Aquaです。
【前回のあらすじ】
バスルームを白くしました。
【主な登場シム】
ウィロー・ハイデ
Heide Willow
願望:ルネッサンスシム
特質:本の虫 生真面目 自信家
ウィロー十一代目。
サン・マイシューノに移り住みました。
ヒル・エイミー
Aimee Hill
特質:ロマンチック 盗み癖 家族志向
嫌いな活動:フィットネス
アートセンターで出会ったシム。
盗み癖があるのがおっかないです。
盗み癖との戦い
冬祭りに続き大晦日が終了。
十年目の始まりです。
子育ての本を読んでいるようですね。
まあ最近ハイデ周りでよく子供ができましたからね、
ちょっと影響されたんでしょうか。
バウマイスター・ティモシーというのが家にやってきました。
ハイデの本読み仲間です。
ティモシー:もう読むものがなくなっちゃって、困ってるんですよ。ハイデ姐さんなら何かいい本を知らないかなと思って来たんだ。
ハイデ:知ってると思うけど、最近僕は教本しか読んでないよ。それでもいい?
ティモシー:あーあんまりそういうのは興味ないんですけどね。でも姐さん好みのものならなんでもいいですよ。
ハイデ:読むものがないだなんて羨ましいね。こっちはまだまだ読み足りないくらいなのに。
ティモシー:そこはほら、こないだまで高校生だったから。面倒なことは姉ちゃんがやってくれましたし。ま事あるごとにあっちばっかり褒められたのは癪でしたけど。
ハイデ:そうか、弟っていうのはこういう考え方なのか。案外ヘリオスもそんなふうだったりするのかな。
ハイデ:「姉ちゃん」といえば。最近フランシスに会った? 元気してる?
ティモシー:まあそれなりに。ハイデ姐さんが会いたがってたって言っときましょうか。
ハイデ:あ、いや、そこまではしなくていいよ。ありがとう。最近学校の仲間と会う機会も減ってきたから、少し気になってただけ。仲良かった後輩もママになってから全然会えなくなっちゃったよ。
おしゃべり便器が壊れました、
修理に時間がかかっています。
器用さスキルにも触れておきましょうか。
『死なないように!』だなんてまあなかなかなタイトルの本ですが、
本当に死ぬこともありますからねえ修理の時は気をつけないと。
このよく分からない空間に作業台を置きました。
これで器用さを鍛えられますね。
さあナイフ立てでも作りましょうか。
言っときますが、この大きさのもんを木の塊から彫るなんてこと、
もしできたら器用さレベル2どころじゃあないと思いますね。
なんつう彫り方してんだおめぇ……
意外と早く出来上がりました。
なんだそのメッセージ。
おーできてます!
ナイフまで作ったのかあんた()
げ!
エイミー!!
いやまあ会いたかったのはそうなんですけど家まで来られるとな。
何か盗まれるかもしれない。
どうします?
ハイデ:来た以上は仕方がないよ。この際冷蔵庫でもフロアランプでも残飯でも、なんでも持って行かせよう。
エイミー:それにしてもなんて素敵なお家。ご自分で改装されたの? 例のフロアランプもご活躍ね。
ハイデ:そうなんですよ。まだ途中ですけど、もっともっと物を足して綺麗にしたいなって思ってるんです。
エイミー:素晴らしいわあ。あたくしの部屋とは大違い。
ハイデ:そういえば、あれからお財布の余裕、無くなりました?
エイミー:綽々ですわ? でもねえ最近新しい働き手を見つけましたの。これでちょっとは潤うようになりましたわ。
ハイデ:ああそれはよかった。どんなお仕事始めたんですか?
エイミー:ごめんなさいそれはお話できませんの。機密事項でしてよ。
ハイデ:はあ……
動き出しました。
一応注意しておきましょう。
本棚へ向かいましたね。
ああ読むだけか。
いたずらスキルの本を取りました。
こちらもそれとなく本を読んでおきまして……
ああ戻しました。
よろしい。
いや待った。
撮れなかった。
今なんか手ぇ「スッ」てやりましたこの人。
本を戻し後に。
なんか盗ってったな?
ただうんざりするようなモーションをしていましたから、
もしかしたら失敗したのかもしれません。
ティモシーまでやってきたわ。
まあ人数が多いほうが都合が良いです。
ハイデ:ティモシー君、ちょっと今来てる人のこと見張るの手伝ってくれないかな。
ティモシー:いいですよ。あの人姐さんの知り合いだったんですねえ。気をつけてくださいよ、僕も前にしてやられたことが……
ハイデ:こんな近くに被害者がいた。
エイミーとチェスを始めました。
一旦集中させれば物を盗る余裕なんてなくなるはずです。
ハイデ:これでどうだ。逃げられませんよ。
エイミー:あら良い手を選ぶのね。勘の良い方だわ。
ハイデ:どうします?
