Aquaです。
シムズをやっているとき限定なのですが、
最近またKP41病に悩まされるようになりました。
ゴミクズが。
【前回のあらすじ】
ジェイニーが家出しました。
【主な登場シム】
ドラモンド=ウィロー・フローラ
Flora Willow-Drummond
願望:マスター・ヴァンパイア
特質:一匹狼 悪人 完璧主義者
ウィロー八代目。
家畜に逃げられました。
頂点に立つ者
夜。
家の近くでイヴォンを発見しました。
フローラ:まずはあいつを頂こう……。
家畜として奪い取ったジェイニーに逃げられた今、
外へ出ないと食事ができないんですよね。
フローラ:どうせ味はもう一人のほうと同じなんだろうけど。
フローラ:ああッ、もう……どいつもこいつも髪が多いな……!
ぢゅうううぅぅぅ……
フローラ:んんまあ……こいつじゃないほうよりは美味しいかな。
アシュリーと違って、イヴォンには善人特質はついてません。
海の子なんですって。
……そういや、
ジェイニーが釣り人やってますけど、一緒に住んでて大丈夫なんですか?
あら、フクシアのやつ科学者やめちゃったんですね。
何かあったんでしょうか。
ジムで鍛えていたら、
ロミーに指導されました。
力強くなったよなあアンタ……。
フローラ:ちょっと痩せた気がする。
いやこれ以上痩せなくていいのよアンタは。
見なさいよそのほっそい腕。小枝か?
フローラ:しかしあいつ……やれ力を抜けだの肉を食べろだの偉そうに……。
昔はしょっちゅう病院来てたのにね。
そういや味見がまだでした。
ガブリ。
退屈そうですね、
どうかしましたか。
フローラ:退屈に説明なんている? 最近闘ってないし、食事はわざわざ探さなきゃいけないし、あんまり位階もあがらないし。なんかね、つまんないんだ。
してるじゃん説明。
ナイトクラブ行くと色んなのが絡んできますね。
あれはエリントン・マリオン。
イライジャの妹です。
マリオン:あんた前に会ったことがあるね。
フローラ:ッさァ~~~覚えてないすけど。
マリオン:あるよお、私ゃ記憶には自信があるんだ。
フローラ:はァ~~~そうすか。
実際、彼女の言う通り、
二人はだいぶ前に会ったことがあります。
あの時は髪を隠していたので、覚えていなくてもまあ仕方ないかな。
フローラ:会ったことあるからなんだって言うんですか。
マリオン:いいじゃないかあ、一期一会で終わらなかったんだ、めぐり合わせと思ってさ。
フローラ:こんな狭い世界で何が巡り合わせだ。
ホントよホント。
だってそんなこと言ってたらほら、
奥にいるリアとか巡り合わせ悪すぎって話になりますからね。
何回襲われてんのあの人。
今日はやたらと登場シムの画像に載ってるシムたちと会いますねえ。
普段あんなに出てこないのに。
そういやシドニーの血を吸うのって初めてですね。
吸っておきましょう。
増税でもしたんか?
フローラ:悪くはない。ただやっぱり……神の飲み物には及ばない。
ジェイニーが植えたこの植物。
ある日フローラはこれを、
全て引き抜き捨てました。
フローラ:自分で世話を放棄したんだ、何をされても文句は言えまい。
えっそれってフローラあなたのこt
……他にはそうですね、
スパーリング二戦目をしたりだとかしました。
ヒエロニムスのときよりまともに戦ってる気がする。
今回もまたフローラの勝ち。
敵なしですねあなた。
フローラ:いや、それでもなんか面白くない。私の夢……こんなものだったかな……。ヴァンパイアを学ぶのもとうに終わった。闘ってもどうせ私が勝つ。このまま何もしなくても、そのうち私はグランドマスターになってる。何か……何かもっと私の心が満たされる何か……どこかにないものか……
また長い休眠を挟み、
なんとなしにバーカウンターに立ったその時。
ひとつ考えが浮かびました。
フローラ:「ヴァンパイアは私だけで充分」。そもそもその考えあってママを殺したんだった……。やはりこんなところで腐っている場合じゃない。
フローラ:位階は当然上げるし、ヴァンパイアの研究も続ける。そして鍛錬も怠らない。そして大事なところ、同族に対しては……
ヒエロニムスが来ていますね。
ヒエロニムス:やあフローラ。
フローラ:ああちょうどお前を呼ぼうと思っていた。よく来たね。
ヒエロニムス:なに? 私に興味があるのか?
