水花帳 ~シムとかその他とか~

PC版『The Sims 4』をのんびりと遊んでいます。 のーんびり、です。

#142 我が子よ、私の母よ【willow】

Aquaです。

久々に見た感じ思想控えめそうなパックが出ましたが、
こちらは相変わらず関係なく進めていきます。

 

【前回のあらすじ】

アーヴァインとの間に長女ハイデが誕生しました。

aqua-flora.hatenablog.com

 

【主な登場シム】

ウィロー・イヴォン
Yvonne Willow

願望:ビーチライフ
特質:海の子 音楽好き クリエイティブ

ウィロー十代目。
見た感じ、二つの属性を持っているようですね。

 

オケリー・アーヴァイン
Irvine O'Kelle

特質:冒険好き 一匹狼 クリエイティブ
好きな活動:テレビゲーム

イヴォンの恋人。
マヌケ。

 

フィッツモーリス・ジェイニー
Janie FitzMaurice

願望:最高に幸せな家族
特質:怠け者 アウトドア好き せっかち

ウィロー九代目。
孤独からは抜け出せましたか?

 

ドラモンド・フローラ
Flora Drummond

特質:一匹狼 悪人 完璧主義者
種族:ヴァンパイア

イヴォンの伯母。

 

我が子よ、私の母よ

ウィロー家に第二子ヒース(Heath)が誕生しました。
待望の男の子です。よかった。

 

ただ寝るだけでもこんなに騒ぐうるさい子ですよ。
やっぱりハイデが大人しいだけだったんだ。

でも泣き叫んでる赤子ってなんかわかんないんですけど、
すっごくムカつくブッサイクな顔してるのにホントなんでか可愛いですよね。
時が許すならもっと無様に喚いていてほしい。
誰にも相手にされない場所で。檻の中とか。

 

で一方のハイデですが、
ヒース誕生当時、彼女は弟の出現を喜んではくれませんでした。

 

ハイデ:ぼくの家が……

 

今の夜泣きって部屋離れていても聞こえるようになったんですね。
前は夜は取り敢えず飢えようがなんだろうが放置していればよかったのに。
余計なことをしやがる。

鳴き声もなんかむず痒いしな!!!!!
赤子如きが人間みたいな声出しやがって。

 

もう朝です。
さっさと黙らせるんですよ?
ハイデがお腹空かせたまま学校に行く羽目になってもいいっていうんですか。

 

そんなもん使うな誰がゴミを捨てると思ってんだ。
てかさっき餌をやったばっかだろうが!?

 

ああもういい、寝不足かもしれないがお前頼んだ。
あと30分で完食できる食事を作れ。
いいか食べ終わるまでで今から30分だからな?

 

ぼさっとするなあと4分しかないんだぞ。

 

あーーあ。
可哀想にハイデちゃん腹ペコのまま学校行っちゃった。
あーーーーーあ。

 

遅いぞ。
もう1時間は経ったわ。

 

お前何回餌やってんだおめえ!?
授乳も含めて起きてからハイデが家出てあいつが朝食作るまでで四回!!
バカげてんじゃねえのか赤子の腹はブラックホールか!?
ご存知だろうがこのあとオムツばらまくんだぞそいつ。飲んだ分だけ。

 

オムツが必要なのはオメーのほうみてーだなあどうやらなあ!?

 

あいつ自分の分は残してどっか行きやがったな!?
その分だけでも今すぐハイデの胃袋に転送してやりたいよ!!!!!!

 

でもういやんなっちゃったので乳児にして今に至ります。

 

ねえなんかさあハイデのときより相手してる時間長くない??