エイミー:そうねえ……
エイミー離脱しました。
バスルームへ向かっています。
ティモシー君おしゃべりしていないで向こうに注意を向けてくれたまえ。
鏡に向かって自分を励ましているようです。
あれか、見られて気まずくなったんですね。
やっぱりさっき何か盗もうとしてたんだ。
エイミー:はあ! 楽しかったわハイデさん。こんなに賑やかなお部屋を見られてわたくし感激してますのよ。また遊びに来たいものだわ。
ハイデ:ええその時はもう少し綺麗にしておきますね。散らかっていては失礼ですから。
エイミー:あらあらそんなに畏まらなくていいのよ? あたくしたちお友達でしょう?
ハイデ:親しき仲にも礼儀ありですよ。
エイミー:そうでしたわね。お片付けの手伝いが入用ならいつでも言っていただければ、わたくしどこからでも飛んでいきますわ。
ハイデ:この規模ならいらないと思いますけど……お気持ちだけ受け取っておきますね。
エイミー:フフ。チェスの続きはまたの機会に取っておきましょうか。
ハイデ:それがいいですね。
ハイデ:ありがとうティモシー君。助かったよ。
ティモシー:いやいや僕は何もしてませんよ。でもあれですよ、友達は選んだほうが良いですよ?
ハイデ:外で会う分にはいい人なんだけどねえ彼女……まあ確かに、僕の周りは変なのが多いからね。留意する。
いやお前もか。
美人だもんなあハイデちゃんなあ!!
今度は執筆の本ですか。
ハイデも書く側になってみます?
そういやハイデってスペンサーにも好かれてましたよね。
まーたゾーイも一緒にきてる。
なんかこないだもこの二人の相手して疲れてませんでした?
どうしてこうハイデの周りには厄介なシムばかり集まるのか……
噂をしていたわけではありませんがエイミーがやってきました。
エイミー:あらハイデさん。昨日ぶりですわね。
ハイデ:エイミーさん運動は嫌いだったんじゃ……?
エイミー:嫌いでもできなければお仕事になりませんの。
ハイデ:立派ですね。
エイミー:それにしても……あなた素敵な体を持ってらっしゃるのね。
ハイデ:え?
ハイデちゃんとうとうエイミーにも色目使われるようになった模様。
やばいやつらにばっか好かれる……(ティモシー「解せぬ」)
しかしこれまでのシムにはないエイミーの強いところは、
色目使うだけでなくたとえ無視されても実際に行動するところ。
ハイデを誘惑してきました。
そういえばこの人ロマンチックなんだったな。
手強いですよ。
大丈夫ピンクゲージは伸びてません。
ハイデにはヒースとヘリオスがいるとはいえ
そういうのは三人で充分なんだ。
一度で諦めるエイミーではないようです。
めっちゃグイグイ来る。
流石に逃げるか。
遅かった。
その場を離れることには成功しました。
蛇口が壊れていますね、器用スキルを発揮するときです。
そそくさと帰ったら押し掛けられました。
ハイデ:あの……なんの御用で。
エイミー:何って、決まっているでしょう? チェスの続きをしにきましたのよ?
ハイデ:あ……ああ! チェス、チェスね。いいですよ。
エイミー:じゃああたくしから行きますわね。
ハイデ:どうぞ。……エイミーさんてなんでその……“そういうクセ”があるんです?
エイミー:さあわたくし自身にもなんとも。でも癖ってそういうものじゃありません?
ハイデ:まあそうなんですけど。友達としてちょっと困るなあって。
エイミー:そうでしょうね。ああでもそう、わたくし素敵なものに目がありませんの。アートセンターの絵とか、この家の内装とか、ハイデさんあなたもそうですのよ?
ハイデ:ああっ今そういう揺さぶりはかけないで……
エイミー:これも戦術の一つですわ。ねえハイデさん?
ハイデ:もう。ほら置きましたよ。
エイミー:はい、メック。
ハイデ:メック!? どこがメック。あ、これか!
エイミー:まだ巻き返せるわ諦めないで?
ハイデ:大丈夫ですよ。
ハイデ:こっちもほら。メック。
エイミー:あらホント? 互角といったところかしら。これでどう?
ハイデ:互角だなんてそんな。自惚れないで下さい。
ハイデ:残念ですけど、メックチェイク。
エイミー:ええ? ……あらあお強いのねハイデさん。降参だわ。
ハイデ:僕の勝ちってことでいいですよね!
エイミー:仕方がありませんわあなたの勝ち。でもますます興味が湧いてきましたわ。また手合わせしてくださる?
ハイデ:何も盗まないなら、まあ、いつでも来ていいですよ? 勿論僕目当てでも。
エイミーとのチェス勝負はハイデの勝利。
家の防衛においてもハイデの勝ち……と言いたいところですが、
代わりに大変なものを少しだけ盗まれてしまったからなあ。
おあいこといったところでしょうか。
それじゃあ、今回はここまでにしておきましょう。
また次か
なんすかこれ。
ヒース死んだんですけど。
しかも修理に失敗して!!
これだから!
だから!!
器用さは磨かなきゃあだめなんだよ!!
次回に続きます。