Aquaです。
【前回のあらすじ】
クロエもとうとうおばあちゃんですよ。
【主な登場シム】
リーヴィス・ウォルター
Walter Leavis
願望:ボディビルダー
特質:自信家 陰気 ブラザー
ウィロー七代目。
こう見えて結構動けます。
リーヴィス・クローディア
Claudia Leavis
特質:善人 怠け者
ウォルターの妹。
人はいいのですが如何せんグータラなところがありまして。
ウィロー・クロエ
Chloé Willow
特質:クリエイティブ ナルシスト 陽気
セレブランク:本物のセレブ
ウィロー六代目。ウォルターの叔母。
そろそろ静かになる頃です。
ロクにネタがねえだ
さてウォルター。
当分家族絡みのイベントは起きません。
そろそろ動くときですよ?
わかってますよね?
ウォルター:まあまあ、焦らない焦らない。いい人はいい時に現れるもの。それまでは好きに生きるだけさ。
好きに生きるのは結構ですが、やりすぎないでくださいよ?
クロエとご先祖のマリーの違いはそこですからね。
ウォルター:はいはい。
まあ今トレーニングするぐらいなら大目に見ますが……。
というかあなた、
最近、自信を持ってばかりで全然陰気なところを見せませんね。
つまらないのですが。
ウォルター:そんなこと言われても。
クロエがファッション動画を撮っています。
その歳で?
クロエ:やかましい。
それが終わると作曲タイム。
なにやらエピローグみたいな曲ですが、
遺作にでもするつもりなのでしょうか。
クロエ:まあ実際そんなところかな。
クロエ:はいできた。
こちら学校から帰ったクローディア。
まっすぐ部屋へ戻ってくうすかぴいです。
流石は怠け者。
待ちなさいウォルター。
まだ皆が食べているのですよ。
皆お構いなしにすぐ皿を片付けようとするのですよ。
最後に食べた人が片付けるようにできないのでしょうか。
おやおやクロエ、もう寝るんですか?
まだ夜の八時台ですよ。
……おばあちゃんですね。
翌日になりましたが、
今日は動かないんですか?
ウォルター:まぁーだ言ってんのお?
ウォルター:ねえ外見える? 雨だよ雨。今日は出かけないからね。
しょうがねぇな……。
ウォルター:叔母さんはバイオリンが上手いなあ……。上手いってことしかわかんないや。
いいんですよ素人なんてそんなもんで。
クロエ:うちを継いだからには今度こそ跡継ぎを作らなきゃいけない? そんなこと考えてんの?
ウォルター:考えてるっていうか求められてるっていうか……。
クロエ:別にいいじゃないの好きにすれば。あんたがそうやって一人で死んでもまだクローディアがいる。クローディアもあれならアトキンズの家に二人もいる。それぐらいの気でいな。
ウォルター:やっぱり叔母さんもそう考えるよね……?
雨が止みました。
ジムで少しトレーニングの続きをさせます。
……おや?
バーでレンチドリンクを作り始めました。
そういえばあなた、
ここへ来た頃からずっとバーカウンターに行きたがっていましたね。
もしかして興味あるんですか?
ウォルター:いや、まあ、気になっていた程度かな……。
いいんですよ?
バーテンダー目指して料理キャリアに進むというのも。
ウォルター:うぅんそこまでじゃないなあ……。
ウォルター:うぇ。まずい。
エイミス・マイラというシムが話し掛けてきました。
なんですか、浮ついているようですが。
ウォルター:ごめんなんだけど……僕今それどころじゃなくて。
マイラ:あらそうなの? どうして?
ウォルター:サぁンドバッグ殴りまくってたらすごい疲れちゃって……。1ミリも動けない……。
マイラ:あらお疲れ様。少し座っておしゃべりでもしない?
ウォルター:それよか今すぐ帰りたいよ……。
もったいないですよ。
Aquaとしては彼女はなかなか良さそうだと思うのですが。
ウォルター:だから疲れてるんだって。
腰の重い人だ。
クロエってばまた寝てますよ。
そんなところで。
……おばあちゃんですね。
それでクローディア。
あなた最近ずっとパソコンゲームテレビにゴロ寝と見事にグータラ生活ですが、
学業の方は大丈夫なのですか?
クロエ:なに? 成績悪いの?
クローディア:うん……。
クロエ:特別課題はちゃんとやってる?
クローディア:あー。あれかあ。……全然。
クロエ:私が手伝ってやろっか。
クローディア:えーいいよいいよ、なんか悪いもん。
クロエ:いいからいいから。私が久しぶりにやりたいんだ。それに二人なら早く終わる。
クローディア:そうなのお? じゃあまあ……。
クロエ:はぁ~懐かしい~。
クローディア:叔母さんのときもこういうのあった?
クロエ:あったあった。もっとちゃんとしてたけどね。ていうかさ、これ小学校のじゃない?
クローディア:そうだよ?
