったあった、これが読みたかったんだ。
ボウ:ねーこれのどこが満足いくってのよー。ただ古臭いだけじゃん。
ダニエル:うるさい、図書館ではお静かにだよ。
ボウ:はーーーもういいわ。
ボウ:こいーん。ダニーのことはほっといて、どっか他んとこ遊びに行こうっと。
続いてやってきましたのはファン・ホーント・エステート。
いわゆるシャレーガーデンです。洒落てますね。
これほどの場所であれば、きっとボウのお眼鏡にもかなうことでしょう。
マジかよこれでまあまあなのかよ。
一体どこまで高慢になっちゃったんです? 彼女は。
だって一階だけでもこんなにすごいのに……
ボウ:だから、図書館もここも単に古臭いだけなんだっての。
そうですかあ……。
ボウ:……帰り道はどこ? なんでこんなとこに迷路なんか。
家に帰るとダニエルが眠っていました。
ボウ:黙って離れちゃったのはよくなかったかな……。
翌日訪れたのは公園。
……で、満足するはずもなく。
なんとここに対しても「月並み」の退屈ムードレットを抱いてしまいました。
内装どころか外しかないじゃんここ。それでもだめですか。
あ、もしかしたらチェスがだめだったのかな。
もうちょっとお高いチェス盤を置くとか。
ボウ:それは関係ないかな。
そっか。
ボウ:……歩いてるうちに変なところにきちゃった。ここどこ?
フォガットゥンホロウですね。
ヴァンパイアたちの総本山みたいな土地です。
実は人魚も一人住んでる。
ボウ:ここも古臭いなあ……。でもあのお屋敷だけはちょっと気になるから行ってみようっと。
ここはストラウド・ヴラディスラウスという人物の住んでいた屋敷です。
今は四代目が住んでいるんだとか。
ボウ:あーあのストラウド公かあ、歴史でちょろっとだけ習った。
ボウ:お邪魔しまーす。あー! 無し無し! ここもだめ!
だめなんですかこれでも!?
あなた一体どういう環境なら快適に暮らせるのよ!?
ボウ:趣味が悪いよここは。
それには全面的に同意する。
もう行く宛も無くなりましたので、ウィロー・クリークの公園へ移動。
ここでは例の退屈ムードレットは出ていません。
ボウ:ここ悪くないね。今度から外で誰かと会うってなったらここで会おーっと。
ちょっと家から遠くない?
ボウ:そうねえーいつかこの近くに住めるといいんだけどね。
暫く休憩していると、ランドグラーブ・ノーマというティーンに出会いました。
ランドグラーブとはいうけどどっちの世代なんだろう……。
ジェフリーさんの娘さんかな?
ボウ:こんにちはー! あたしウィロー・ブバリア。ボウって呼んで。
ノーマ:はあ……。明らか落ち込んでる人に対してよくそんな元気に話しかけられるね……。
ボウ:あれおかしいな、これ前にも誰かに言われた気がする。
ノーマ:一回で直せ、言われたら。
ボウ:でもー、雰囲気暗くて溜息ばっかりついてると幸せも一緒に逃げちゃうって言うよー?
ノーマ:悪いけどこうやって話しかけられてることが何よりの不幸だよ。
もう一人来ました。
ムーン・ポーリーンというこれまたティーンです。
以前フェスティバル会場で注目を集めていたセレブがいましたが、その人の娘さんです。
ポーリーン:ウィローさんっていうの? もしかしてアマリリスさんの家族?
ボウ:あたしは娘だけど?
ポーリーン:ああそうなんだ、こないだ誰かのパーティーに面白いやつが来たってパパが言ってたんだ。
ボウ:それがママ?
ポーリーン:そうだって聞いたよ?
ボウ:わあお有名人じゃんママ。
なんか三人での会話になってしまった。
ノーマ:なになに、セレブの娘どもが親自慢でもするっていうの?
ボウ:別にそういうわけじゃないけど。
ポーリーン:そういうあなたはランドグラーブの娘なんでしょ? 下手したらセレブ以上のセレブじゃない。
ノーマ:でもあんな家誇りたくないよ。あんな……いや、なんでもない。
ボウ:あ、そうだ、ランドグラーブってことはすっごいお金持ちよね、今度お家にお邪魔させてもらえない?
ノーマ:なんで?
ボウ:本当の豪邸と栄えた家っていうのがどういうものか知りたくて。
ノーマ:うちは別にいいけど、もし敷地内で変なこと言ったら多分あんた死ぬわよ。
ポーリーン:こわ。
ポーリーン:うん? あれ? 雪降ってんの?
ノーマ:今かよ。
ボウ:ずっと降ってたよ。
ポーリーン:えーうそお今始めて気づいたわ。
ボウ:やば。
ノーマ:そっとしといてやろ? きっと変な風邪引いたんだよ。
ボウ:ああそういう。
二人について情報を得ることが出来ました。
ポーリーンは本の虫、ノーマは意地悪なんだそうです。
悪人とまでは行かないものの、ちゃんとランドグラーブの血が混ざっているようですね……。
程なくして解散。
いやあ、いいとこ見つかってよかったですね。
ボウ:ただいまー。
マリー(アマリリス):ボウお帰りー!
ボウ:ちょっとママあ、なになに急に。
マリー:んー? 別にー? ちゃんと帰ってきてくれて良かったって。
ボウ:あたしが帰らないと思ってたの!? 行く宛ないよ!?
マリー:だからこそだよ。
ボウにはもう暫くこの環境で過ごしてもらうことになりますが、まあ、大丈夫ですよ。
なんかあれば家族が助けてくれます。
そう一人で急いで新しい場所探すこともないと思いますよ。
ていうかパカアあんたダニエルに何言っ――
ボウはどこに手ぇ突っ込んでんのよオイ。
……というわけで今回はこんな感じで。
明日の投稿は14:00です。