Aquaです。
【前回のあらすじ】
おいやめろ。
【主な登場シム】
ウィロー・ベル
Bell Willow
願望 ソウルメイト
特質 悪人 一匹狼 嫉妬深い
ウィロー家三代目。
もう悪いことするのはやめました。
モロニー・ブリタニー
Brittany Moroney
特質 正気でない 外交的 アクティブ
種族 人魚
ベルの異母姉。
本当に大人になったのかってぐらい若いですよね……。
ブヒーダ・アーヴィング
Irving Bheeda
特質 アウトドア好き 陰気
クラブ イルカのささやき
ベルのクラブ仲間。
今やご近所さんです。
元「悪党」
今日も朝から五時間かけて畑仕事……
うおっ、何事！？
おやおや、パッチーが動き出しました。
パッチー：よう。なんかオレっちにできることない？
ベル：じゃウチトイレ行ってるから残りお願い。
パッチー：あいよ。
で、戻ってくるとベッドでくつろいでました。
ベル：あんた……あんたデカいね。
パッチー：まあな。でもアンタほどじゃないさ。
ベル：え？ いやいや体も顔もデカいじゃんあんた。
パッチー：んでもここはほら――
ベル：やめなさいよ次は無いからね。
パッチー：早ぇーよーまだ触ってもないじゃん。
夕方、パッチーは案山子の姿に戻りました。
ベル：ふう。今日の仕事終わり。
もう夜ですよ。
ベル：途中変なやつの相手してたからね。飲み行くか。
すぐそこバーだもんね。
ベル：フィッシュ&チップス一つお願い。
レベッカ：あー、ベルじゃーん。やっほ。どうよお庭のほうは。
ベル：こないだよりは賑やかになったよー？
レベッカ：賑やかって（笑）
レベッカ：てかさー。ベルっていっつもバーにいんよね。飲んだくれじゃん。
ベル：そういうあんただっていっつもいるじゃん。
レベッカ：ほんとだ。じゃ飲んだくれ仲間ってことで。
ベル：なんかいやな呼び名だなあ！
アーヴィング：いいんじゃないかー？ 飲んだくれ仲間。
レベッカ：いたの。
ベル：あんたはただ仲間欲しいだけでしょ。
アーヴィング：仲間っていいもんじゃないか。
ベル：ウチはあんまよくわかんないわ。
レベッカ：よく言うよクラブ入っておいて。しかもあれ立ち上げさせたのベルだって言うじゃん。
ベル：あのときはね。ホント何考えてたんだろうね。
ｸﾞｨｰｯ｡
エミ：良い飲みっぷりじゃない。
ベル：いや言うてこれただのクリームコーラだし。
エミ：あなたそれとフロート好きだよね。いつも一杯めはまずそのどっちか。
ベル：酔っ払うと味わかんなくなんのよ。
エミ：お、じゃあ今度私がやってる時間にお店来てみて。酔ってもわかるやつ出すから。
ベル：そう言ってあんまり美味しくないんでしょ？
ブリタニー：なになに？ こないだあたしが飲んだ泥水の話？
ベル：泥水なんて飲んでんじゃないよ体壊すよ？
エミ：そうそうそのあの泥水の話。
ブリタニー：うっげ！
ベル：マジで泥水なの。
パッチー：おい、オレっち今テレビ見てんだよ、そんなとこに突っ立ってないでどいてくれ？
ベル：は？ 案山子風情がテレビなんか見てどうすんのよ。
なんか突然パッチーから謎に怒鳴られました。
パッチー：あ！ 今オレっちのこと「案山子風情」っつったかー！？ なんてヤロウだお前、「人間風情」が。あっち行ってろ！
ベル：な……ちょっとそこ立ってなさいよ。
パッチー：何。
ベル：ほーら！
パッチー：ブベァ！
ベル：ッハッハッハッハ！ いいね綺麗に汚れた！
パッチー：お、オレっちの服が！ 服が！
ベル：ちょうど腐ったトマトジュースの処分に困ってたんよ！ いいスポンジがあって助かったわホント！
パッチー：お……オレっちとこの誇り高い案山子スーツをスポンジ扱いだと！？
ベル：だって吸水性高そうじゃん？？
パッチー：はー！ まあそりゃそう思うよな！ お前ら人間は水飲んでもすぐ全身から出しやがるもんな！ たくきったねえったらありゃしねーよ！ お前おトイレはどうしたんだ？ 今日はいかなくて大丈夫なのか？ おむつでも穿いてるってか？ あ！ わかった！ もうとっくのとうに――
パッチー：ギャーー！！
パッチー：いたい！ いたい！！ いたいいたいいたい！
パッチー：わかった！ わかった！ 言い過ぎた！ オレっちが悪かった！ 痛えって！
ベル：……
パッチー：いだだ、なんか言って、なんか言って！ なんか言って！！
ベル：……
パッチー：いだいいだいいだいいだい！！！！！
パッチー：あぅぁうあぁ……
ベル：フー。
ベル：ウチの家で下品なこと言うな。
パッチー：わかった、オレっちが悪い。オレっちが悪い。
ベル：あんたは本日付で解雇だよ。
パッチー：わかった、わかった、
相手が家族でもなんでもないからか、大暴れできて大満足のご様子。
でも荒っぽいことはやめな？
ていうかその前に、なんで急に侮辱されたんだろう。
パッチー：はぁ～あ。お仕事なくしちまった。