クロエ:なあんだ、じゃあ私の記憶も使い物にはなんないね。高校のやつしか知らない。
クローディア:まあまあ。二人でやれば早く終わるんでしょ?
クロエ:そら分かってる人が二人ならって話でしょうが。
クローディア:ねえ叔母さん、ここに書いてある部品ってどこに使うの?
クロエ:しらね。適当んとこくっつけときな。
クローディア:んー。そだね。それがいいや。
ルイーズ:ああそんなことしたら駄目よ。もう少しちゃんとやらないと。
クローディア:そういうもん?
ルイーズ:そういうものよ。
クロエ:やり直すかあ。ルイーズも一緒にやろ。
ルイーズ:ええもちろん。
あなたは加わらないんですか?
ウォルター:冷蔵庫直さないと。
ああ。
クローディア:できたー! これで成績アップ間違いなし!
どれどれ?
評 価 : ダ メ
んーやっぱり今更小学校の特別課題やっても意味なかったか。
ウォルター:課題手伝うよ。
クローディア:ごめんねーもーちょっと私の成績が良ければねえ。
クローディア:んぅーーわかんねぁ……。
時間は掛かりましたが、一応課題は終わりました。
今度こそ成績アップ間違いなしですね。
最近、クロエは年老いたこともあってか、
死の恐怖にとりつかれてしまっています。
これを解決するには手は一つ。
同じ老人に悩みを聞いてもらうのです。
ディーンに会いに来ました。
おや。
一家勢揃い。
ジョイス:クロエ……。どうしてきみはこう私の人生につきまとうんだ。
クロエ:何の話?
ジョイス:見ておくれよジェニファーのこの髪型を。
クロエ:私とお揃いじゃん。
ジョイス:きみの動画をよく見ているそうでね、いっっっつもその話ばかりしてくる。
ジェニファー:だ、だってさ、かっこいいじゃんこの人! ウチの憧れなんだ!
クロエ:ありがと~~~嬉しいわあ。
ジョイス:私からすればいい迷惑だよ。毎日毎日クロエの顔がちらついてもう正気じゃいられん。
クロエ:ジェニファー。ほら、大叔母さんがサインをくれてやろう。
ジェニファー:ホントに~! あ……ありがとー!
ジョイス:また余計なことをしれくれたね。
クロエ:ははは。
ディーン:まあまあジョイス、僕ら三人で揃って会えるのも多分これで最後だよ? そんなこと言わないでさ。
ジョイス:最後なのはきみだけだろう? また会うかもしれないのだよ私は。
ディーン:いいじゃないかそれでも。寂しくなくて。
クロエ:そうそう。私だってもう長くないんだから、最後まで賑やかしてようよ、ね。
夜。
ウォルターを、ロマンスフェスティバルに引っ張りました。
役割を忘れないでくださいね。
ウォルター:僕こういうとこ嫌なんだけどなあ……。
これまでの傾向からいえばアテにならないお祭りですが、
一応、良い相手を探すには悪くない場所かと。
なんせ初代のマリーはここでパカアと出会ったのですから。
……逆に言えばうまく行ったのなんてその一回きりでしたが。
おや。クリストファーとスージーではないですか。
この二人、結婚したそうですよ。
……何してるんですか?
ウォルター:いやね? この状況見て?
……わーお。
見事に誰もいませんね。
ウォルター:まあそりゃあ隣のベンチとかには当然人はいるんだけどさあ、僕の周りだけあまりに閑散としててなんかね……。
お気の毒。
この二人ほんとクロエがいないときは楽しそうだなあ。
歌ってるんですかウォルター。
ウォルター:(あんたが言うようなお手隙の人なんて全然いなかったからさあ)
そうでしたか。
それは残念。
て。
ここも誰も居らんのかい。
お気の毒だなあホントに。
おいおいおいウォルター君。
あなたもバーカウンターでわざわざ水を頼むんですか。
クロエといいきみといいまったく……
何もわざわざバーカウンターなんて利用しなくても。
ウォルター:ああもういい。眠い。帰る。
ああちょっと待ってくださいよウォルター。
いっそのことこのバーテンダーさんなんていいのでは?
ウォルター:その人はジムでよく見かけてる。ここで声掛けるこたないでしょ。
それもそうですが。
夜中ですよ。
何してるんですか。
あーあーもうまたそんなもの食べて。
絶対こんな調子では成人後お太りコースまっしぐらじゃないですか。
まあ別にいいんですけど。
だそうです。
もうここから他所へ行くなんて出来ないでしょうね彼女は。
なんたって物心ついた頃にはもうこの家にいたわけですから。
ウォルター:家なあ……。
どうしましたウォルター。
もう今回は終わろうと思っているのですが。
ウォルター:ここってなんか、僕には広くてさ……。ちょっと居心地悪いなって。
おやおや、それはまた。
どうしましょうね。
では今回はここまで。
またお会いしましょう。