Aquaです。
【前回のあらすじ】
【主な登場シム】
ウィロー・ハイデ
Heide Willow
願望:ルネッサンスシム
特質:本の虫 生真面目 自信家
ウィロー十一代目。
サン・マイシューノから帰ってきました。
ヒル・エイミー
Aimee Hill
特質:ロマンチック 盗み癖 家族志向
嫌いな活動:フィットネス
ハイデの友達。
盗み癖があるのがおっかないです。
リーヴィス・ヘリオス
Herios Leavis
特質:外交的 忠実 子供嫌い
ハイデの弟。
跡継ぎ作るのはこっちに期待してたんだけどなあ。
そりゃ確かに「産む」とは言ったが
さて、
今後ハイデがやることをまとめます。
・改装
・サイエンスベビーを産む
・愛の日を過ごす
・誕生日を迎える
まあ愛の日を間に挟んで改装してからだな。
子供を産むのは。
つってもどこから手を付けるかだなあ。
どの部屋を何の部屋にするかから考えます?
ハイデ:うーん……
ハイデ:正直……この家はもう見慣れてるからなあ……問題点がわからないというか……
そうなんだよな。
わかった、
じゃあ今度は前と逆のことをしましょう。
引き算するんです。
ハイデ:なるほど。悪くない。
とりあえずテレビ・パソコン・オーディオを取っ払い、
空いたスペースに椅子を置きまくりました。
何か必要なものがあれば都度変えていく予定です。
あとは三階をなくしました。
もう誰もピアノ弾きませんし、
存在意義がありませんでしたからね。
やっぱ三階ってのはそうなる運命にあるんだなあ。
本当はもうちょっと色々なくしたかったんですが、
それもまあ難しい。
だってこの家、思い出の品が沢山ありますからね。
例えばほら、
奥にある椅子はクロエが死ぬ前に座っていたやつ。
今ハイデが遊んでいるチェスは、かつてルイーズがプレゼントに貰って、
ウォルターやクローディア、あとカテリーナが遊んでいたやつですからね。
第八部ばっかだな。
この部屋も色々ありますね。
ボウの絵、キャリーの登山トロフィー、
クロエが貰ってきた置物、フクシアが作った橋、
ハイデが置いてたランプに、誰が貰ったかもわからんバニー優等賞等々。
ああ、懐かしい。
クロエが作ったロケットですよ。
まだあの頃は昔の家だったんだもんなあ。
今この家にあるもので一番古いのってなんだろう……。
右側にある白い花束の像と、中央奥にある柱は結婚式系のオブジェクトです。
確かあの二つはボウ時代にはもう既にあった筈なんだよな。
となるとあれになるのかしら。
おや。
花の像はもう一つあったんですか。
じゃさっきのとこれと、どっちかがマリーの結婚式で手に入れたもので、
どっちかがキャリーの結婚式のときの奴ってことになりますね。
あ、待て、イヴォンのときのだったかも知れねえ。
横のドラゴンはこないだハイデが作ったやつ……ではなく、
昔ベルがセオドリックから買ったやつです。
待てよ?
このピンクの椅子と奥のフロアランプのほうが古くないか?
あれは確か最初期も最初期に買ったやつだったような。
とまあね、
色々置いてあるウィロー家ですよ。
そりゃあ軽々に手を付けるわけにはいきませんて。
だから昔一度更地にしたわけですが。
んでハイデあなた、
今日は何かするんですか?
いつの間にか愛の日ですよ。
ハイデ:うーん、愛の日かあ。あんまり興味はないかなあ。でもエイミーから何か連絡とか来たら、デートでもなんでも行くつもりだよ。なんだか予感がするんだ。
結局あれよあれよという間にそういう関係になったなあ……
基本常に断絶の危機と隣り合わせなのにいつもこれだ。ベルの呪いだわ。
イヴォンはほんとによくやったよ。
噂をすればなんとやら。
あれ、絵ぇ描くんですか?
なんか久しぶりじゃなぁい?
ハイデ:ギターを弾いてたら急にひらめいたんだ。
ぼへー。
ハイデ:凄いの描くから、期待しててよ。
お、言いますね。
流石自信家だ。
流石自信家だ。
ハイデの予感通り、エイミーからデートの誘いが来まして。
夕方から夜はそれで過ごしました。
(特に語ることはなかったのでここはカットで)
んでは、両親の間に愛があると確認しましたので、
今のところ家にいじる箇所も無さそうなので、
産ませたいと思います。サイエンスベビー。
いってらっしゃい。
覚悟の準備はできています。
(だから「覚悟の準備」ってどういう状態だよ)
え嘘、もうできたの。
急展開すぎるだろ。
いや私はてっきりいつものように妊娠期間を挟んで産むのかと思ってましたよ??