 

お前ケーキ作れって言ったよなあ!?
なんで途中で放置して三階にいるんだお前。

 

と、Aquaが赤子以上に騒ぎかけていたところへお客さんが。

 

年老いたジェイニーです。
もう会うこともないだろうと思っていました。

 

イヴォン:そういやあなた、アーヴァインのお父さんと学校一緒だったって聞いたけど。
ジェイニー:そうだよ、ルシアンってってね、言葉のきついやつだった。確かグループワークの相談だったかで一度家に呼んだんだけど、足引っ張ってるとか引っ張ってないとかでモメて。それっきり。
イヴォン:その割にはよく覚えてんのね。
ジェイニー:友達いなかったし家に帰ると“アレ”がいたりいなかったりしたからね。正直、いい話し相手になってほしかった……。

aqua-flora.hatenablog.com

 

ジェイニー:そうだ、また子供できたんでしょ。アシュリーから聞いた。
イヴォン:んんできたできた! ヒースっていってね、ハイデに負けず劣らず可愛いんだこれが。いま上で寝てるけど眺めてく?
ジェイニー:うーん……いやいい、ちょっと羨ましくなる。
イヴォン:そっかあ。でもちょーーっとだけ、ダメ?
ジェイニー:そんなに見せたい?

 

ジェイニー:♪~

 

イヴォン:折角うちに来たのに一人遊び? 何しに来たのさ。
ジェイニー:んー? 懐かしみに来た。
イヴォン:こないだ来たときもそんなこと言ってなかった?
ジェイニー:そうだっけ。

 

ジェイニー:なんかねえ最近色々弱っちゃって。
イヴォン:あの怒ってばっかりだったあなたが。
ジェイニー:そう。年取ったなって思うことばっかりで。できるうちに色々巡ってる。
イヴォン:ふうん……どれぐらいまわったの?
ジェイニー:まだ行ってないところはわかるよ、ウィロー・クリークがまだ。
イヴォン:行く予定はあるの?
ジェイニー:あるよ。今あの家誰も住んでないっていうし、お義母さんももう死んでるでしょ流石に。生きてたらバケモンだよ。
イヴォン:まあそれはそう。

 

イヴォン:勝った。
ジェイニー:えぇ? ……ホントにぃ? んんぬぬぬぬ……

 

ジェイニー:ほおんとだ負けてる……
イヴォン:頭の方も弱ったねえ? ん?
ジェイニー:そうかもしれない。もう帰る。そろそろ赤ちゃん起きるでしょ。
イヴォン:あっそういえば。
ジェイニー:相手してやりな。たった一人のお母さんなんだから。もちろんお姉ちゃんのほうも。

 

ウィロー家を離れたジェイニー。
その足でウィロー・クリークへやってきました。

 

ちょっとクラブで一休みしていきます。

ジェイニー:分解できるかなあ。これ。

 

ジェイニー:(ぉ、びっくりした……お義母さんかと思った……)

 

かつてジェイニーが暮らした家。
今はもう空き家です。

ジェイニー:雪だるまなんて作ってないでもっと早く気づいていれば……

aqua-flora.hatenablog.com

 

そしてその隣。
かつてのフィッツモーリス家です。
ここもあれ以来誰も入っていないようで。

 

まだ両親のお墓が残っています。

ジェイニー:私が死んだらここに並べてもらおう。たった一人のお母さん……ほとんど顔も知らないお父さん……

aqua-flora.hatenablog.com

 

シュヴォオオオ……

???:ダメじゃないかジェイニー、こんな夜中に出歩いては……。夜更かしは健康によくないと親から教わらなかったのか? 愚か者。

 

フローラ:おっと悪いね、お前の親は幼い頃に死んだんだった。雪の日に凍えた間抜けが一人、天命に逆らった者が一人。
ジェイニー……!? お、お義母さん……っ!? ほんとに?
フローラ:ハハ、まだ私を母と慕ってくれるんだ。悪い子だ、私は散々健康に気を遣えと言ったはず。
ジェイニー:慕ってはいないよ。断じて。
フローラ:では不孝者だ。

 

ジェイニー:なんでまだ生きてるのとかその見た目はなんだとかはこの際良いとして、私になんの用。
フローラ:己が不始末を片付けに来た。
ジェイニー:はあ、不始末。なに、「親として」ってやつ? どの口が言うんだか。しかもこんなに遅くなって。具体的に何するっていうの今更。