フローラ:ない。一つ確かめたいことがある。手伝いなさい。
ヒエロニムス:拒否権はないみたいだな。
フローラ:私は勝者だからね。
彼とスパーリングの再戦を行います。
ヒエロニムス:なに、ほんとかい。ちょうどそれで来たんだ。どうやら我々は気が合うようだな。
フローラ:偶然でしょ。
ヒエロニムス:さあ今度は負けんぞ、掛かってくるんだ!!
フローラ:遠慮なく!!
ヒエロニムス:うぅっ!?
えぇまたそんなあっさりカタついちゃって……
フローラ:フハハ、前より早かった。
ヒエロニムス:こんなはずでは……
フローラ:さあ立てヒエロニムス。お前で試したいことがある。
ヒエロニムス:えぇ今のじゃなかったのかい……
フローラ:これはただの余興。続きはドリンクでも飲みながらどう?
ヒエロニムス:ああ……そうだな。
ヒエロニムス:きみが作ってくれるのか、嬉しいな。
フローラ:敗者に施しを与えるのが勝者というもの。違う?
ヒエロニムス:あ、ぅんまあ、そうだが。……なんとなくきみはそういうイメージが無くてな。
フローラ:ロクに知らないのによく言う。
ヒエロニムス:それもそうなんだが。
ヒエロニムス:なんだそれは。なんか臭くないか……?
フローラ:いいから飲め、ヒエロニムス。高かったんだから無駄にするな?
ヒエロニムス:ああ。
ヒエロニムス:それじゃあ頂きま……ウグ!? これはッ……ニンニクか……!? いや……
ドリンクを飲み終えると、
ヒエロニムスの体が浮き始め……
ヒエロニムス:な……なんだ……?
ヒエロニムス:なあ! フローラ! 私に……私に何を飲ませた!?
ヒエロニムス:アアァァァーーーーーッ!!
ぐるぐる周り続けた彼の体は突然ビカァッと光り、
何事もなかったかのように落ち着きました。
ヒエロニムス:なんだったんだ今のは、妙な気分だ……。私にニンニクを飲ませたのか? よく作れたな、きみだって苦手だろう?
フローラ:正直二度と作りたくない。あんなものは。
ヒエロニムス:何を飲ませたんだ、そろそろ教えてくれよ。
フローラ:あれはヴァンパイア治療薬。あれを飲んでお前は……人間になった。
ヒエロニムス:えっ……あ、どうりで。どうりでなんか体がずっしりするわけだ。あと夏だからかな、暑い。
フローラ:他には?
ヒエロニムス:そうだなああんまり思い浮かばないが……腹が減ったな。こんな感覚久々だよ。
フローラ:なるほどね。
フローラ:用は済んだ。いい実験台だったよ、ヒエロニムス。
ヒエロニムス:ぁ、あ……?
どうでしたか、ヴァンパイアを人間に戻してみて。
フローラ:手応えはあった。これならあいつも容易にやれる。
あいつとは。
フローラ:わかるでしょ? 我が師リリス。頂点に至るには当然あいつも倒さないと。ただ……どうやってあれを自然な流れで飲ませるかが問題でね……
はあ。
フローラ:一つ考えがあるけど、それには力をつけないと。
そういって、フローラはジムに向かいました。
暫くはこれと休眠の繰り返しです。
今回はここまでにしておきましょうか。
また次回。