何それ病院行ったらその場で生まれるって。
そら流石に覚悟も準備もへったくれもねえよ!?
びっくりしたわ割りとマジ本気で。
……で、名前はなんとします。
女の子かあ困ったなあ……。
んまいいや。
Hの次はI。
アイビーとしましょう。
うわあほんとにもう生まれた……
本を沢山読んでおいてよかったですね。
お陰で、多少知識がある状態で子育てを始められます。
そういや、こないだ赤ん坊を育てるストレスを味わうためのロボット赤ちゃんとやらを見てきましたよ。(現実の話)
いやあくまで機械を見ただけですけど、世の親たちは大変ですね。
そしてうちの親には感謝しなければ。さぞ手がかかったことだろうなあ私の時は。
赤ん坊か。あーやだやだ。
ハイデ:どんな子に育つんだろう……へへ、楽しみだなあ。
いいんですよ今から蝋燭を何本も与えて一気に育ててやっても。
あそっか、そうだよな、
シムって蝋燭消すだけで一時間のうちに子供から老人にまでなれる生き物ですし、
病院行って即赤ちゃんになるのも別におかしいことではないのか。
きっと培養機の中で蝋燭与えまくったんだ。
嫌だそんな生まれ方した赤ちゃん……
ベル:そんなパパッと子供ができるなんて……いいなあ。
頼むいい加減あんたは成仏してくれ。
子孫たちを呪わないでくれ。
ベル:ちょっと羨んだだけじゃんいいでしょこれぐらい。
あぁそれはそうだ。
多分アイビーは母親のお腹を使わずに生まれてきたのでしょう。
ハイデは娘が生まれたばかりだというのにケロッとしてます。
そりゃ産後どころか妊娠中にダンスしてるような奴らも平気でいる世界ですけど、
なんていうか、見たところ歴代の母親たちと比べてもかなり元気なんですよね。
もうこれ親はハイデ一人で充分じゃない?
ハイデ:そんなわけないだろー? 僕にじゃなくてアイビーには必要なんだよ。
そうでした。
予定よりかなり早くなりましたが、
エイミーに引っ越してきてもらいました。
とりあえずこれで親の問題は片付きました。
後は子育てをするのみ。
お前なあ……
?
なんか珍しいメッセージがスペンサーから届きましたが。
どうぞ?
あれぇーなんか違うやつが来たぞ?
ヘリオス:やー! 姉ちゃんおめでとう! これで一族安泰だね! どうなることかと思ったけど良かった良かった。
ハイデ:ヘリオス……いや、敢えては言わない。僕も同じことを言っていたと思う。
ヘリオス:ところで姉ちゃん、このケーキは?
ハイデ:僕の誕生祝いだよ?
ヘリオス:えっ、もうそんな時期!?
ハイデ:そうだよ~僕の誕生日忘れた?
スペンサー:弟君、僕らもう若くないんだ。そういう時期さ。
ヘリオス:そうなんだ……いや、たまたま遊びに来ただけだったけどいい時に来られたな。
ハイデ:そっちはなんで来たの?
スペンサー:そりゃあもう。友達の誕生日だからね。
ハイデ:おかしいな、パーティーはこないだやったから今日はいいかと思って誰にも言わずにいたんだけど。
スペンサー:寂しいこといわないでよ。友達じゃん僕ら。ね? それにお隣さんじゃん。
ハイデ:えそうなの!?
ハイデ:じゃあなんか、思ってたより人が多いけど、消すよ。フーッ!!
ハイデは大人に成長しました。
やっぱ鍛えたシムは老けねえなあ。
目の下がちょっと弛んだ程度です。
はい、そんなわけで、
歴代でも割とヘンテコな部類の一家がここに誕生しました。
ちょっと早いですが今回はここまでにして、
次回から様子を見守っていくこととしましょう。
エイミー:ところで、あのフロアランプは持ってこなかったのね。
ハイデ:うん。持ってこられるならそうしたかったんだけど……ごめんね。
エイミー:いいのよ。また隙を見て用意するわね。
ハイデ:え、いや、だったら一緒に買いに行かない?
エイミー:……ふぅ、仕方がない。そうしましょ。
ハイデ:盗むつもりだったんでしょ。
ではまた。