 

フローラ:そんなもの息の根を止める他になにがあるっていうんだ。んン?
ジェイニー:……ぇ、本気で言ってる?
フローラ:無論? お前の母親にしたように、その血を最後の一滴まで味わい尽くして殺してやろうと思ってね? 魔法使いどもを追うのに行き詰まってどうしようかと思っていたけど、まあたまにはジムやナイトクラブに入るのもいいものだ。えぇい酔い潰れてやるぞーと立ち寄ったら、こうしてお前を見つけ再会することが叶った……。さあどこから血を吸われたい? それぐらいの望みは聞いてやろう。
ジェイニー:は、え……? は? なんて……?

 

ジェイニー:頭おかしくなったの……? お母さんは……え?
フローラ:ハハハハ。その歳になっても信じてたのか、「元々年寄りだったお母さんはお前のために頑張りすぎて死んだ」だなんてホラ話www ッハッハッハッハwww
ジェイニー:え……違うの……?
フローラ:さっきも言ったが私が殺したよ。そもそも私はヴァンパイアだ? あらゆる命の頂点に立つ偉大な生き物だ。お前の母親の血がそれはそれは美味しくてね、お前も健康に育てばああいう味になると踏んで引き取り育てようとしたんだ。その邪魔をするからあいつには死んでもらった。(ホントはちょっと気絶させるつもりでやりすぎたんだけど)

 

フローラ:なのにお前は私の言うことを聞かなかったね。結局私は二度と再びあの神の飲み物を口にすることは叶わなかった……。お前はとんだ不孝者だ、実母の死を無駄にし養母の期待をも裏切った愚か者だ。恥晒しが。
ジェイニー:ぇ……いや、そんな…………え……は?

 

フローラ:もういい何も言うな。神のなり損ないよ。

 

ガヴリ……

 

 

 

フローラ:ハハハ! フク! 見たかフク! またも私の勝ちだ、お前の負けだ! 気が向いたらお前の子も殺してやろう! ヴァンパイアが如何に偉大で比類なき生き物なのかを何度でも! 何度でも! お前に思い知らせてくれる!! ッハハハハハハ!! ハハハ……!

 

フローラ:――ハア…………さらば、我が娘。

 

 

 

 

ジェイニーの死からから暫く。
再びウィロー家です。

 

子供たちが学校から帰ってきました。

 

成長著しいハイデ

「生真面目」の特質を得てティーンになっています。

 

イヴォン:ねえハイデ、もう夏だし今度スラニでも行かない?
ハイデ:スラニ。えっスラニ!?
イヴォン:そうスラニ。お母さん海大好きだからさあ、行きたいんだよねえ。で、あなたの見聞を広めるのも兼ねて、どうかなあって。
ハイデ:行く!
イヴォン:よーし決まり!

 

イヴォン:ところでさ……ハイデって水着持ってる?
ハイデ:ないの? 一緒に買いに行く?
イヴォン:いやそうじゃなくて……あなた服が男物ばっかりだからちょっと心配になって。
ハイデ:ああ大丈夫大丈夫、ただの趣味だから。水着に限らず持ってるものは持ってるよ。
イヴォン:ああそうなの? ならいいんだけど。

そんなわけで次回はスラニへ行こうと思います。

 

早くしろマヌケェ!!
お前なんで今日は余裕持って台所に立たせたのにそんなチンタラしてんだお前。

 

オオオイお前ピアノ弾きに行こうとすんじゃねえマヌケ。
こいつなぁぁんでこいつこんな食べ物関連になるとやたら動作中断すんだぁ??
マヌケか?

 

よかった、今日は間に合いました。
でも遅刻です。
ごめんなあうちのマヌケがマヌケで。

ではまた次回。

※アプデ対策などあり、暫くは総集編の投稿頻度が上がるかもしれません。
 とりあえず明後日は総集編4-1をお送り致します。

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