ベル：ざまあないわッハハハハハ！！
あんた、これまでで一番悪人してるよ。
パッチー：じゃあなあ。
このあと案山子は売りました。
また代替わりしたら会おうな、パッチー。
ベル：てなわけ。
ブリタニー：ベルぅ……。案山子が動いて喋るわけないじゃん、頭おかしくなったの？
ベル：少なくともブリティにそれは言われたくないかな。
ブリタニー：どうして？
ベル：ど、どうしてってなんむなむなむ……
ブリタニー：まあ仮に相手が案山子だったとしてもさ、物に当たるのは良くないと思うな。
ベル：それはまあそう。
これは階段わきにシムが集まりすぎてヴァンパイアがつっかえてる図。
次に人魚もつっかえてる図。
ベル：まーったくひどい目にあったもんだわー。
アーヴィング：ハッハッハ！ ｱｰ面白いなあ！ ベルちゃんコメディアンの才能あるよ！
ベル：誰がコメディアンよ。
と、そんな感じでアーヴィングと話しているととある文字列が……
ウ フ フ の パ ー ト ナ ー に な っ て も ら う
いやあ流石にぃ……突然ん……すぎなぁい……？？
どうしますぅ……？ なってもらう……？
……やめておきました。
流石にな、早すぎるわな。
でもそうか、アーヴィングか。
この二人最近いっつも一緒にいますし、
いっそウフフパートナー（なにその……何？）と言わず本当にパートナーになるのも良いのかなー？
彼も今はおひとり様ですし。
さーて今日も仕事仕事ー……っとぉ？
誰か来ましたよ。
……ええい、服が緑だと同化して誰だかわかんないよ！
ズームズーム。
ああなんだ、アーヴィングか。
ああ、ちょうどいいじゃないですか。
少し二人で話してみるというのはどうです？
ベル：あれ。いらっしゃい？
アーヴィング：きのうなんか言いたげだったからさ、遊びに来たよ。
ベル：んー？ そうだっけ？
ベル：折角だから悩み聞いて。
アーヴィング：いいよ。
ベル：ウチさブリティのこと大好きなのよ。でもウチは子供産まなきゃいけないわけ。
アーヴィング：おおう。いきなり生々しいね。
ベル：当然ブリティとは作れないじゃない？ 女同士だし。
アーヴィング：まあね。
ベル：でもだからって今更誰か適当な男とくっつくなんて嫌なのよ。ウチの人嫌いは知ってるでしょ？
アーヴィング：まあなんとなく。
ベル：どぉーすればいいと思う？ なんか「絶対大丈夫！」って男とかいない？
アーヴィング：い、いやあ……ぼくもあんまり知り合い多いほうじゃないし……
ベル：はあ。困ったわあ。ったく、あの姉が子供作ってればウチはこんなことには……
そこへブリタニー到着。
ブリタニー：何の話？
ベル：例のウィローの話。
ブリタニー：ああ。ベルと相性いい人なんて探せば絶対いるよ？ 取り敢えず外行けば？
ベル：外って言ったってどこ行けば……
ブリタニー：どこでも良いのよ。そうだ、折角あたしら三人いるんだし、今からクラブ活動しましょっか。はいサンド・シムオリオン集合！
つわけでビーチへ。
何気にクラブ活動は初でしたっけね。
ベル：なんか変なことになっちゃったね。
アーヴィング：やっとクラブで集まれたんだ、ぼくは嬉しいよ。
ベル：いーっつもクラブクラブ言ってたもんね。
おっと、「誘惑する」が出てきました。
どうします？ やってみる？
ベル：（ちょっと性格がジメジメしてるけどまあ……毛まみれのオヤジではないし……）
というわけで誘惑とか、あとは勢いに任せて外見を褒めたりなどしてみました。
が、まったくピンクのゲージが生えない。
うーん……。
鈍感なのかな。それとも亡き妻一筋って感じなのかな。
それかベルが悪いやつすぎて無理だと思われているか。
イーサン：やあ、こっち帰ってたんだ。
ベル：クラブだよクラブ。イルカのささやきってやつ。
イーサン：あー聞いたことある。
アーヴィング：あれ、二人知り合いだったの？
ベル：こいつ学校の後輩。
イーサン：俺の叔母さんなんだ。
ベル：おば……学校でも言ったでしょうが、こんなちょっとの年の差でそんな呼び方するなって。
イーサン：でも事実だよ。
ベル：う、うるさい！
そうだ、ビーチといえば久しぶりにこれ乗れるじゃないですか！
ベル：よいしょ。
ベル：ぶっとばせー！！
ベル：ウゥーフゥー！
え？ WooHoo？
どこいくねーん。
ベル：ウゥーイ！！
うわ、なんすかそれ！
一瞬ベルぺらっぺらになってましたよ！？
ベル：たのしー！！
それはよかった。
満足できました？
ベル：できたできた！
アーヴィングはどうするんです？
ベル：……あれはもういいよ。別の人探す。
えぇ～今から～？
まあシニアになるまでまだまだ日数に余裕はありますし……
ちょっとぐらい冒険してもいいでしょう。
じゃあ今回はこんな感じで。
また次回！
ベル：ったく今日はまだ収穫してなかったってのに！
あはは……^^;
